IN NATURAL オンラインストアへのアクセスはこちら

ラベンダーの効果を利用!安心安全な虫除けグッズの作り方

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
窓や玄関から虫が侵入し、室内を飛んでいると不快なものですよね。
ただし、虫除け対策をしたいと思っても、赤ちゃんなどがいると安全性が気になってしまうことでしょう。
そんなときに便利なのがラベンダーです。
ラベンダーには虫除けの効果があります。
そこで、赤ちゃんがいても安心して使えるラベンダーを利用した虫除けグッズの作り方を紹介します。

簡単にできる虫除けスプレー

強い薬剤が含まれているものもある市販の虫除け剤に不安がある場合には、ハーブを使った手作り虫除けスプレーを使うと安心です。
ハーブにはさまざまな種類がありますが、芳香剤としてよく利用されているほど香り高いラベンダーは、虫除け対策に適した種類となっています。
虫が苦手とする強い香りを放つため、虫が近寄りにくいからです。
さらに、抗菌・殺菌効果がある点も虫除けに効果があります。
そして、ケミカルなものが含まれていないため、虫除けとして使用する際、赤ちゃんにも自然にも優しい点が魅力です。

ラベンダーの虫除けスプレーを作るには、材料としてラベンダーの精油のほかに、無水エタノール、精製水が必要です。
無水アルコールとは濃度の高いアルコールを指します。
洗浄力が高く、水で薄めることによって消毒や掃除などさまざまなシーンでの使用が可能です。
一方、精製水とは不純物が含まれていない水で、ドラッグストアなどで購入できます。
さらに、材料を混ぜる際に必要なプリンカップくらいの大きさをした容器と、作った虫除け剤を噴射するときに使用するスプレーボトルも用意しておきましょう。

作り方は簡単な5ステップです。まず、最初にカップ容器に無水エタノールを小さじ1入れます。
次に、容器にラベンダーの精油を3~5滴垂らして加え、続けて無水エタノールと混ぜましょう。
精油は水に溶けない性質があるため、しっかりと混ぜておくことが大事です。
そして、無水エタノールとラベンダーの精油が混じっているところに、さらに精製水を大さじ3加えます。
最後に、すべての材料を混ぜた液体をスプレーボトルに移し、ボトルを良く振り混ぜればでき上がりです。

ラベンダーのドライフラワーを作ろう

ラベンダーをドライフラワーにして虫除け対策をすれば、虫除けをしている印象を強く持たせずに、インテリアの雰囲気を壊すことなく自然な見た目で対策を取ることができます。
ドライフラワーはシンプルで大人っぽいモダンなテイストの部屋にも、カントリー風なインテリアにも合わせることが可能です。
ラベンダーはドライフラワーになっても香りがしっかりと残るため、虫除けの効果にも期待が持てます。
加えて、ラベンダーの場合、生花からドライフラワーを簡単に作れる点も魅力です。
花を束ねて、風通しの良い場所に1〜2週間ほど吊り下げておけば作ることができます。

ただし、きれいなドライフラワーにするには4つのコツがあります。
1つ目が、吊り下げて乾燥させる際にラベンダーの花びらをあらかじめ重ならないように広げておくことです。
花びらの重なった場所があると完全に水分が抜けない箇所が出てしまいます。

2つ目は、葉を事前に抜き取り、葉数をできるだけ減らしておくことです。
風通しが良くなり、きれいに乾燥しやすくなります。また、乾きが良くなるため、乾燥時間の短縮にもつながる方法です。

3つ目は、乾かす時間を十分に取って、水分が花や葉などから完全に抜けるまで待つことがポイントとなります。
乾燥が不十分だと、カビが発生する原因となるため注意が必要です。

そして、4つ目は直射日光に当てて乾かさないことです。
ドライフラワーはしっかりと乾燥させることが重要となりますが、いくら乾きやすいからといっても直射日光は刺激が強すぎます。
太陽の強い光によって枯れてしまったように色あせてしまうこともあるため気を付けましょう。

ドライフラワーをサシェにしよう

ラベンダーの香りによる対策方法には、サシェを使った活用法もあります。
サシェとは、布袋や紙袋などにドライフラワーや乾燥させたハーブなどを入れて使う匂い袋です。
基本的には、袋のなかにドライハーブを入れて、袋の口を閉じるだけなので、材料も工程も少なく簡単に作れます。
ドライハーブを入れる袋はどのようなものでも構いませんが、吸水性や撥水性に優れたリネンのものだと、香りが広がりやすくなるでしょう。
また、ガーゼなどでできた巾着を使って、ドライフラワーの花の部分を集めて入れると持ち運びがしやすく便利です。

抗菌や殺菌効果があるラベンダーを入れたサシェなら、扉のノブなどにぶら下げておくだけで虫除けとして使えます。
さらに、ラベンダーの香りをカーテンやクッションなどの布製品に移すのも虫除け対策です。
カーテンやクッションなどにラベンダーの入ったサシェを軽く押し当てると香りを移すことができます。
ほかにも、睡眠時にサシェの中身をビンなどに入れて、枕元に置いておくと、虫除け効果に加えてリラックス効果も得られるでしょう。

安全で快適な自然派の虫除け

ラベンダーが持つ自然の力を利用した虫除けなら、赤ちゃんをはじめ誰にとっても安心安全な環境で使うことが可能です。
さらに、活用方法によってはインテリアを楽しんだり、リラックス効果を得られたりもします。
ラベンダーは苗の鉢植えだと初心者でも育てやすく、庭はもちろん、玄関先やベランダなどでも気軽に楽しむことができる植物です。
5月下旬~7月上旬にかけて収穫期となります。
紹介した方法などを参考にしながらラベンダーを上手に生活のなかに取り入れて、快適な生活を送るとよいでしょう。