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食べられない?観葉植物クワズイモを長持ちさせる育て方

クワズイモ

クワズイモ

Alocasia odora

サトイモ科
クワズイモ属
別名 アロカシア、出世芋
原産地 中国、台湾、東南アジア、インド
形態 多年草とか

耐寒性:やや弱い / 耐暑性:強い / 耐陰性:あり

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
観葉植物のなかでも特に葉が大きいクワズイモは、独特な形状で室内や庭先を彩ってくれることから、家庭や商業施設などさまざまなところで栽培されています。
クワズイモを長持ちさせるために、育て方や管理方法を知っておきましょう。
この記事では、クワズイモの季節別の育て方や、トラブル対策、植え替え時期などについて解説していきます。

食用にできる?サトイモ科のクワズイモ

クワズイモは、サトイモ科クワズイモ属の常緑性多年草です。
また、クワズイモは中国南部、台湾、インドシナや、日本の四国、九州南部、琉球に自生しているといわれています。
長崎県五島市にある八幡神社では指定天然記念物とされており、日本人にも馴染みの深い植物といえるでしょう。

さらに、クワズイモはその名前から、しばしば「食べることができるのでは?」と思われます。
しかし、クワズイモはサトイモに非常に似た見た目であるにもかかわらず有毒性です。
クワズイモは充分に晒して食べることができるとされていますが、処理が不十分であると中毒を起こす可能性があると知っておきましょう。

また、クワズイモの最大の特徴は、大きなハート型の葉にあるといえます。
太い幹から緑色の太い茎がのび、さらに大きなハート型の葉が広がるクワズイモは観葉植物のなかでも存在感があるため、インテリアとしても重宝されています。

季節別に解説!クワズイモの育て方

クワズイモを育てるときには、季節に応じて育て方を変える必要があります。
まず、クワズイモを育てる場所についてです。
春から秋にかけては屋外の日なた、冬は屋内の日なたに置くようにすると良いでしょう。
クワズイモは、午前中日光が当たる場所に置いておくとよく生長するといわれているため、暗室などに置き続けることのないように気をつけることがポイントです。
ただし、春から秋は、屋内でも日なたなら育てることはできます。
また、エアコンの風が直接当たると葉が傷むため、クワズイモを置く場所にも十分に配慮することが欠かせません。

さらに、クワズイモを長持ちさせるためには、水やりの仕方も季節に応じて変えてみましょう。
15度以上の場合は土の表面が乾燥したらたっぷり水やりをします。
また、15度以下になると生長が緩やかになるため、乾燥気味に育てていくことが求められます。

Alocasia odora

日陰に長期間はNG!トラブル対策を知っておこう

クワズイモを育てているときには、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
具体的なトラブル対策を心得ておき、クワズイモを長持ちさせるために役立てていきましょう。
まず、クワズイモを育てていて、葉が垂れ下がってくる場合があります。
これは、日陰で長期間育てていたことにより、茎部分が細くなってしまい、葉の重みに耐えられなくなったことによって起こっている現象です。
クワズイモは日当たりを好むという特徴があるため、長期間日陰に置いておくことは避けるべきです。
クワズイモの葉が垂れ下がってきたら日なたに移動させ、丈夫に育てるようにすると良いでしょう。

次に、クワズイモの下の方の葉が黄色く変色することがあります。
古い葉が黄色くなるのは、新芽に養分を取られていることが原因といわれています。
そのため、クワズイモの黄色の葉を見つけたら、茎の根元からカットしてあげましょう。

クワズイモのベストな植え替え時期とは

植え替えの作業は、クワズイモを育てるうえでは欠かせないものです。
クワズイモの根が生長すると、鉢のなかで根が伸びるスペースがなくなってしまい、順調な生育が阻まれる恐れがあります。
そのため、1~2年に1回程度、根詰まりや根腐れを起こさないように植え替えを行うことがポイントです。
鉢の底をのぞいたときに、鉢底から根が出てきているのが確認できたら植え替えを行いましょう。

クワズイモの植え替えをするときには、今まで植えていた鉢よりもひと回り大きいサイズの鉢を用意しておきます。
そして、鉢穴には鉢底ネットをかぶせて、水はけのよい土を少量入れて準備をしましょう。
ここにクワズイモの株を入れていきます。
根を傷つけないよう手でもんだり、割りばしでつついたりしながら土を崩すようにします。
このとき、太く長い根や黒ずんで腐ってしまっている根については切り取り、取り除いておきましょう。
クワズイモを置いて周りに土をかぶせていき、水やりをして植え替えの作業は完了です。
植え替えが終わった後は、クワズイモの株が土に慣れるまで半日陰で育てると株が長持ちします。

インテリアにも!クワズイモの大きな葉を楽しんで

クワズイモは大きな葉がダイナミックで、室内のインテリアとしても存分に楽しむことができます。
「部屋にグリーンが足りなくて、何だか寂しい」と思うのであれば、トロピカルな雰囲気を演出してくれるクワズイモを栽培してみると良いでしょう。
クワズイモは高温多湿を好み、乾燥に弱いという特徴を持っている観葉植物です。
そのため、育て方のコツや管理方法を心得ておく必要があります。
水やりや植え替え時期などの正しい育て方を知っておけば、初心者でもクワズイモの株を長持ちさせることは十分に可能です。
室内でも緑を楽しみたいなら、ぜひクワズイモを栽培してみましょう。

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