こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ウッドデッキは庭をより素敵にする重要なものです。
そのため、各部分の材料にもこだわりを持つ必要があります。
しかし、ウッドデッキにはさまざまなパーツがあるので、どの部分にどの材料を使えば良いかわからないということもあるかもしれません。
たとえば、床材に適した素材がフェンス材にも良いとは限らないですよね。
そこで、ウッドデッキの各箇所に使いたい材料を詳しく紹介していきます。
各部分のウッドデッキ材の名前は?

まずはウッドデッキの各部分の材料名を見ていきましょう。
ウッドデッキは大きく以下の4つに分けられます。
- 床材(面材)・・・床板として使用される材料で、上に座ったり歩いたりする部分を指します。
- 根太材・・・床板を支える横板で、 床材を打ち付ける下地になります。
- 柱材(角材)・・・基礎などの土台作りに用いられます。
- フェンス材・・・間仕切りとして使われるほか、目隠しなどさまざまな用途があります。
統一感を出すために各部位の素材をすべて同じにしたいと考える人もいるでしょうが、それぞれ役割が違うため、材料は各部分ごとに適切なものを選びましょう。
いずれの場合も「耐久性」「価格」「加工およびメンテナンスのしやすさ」がカギとなります。
これらの条件に合った材料を積極的に選ぶことが重要です。
床材の材料のポイントは?
ウッドデッキの大部分を占める床材は、とりわけ材料選びを慎重にする必要があります。
床は人が接する部分でもあるため、安易に材料を選んでしまうと後悔することになりかねないですよね。
床材選びのポイントとしてはまず、歩行に耐える強度がきちんとあるかということを見ましょう。
木の種類によっては、歩いているうちにだんだんと反っていくものもあるので注意が必要です。
また、ウッドデッキには屋根がなく風雨や日光にさらされることも多いので、経年変化が顕著に見られるものもあります。
そのため、耐久性と耐候性の高い材料を選ぶことが大切です。
また、樹液でべたつかないことやささくれがないことも、床材選びのポイントとなります。
裸足で歩くこともあるウッドデッキは、安全性を第一に考えることが大切です。
一般的に耐久性および耐候性が高いのは、ハードウッドです。
逆に、ソフトウッドは耐久性などがハードウッドと比べると低いものの、加工性に優れているのが特徴です。
ただし、メンテナンスを怠ると数年で傷みが訪れるデメリットもあるので注意が必要です。
ハードウッドの代表的なものはウリンやイペ、イタウバなどで、ソフトウッドは米杉(WRC)やSPF材などです。
ウッドフェンスに使用する材料は?

ウッドフェンスは間仕切りとしてだけではなく、目隠しとしても使えるものです。
ウッドフェンスがないウッドデッキもありますが、ものを立てかけたり手すりとして利用できたりと、何かと便利なのでぜひ設置していきましょう。
ウッドフェンスに使用する材料のポイントは、基本的には床材と同じもので統一感を出すことです。
しかし、ウッドフェンスの役割上、そりや変形が最小限になるような材料を選ぶことも重要です。
そりや変形に強いのはハードウッドで、ソフトウッドはその名の通り比較的変形しやすいので注意しましょう。
また、さまざまな使い方が考えられるウッドフェンスでは、とりわけ柱部分の強度が必要となります。
ウッドフェンス自体の強度は、フェンスのデザインによっても増減させることが可能です。
しかし、柱部分が弱い材料だと、何かの拍子に折れるなど危険なこともあります。
強度のある材料はやはりハードウッドです。
ただ、風への抵抗の少ない軽い比重であることもウッドフェンスには求められます。
そのため、ウッドフェンスに関してはハードウッドにこだわらず、柔軟に材料を選ぶことも大切です。
場所により適材適所の材料を!

ウッドデッキの材料は、場所により目的が異なるので、適材適所で選ぶことが必要です。
たとえば、根太材や柱材は強度が高いハードウッドが適しています。
ハードウッドはソフトウッドと比較すると価格が高いため、ウッドデッキ全体に使用できないかもしれません。
そういった場合は、ウッドフェンスや場合によっては床材をソフトウッドにしても良いでしょう。
ただし、長い目で見ると、ソフトウッドのウッドデッキはメンテナンスにお金と時間がかかるため、トータルのコストパフォーマンスは低いので注意が必要です。
初期投資としてハードウッドを多く使用し、少ないメンテナンスの費用と時間をかけるのも良い方法といえます。
ウッドデッキに使う材料を理解しよう!

ウッドデッキに使用する各部分の材料は、それぞれの役割に応じた特徴を押さえておくことが重要です。
床材は見える部分なので美しさにこだわるのはもちろんのこと、歩行に耐えられる強度を担保することも大切です。
根太材や柱材は目に見えにくいので、強度のみにこだわって作るのが良いでしょう。
フェンス材は見た目の良さに重点を置きつつ、支柱部分には強度のある素材を利用することが重要です。
ウッドデッキは家族の憩いの場所にもなります。
安全性や耐久性などをしっかりと吟味し、きちんとした計画を立ててから設置することがポイントです。
ウッドデッキと一緒に、家で過ごす時間をますます豊かなものにしていきましょう。
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