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丈夫で育てやすい!イモ科の観葉植物を育てよう

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
お部屋の雰囲気をやさしく爽やかに演出してくれる観葉植物ですが、その種類は実にさまざま。
意外と知られていませんが、人気の観葉植物の定番にはイモ科のものが多く含まれています。
育てやすくて種類も豊富なことがイモ科の魅力でもあります。
その特性を理解して、もっとイモ科の観葉植物を暮らしのなかに取り入れましょう。

 

たくさんあるイモ科の観葉植物

イモ科で世話が簡単で扱いやすく、定番とされているものとしてポトスモンステラがあります。
実はこれはサトイモ科に属しているもの。
ほかにもクワズイモアンスリウムもこの仲間なのです。

イモ科の特徴は、気温の変化に強く丈夫で育てやすいということ。
加えて見た目も個性的な品種がそろうので、お好みの1鉢も見付けやすくなっています。
中でも今回は「クワズイモ」についてご紹介していきたいと思います。

 

クワズイモは種類がある

大きな葉を広げワイルドな印象を与えるクワズイモ
葉の形状もスタイリッシュでインテリアグリーンとして好まれています。
特徴があるのは葉だけに及びません。
サトイモ科ではありますが、土の中にイモができる代わりに太い棒状の根茎が地上に伸びていきます。
この特徴的な根茎とパラソルのような葉のコントラストが個性を醸し出しています。
「クワズイモ」には、大きく育つクワズイモの他、葉や株が比較的小型のシマクワズイモなどの種類あります。
いずれも育て方は同じですので、好みに応じて選んでください。

クワズイモ

Alocasia odora

サトイモ科
クワズイモ属
別名 アロカシア、出世芋
原産地 中国、台湾、東南アジア、インド
形態 多年草とか

耐寒性:やや弱い / 耐暑性:強い / 耐陰性:あり

クワズイモはどう育てたらいい?

日本国内でも温暖な地域では自生する植物だけあって、丈夫で成長も早くなっています。
その成長のスピードから「出世芋」と呼ばれることもあるほどです。
大きく育てれば、お部屋のメイングリーンとして主役をはれる品種です。

寒さに対しても、耐寒温度は5度ですから冬場でも室内で管理すれば枯れることはありません。
春を過ぎて育成期に入ったら、日光不足を避けるために一日のうち数時間は日が当たる場所に移動させましょう。

一番気を付けるべきポイントは水やりです。
高温多湿を好む植物ですので、土が乾いたら水をたっぷりと与えます。
鉢の底から染み出すくらいが目安です。
さらに、年間を通じて葉に霧吹きなどで水分を与えます。
春から夏にかけては意識的に行うことで成長を助けます。
ただ、冬場になったら水は控えめに。
与えすぎると根腐れを引き起こします。
土の表面に注目し、乾いてから数日待って水やりをするくらいがちょうどです。

 

剪定と植え替えがポイント

形よく大きくしていくためには、剪定と植え替えが必要なのはほかの観葉植物と何ら変わりません。
とりわけクワズイモの場合には、生長が早いので植え替えを忘れていると、鉢の中で根詰まりを起こしてしまい新しく出てくる葉も小さくなりがちです。
新しく出てくる葉の成長がかんばしくなかったり、鉢の底から根がはみ出していたりするようであれば植え替えを検討する時期です。
植え替えに最も適した時期は5月前後です。
ただし、根詰まりするほどに成長しているのならば、冬以外の季節ならば時期を問わず行った方がよく育ちます。

鉢は今のものよりも一回り大きなものを用意します。
古い土をざっと落とし、傷んだ根が目立つようならばカットします。
そうした処理を施してから新しい鉢に移します。
植え替え直後はたっぷりと水やりし、日陰で様子をみましょう。
小さなものや中くらいのサイズならば毎年5月に植え替えます。
大きな鉢でも、2年に1回は行いましょう。
春から秋にかけての育成期には、2週間に一度ほど液体肥料を与えるとより効果的です。

室内に置くことを考えるならば、用土も水はけ・水もちに優れた観葉植物専用のものを使いましょう。
手近にあるからといって、培養土を用いると臭いが気になります。

日当たりが不足したときや寒さにやられた場合に、葉が貧弱に伸び垂れてしまいます。
そうなると観葉としての体をなしません。
見苦しくなった葉は取り除きましょう。
伸びすぎて古くなった葉も、黄色くなり見た目を損ねます。
古い葉は付け根からカットしてください。
このとき、樹液が肌につくとかぶれるのでゴム手袋などで手を保護することを忘れずに。

 

イモ科の植物をインテリアに

グリーンが部屋にあるだけで和みの空間となりますが、意外に難しいのが置き方です。
せっかくの素敵な観葉植物も、置き方しだいで雑然とした印象を与えてしまうこともあります。
特別なテクニックがなくてもセンスよく見えるのは一隅にまとめてしまう方法です。
一カ所に集めることで、お手入れも楽になるというメリットもあります。

どんな空間にもしっくりとなじみ、存在感のあるのがクワズイモの魅力です。
大きなものならば、1鉢だけでもインテリアとして空間を引き締めてくれます。
成長過程で株分けしたものがあれば、小さな鉢もいっしょに並べることでリズムが生まれます。

メインに大きく背の高いものを据え、周囲をほかのサトイモ科の観葉植物と組み合わせるのも相性と育てやすさの点からおすすめです。

育てやすく丈夫なポトスは初心者でも枯らしにくく、種類も豊富で葉の色や形も画一ではありません。
ツル性という特性を活かしてハンギングスタイルで飾れば空間に奥行きを持たせることができます。
葉に独特の切れ目が入るモンステラや、トロピカルな雰囲気を醸し出すアンスリウムもサトイモ科の仲間です。
同じサトイモ科でもバリエーション豊かな観葉植物を、あなたもインテリアとして取り入れてみませんか。

 

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