ウッドデッキは基礎が重要!作り方をしっかり理解しよう

日向ぼっこをしたり、家の中でピクニック気分を楽しんだり、庭で楽しく過ごすためにウッドデッキがほしいなと思っている人も多いでしょう。
ウッドデッキはプロに依頼せずとも、自分で作ることができます。
しかし、その場合、最も重要かつ難しいポイントは、基礎工事です。
そこで今回は、順を追ってウッドデッキの基礎工事の方法を紹介しましょう。

 

部材の名前と役割を覚えよう!

まずはウッドデッキの基礎に必要な部材の名前と役割を覚えましょう。
ウッドデッキを作る際には、床材を支える基礎石(束石)のほかに基礎石の上に乗せる束柱、床板に垂直に張る根太、根太を支える大引き、揺れやゆがみを防ぐ根がらみが必要です。

基礎石の役割は、束柱の下でウッドデッキ全体を支えることです。
また、束柱が動かないように固定する役割もあります。
さらに、地面から上がってくる湿気からウッドデッキ材を遠ざける役割も果たしています。
基礎石にはさまざまな種類のものがあるので、作りたいウッドデッキに合ったものを選びましょう。

束柱はウッドデッキの基礎となる部分です。束柱の間隔は90~120cmくらいがよいでしょう。
間隔を狭くして束柱を設置すれば構造的にはより安定したものになりますが、その分作業量や費用がかさみます。
安定性はもちろんのこと、予算や作業時間との兼ね合いを考えましょう。

根太と大引きはウッドデッキの床面を安定させる役割をもっています。
根太は床板と垂直に設置することで、床板をその直下で支えます。
大引きは根太をさらにその下で交差する形で支えるもの。
ウッドデッキは床板、根太、大引きという3重構造になることで安定性を保っているのです。
根太と大引きは同じ材料のものでかまいません。
大引きにはビスを打つ必要がないので、根太より少し薄いものでも問題ないでしょう。

根がらみは根太を補強するために、根太の下に設置します。
根部との下に根がらみを入れるかどうかは人それぞれですが、より強度の高いウッドデッキを作りたい、という人は設置するとよいでしょう。

 

はじめに行う地盤固めとは?

ウッドデッキを設置する場所の地面が柔らかい場合には、施工前にタンパーや枕木を使って地盤固めを行います。
土台が固まっていなければウッドデッキは安定しません。
また、水平にならないなどの弊害が出る可能性があるため重要な工程です。

まずはウッドデッキを設置したい場所の樹木や石などを取り除きます。
そうしてある程度整理できたら、次に地ならしをしましょう。
地面をしっかり足で踏み固めます。
目安としては、スコップに足を乗せて体重をかけても土の中に入らない程度の固さになれば大丈夫です。

整地が完了したら、基礎石選びを行います。
基礎石にはコンクリート製の平板と、高さのある束石とがあります。
どちらにしたほうがよいかは、設置したいウッドデッキの床下の高さによって決まります。
もしも床下に十分な高さがあるのであれば、束石を選びましょう。
床下が低い場合は平板の方が便利です。

 

基礎石の設置から土台作りまで

土台部分が安定していなければ、丈夫で美しいウッドデッキは作れません。
土台作りは決して手を抜かず、ていねいに作業しましょう。

基礎石を設置する際のポイントは、設置後に基礎石が沈んでいないかということと、上面が水平になっているかどうかということです。
また、基礎石を置く位置によってウッドデッキの大枠の形が決まるといっても過言ではありません。設置する際にはそのことにも気を配るようにしましょう。
まず、柱の適当な高さの位置に基準を設けます。
その基準線を床板の高さと仮定し、その基準線から40mm下を根太の上端とします。
そうして、床板が水平になるよう確認しながら、根太を柱に取り付けましょう。
張り付けた根太に束柱を固定する際は、まず基礎石についている羽子板という金具に束柱を固定し、その後で張り付けた根太に束柱を固定します。

 

ウッドデッキの基礎工事のポイント

ウッドデッキの基礎工事を行う際、ポイントは基礎石を水平にし、高さをそろえることです。
束石が建物に対して平行・垂直になるよう気をつけましょう。

もしも基礎となる地盤がゆるい場合や傾斜がある場合には、モルタルを使って束石を固定します。
地面をスコップで20cmほど掘り、底をしっかりと突き固めてからバラスや砂利を入れ、水を加えずに空練りをしたセメントと砂を穴に入れましょう。
このとき、束石の位置と高さが正確になるように、また水平になるようにすることが大切です。
セメントが固定してからでは変えることができないため、床板を仮置きするなどして、慎重に調整しましょう。

すべての高さを正確にそろえるのが困難な場合には、ナットで高さを調整できるアジャスターを使います。
アジャスターには高さを調整するためのナットと、緩まないように固定するナットがついています。
床板を仮置きしたら、水平になっているかどうかを確認しながら、アジャスターのナットを回して高さを調整するとよいでしょう。

 

ウッドデッキの基礎を確実に施工しよう!

ウッドデッキは長期間設置されるものです。
せっかく設置したウッドデッキも、基礎工事がおろそかであれば壊れてしまったり、使い勝手が悪くなってしまったりします。
耐久性を保つためには、基礎を確実に施工することが大切です。
まずは土台となる基礎工事をていねいに行うようにしましょう。