ウッドデッキの木材には何があるの?特徴は?

「マイホームには広々としたウッドデッキが欲しい!」と憧れている人も多いのではないでしょうか?
ウッドデッキに使用する木材は、ハードウッドやソフトウッドなどの天然木と、樹脂木と呼ばれる人工木に分けられます。
どれを選ぶかによって仕上がりも大きく変わってくるため、それぞれの特徴やメリットなどについて知っておきましょう。

 

ハードウッド材は高級感を演出!

ウッドデッキの木材として比較的よく見かけるのが、天然木の一種である「ハードウッド材」です。
ハードウッド材とは、主に赤道付近に分布している広葉樹から切り出された木材のことで、非常に堅くて重量があります。
代表的な樹木としては、イペやウリン、セランガンバツやアマゾンジャラなどが挙げられます。

これらの樹木は密度が非常に高く、木目がギッシリと詰まっています。
見た目的にも重厚感や高級感があるだけでなく、密度のおかげで非常に高い耐久性をも持ち合わせています。
さらに、これらの樹木にはポリフェノールが多く含まれているという特徴があります。
ポリフェノールには抗菌や殺菌、抗酸化作用などがあり、木材の腐食やシロアリの食害なども防ぐことができるのです。
防腐剤やシロアリ忌避剤などを塗布する必要がないため、人にも環境にも非常に優しい木材だといえます。

まったくメンテナンスをしなくても問題なく、30年ほどはそのまま使うことができるため、風雨にさらされるウッドデッキには最適な素材です。
ただし、その堅さのため手を加えるのが難しく、加工に時間がかかりがちという問題点もあります。

 

ソフトウッド材は加工しやすい

ウッドデッキの木材の一つに、天然木である「ソフトウッド材」もあります。
これは、主に針葉樹から切り出された木材のことで、代表的な樹木にウエスタンレッドシダーやレッドウッド、SPF材などが挙げられます。
ソフトという名前からもわかるように、柔らかくて加工がしやすい点が特徴です。
実際に触れてみると、木肌の柔らかさや肌触りの良さが実感できます。
ささくれやトゲなども出にくいため、小さな子どもやペットがいたり、素足で歩いたりする家庭のウッドデッキには最適です。
初心者でもDIYに使用できるほど扱いやすい木材で、価格も安いというメリットがあります。

ただし、木材が柔らかいため腐りやすく、ソフトウッド材によっては3年も持たないケースもあります。
日本で古くから親しまれているスギやヒノキなどの木材も、同じように腐りやすいためメンテナンスが欠かせません。
割れや縮み、反りなども比較的多く見られるため、注意が必要です。
一般的には、1年に1回程度を目安として、防腐剤や防虫剤の塗布などのメンテナンスを行います。

 

耐久性に優れた人工木!

従来はウッドデッキといえば天然木でしたが、人工木を使用するケースも増えてきています。
人工木とは、自然に生えている本物の樹木ではなく、それに似せて作られた人工の工業製品のことです。
原材料はさまざまですが、プラスチックとウッドチップを混ぜて作られたものは比較的安価なため、広さが必要なウッドデッキにも気軽に使えます。

耐久性に優れたAAS樹脂仕様の樹脂木もあり、腐ることもシロアリの食害にあうこともありません。
経年劣化は避けられませんが、耐久性は非常に高いためメンテナンスも頻繁に行わずに済みます。
公園や学校などの公共工事にも積極的に採用されており、意外と身近に存在している可能性もあります。
正確には木材ではありませんが、研磨や金型などによって木目を表現するなどしており、天然木のウッドデッキと同じような見た目にすることも可能です。

 

ウッドデッキの材料にはハードウッドを!

ひと口にウッドデッキといっても、どんな木材で作るかによって特徴が大きく異なります。
このため、自分がどんなウッドデッキにしたいかをまず明確にし、それに合った木材を選ぶことが大切です。

ただ、ウッドデッキの材料として特におすすめなのは、やはりハードウッド材です。
ハードウッド材は堅くて重く、耐久性に優れています。
長年にわたってメンテナンスの必要もないため、ランニングコストがかかりません。
その便利さや加工の難しさ、海外からの輸送費などの影響で価格は割高ですが、初期費用を補って余りあるほどのメリットもあります。
他の木材にはない高級感や重厚感も演出できるため、ワンランク上のオシャレなウッドデッキにしたいときにも最適です。
総合的に判断すると、やはりメリットの多いハードウッド材を選ぶと良いでしょう。

 

ウッドデッキは長い目で見て材料を選ぼう!

ウッドデッキは、完成した後もずっと使用するものです。
使用する木材選びを失敗したと思っても、そう簡単にやり直すことはできません。
特にメンテナンスに関しては、ウッドデッキを作るときには見落としやすいので注意が必要です。
予算の問題もあるでしょうが、初期費用だけでなくメンテナンスの有無や外観なども重視して木材を選びましょう。
若干高くても、メンテナンスに手間やコストがかからず、美しい外観を実現できる木材を選んだほうが、長い目で見ると得になるケースが多いです。
作った後のことまで考え、材料を選んでいきましょう!