こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ウッドデッキは開放感がありますが、その代わりに近隣から見えやすいという問題があります。
せっかく設置したのに、視線が気になって気持ちよく利用できないと残念ですよね。
対策としてウッドデッキに目隠しを付けると、家族でのびのびと過ごせるようになります。
そこで今回は、目隠しの種類や注意点などを詳しく紹介します。
ウッドデッキに目隠しを付ける理由
目隠しを付けるのは、その名のとおりウッドデッキを他人の目から隠すためです。
通行人や近隣住宅からの視線を防げるので、プライバシーの保護に役立ちます。
天気の良い日は座ってお茶を楽しんだり、日向ぼっこをしながら眠ったりするなど、ウッドデッキの使い方はさまざまです。
ただし、くつろいだスタイルで過ごすということは共通しています。
そのような姿を他人に見られることに、抵抗がある人は多いでしょう。
道路や近隣住宅との位置関係にもよりますが、とても近い距離から見られてしまうケースも珍しくありません。
夜間や早朝以外は、ほとんどの時間を誰かの視線に晒されているウッドデッキもあります。
そのような状態ではリラックスできないだけでなく、何をしているのか筒抜けなので防犯面も良くありません。
子どもを遊ばせる気にならないのではないでしょうか。
こういったデメリットがあるので、おのずと利用頻度は下がっていくのが一般的。
ウッドデッキのある家の前をよく通るけれど、使われているのを一度も見たことがないという人もいるでしょう。
目隠しを付けると他人の目を気にせずにくつろげますし、子どもが遊んでいても安心できます。

目隠しフェンスの種類は?
ウッドデッキに目隠しをするときは、目隠しフェンスと呼ばれる製品を設置するのが一般的です。
目隠しフェンスには複数の種類があるので、それぞれの特徴を把握したうえで、自分たちに合ったものを選ぶ必要があります。
たとえば、木目調のタイプはウッドデッキと見た目の相性がとても良いです。
設置しても無機質な印象にならず、ウッドデッキの持つ温かみをそこなうこともありません。
ポリカーボネートパネルを用いたタイプは、曇りガラスのような透過性があることが大きな特徴です。
日光を通すため明るさを確保しやすいですし、人影が近づいてくるとシルエットが映るので防犯面も優れています。
目隠しフェンスを設置すると、風が遮られないか心配する人も見受けられます。
通風性を重視するのであれば、ルーバー調のタイプを選ぶのが得策です。
細長い板を等間隔に並べたものなので、風は隙間から入ってきます。
また、板に傾斜を付けて加工することで、傾いている方向以外からは見えにくくなります。
さらに、斜めからは見えないタイプも通風性と目隠しの両立が可能です。
縦方向の格子状に、厚みのある板を並べた構造になっています。
厚みによって奥行きを作ることにより、正面以外からは見通せなくなる仕組みです。
目隠しフェンスの注意点は?
目隠しフェンスを設置する際は、高さについて慎重に考える必要があります。
目隠しフェンスは土地の境界を示すフェンスとは異なり、ある程度の高さがないと目的を果たせません。
それは明らかであるため、できるだけ高くしたほうが良いと考える人も多いのではないでしょうか。
ところが、高くしすぎることにはリスクがあるので注意が必要です。
たとえば、視線だけでなく、日光も遮りやすくなってしまいます。
ウッドデッキの周辺がいつも薄暗い状態になりかねません。
自分たちだけの問題ではなく、隣地の日照にも支障を与えてしまい、トラブルに発展する可能性もあります。
また、目の前に高々とフェンスがそびえ立っていると、圧迫感を受けることになるでしょう。
そうなると、視線が気にならなくなっても、リラックスできない状態は改善しないままです。
風雨や台風の影響を受けやすくなるため、耐久性や安全性の観点からもおすすめできません。
もちろん、コストも増えてしまうので、目隠しフェンスは必要最低限の高さにとどめることを意識しましょう。
ウッドデッキでプライバシーを確保!
ウッドデッキがあるなら、家族でリラックスして過ごせるような使い方をしたいですよね。
家事や仕事の疲れを癒したり、子どもが遊ぶ姿を眺めたりしていると、幸せな気持ちになるでしょう。
そこで重要になるのは、しっかりとプライバシーを確保しておくことです。
そうしないと快適に過ごすのは困難であり、ウッドデッキは上記のようなイメージとはかけ離れた場所になってしまいます。
したがって、ウッドデッキはプライバシーを十分に考慮したうえで、設計や設置をするのが望ましいです。
もし、ウッドデッキの設置が完了した後で、プライバシーが守られていないことに気付いたとしても諦める必要はありません。
目隠しフェンスを設けることで、安心して使えるようになります。
目隠しする範囲を明確にし、家族がくつろぎやすいタイプをよく考え、用途に合った理想的な目隠しフェンスを導入しましょう。
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