こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
自宅でくつろいだり、景観を良くしたりするためにウッドデッキはぴったりです。
ウッドデッキをより過ごしやすい場所にするには、椅子を置いてみてもいいでしょう。
ただし、屋外にあたるウッドデッキでは、椅子選びでも室内とは違うこだわりが必要です。
この記事では、ウッドデッキ用の椅子について形や素材を解説していきます。
椅子だけ置くかテーブルとセットにするか?
ウッドデッキに置く椅子では「サイズ感」を大切にしましょう。
まずは、ウッドデッキそのもののサイズを確認します。
狭いウッドデッキに椅子を置いても、動線を邪魔してしまい立ち入りにくくなる可能性があるからです。
また、椅子を引けるだけの余裕も考えなければいけません。
逆に、広いウッドデッキであれば大きい椅子を用意してもそれほど窮屈にはならないでしょう。
ウッドデッキのサイズがわかれば、適度な椅子のサイズにも見当をつけられます。

次に、テーブル以外のアイテムが必要かどうかを考えます。
リクライニングチェアなどを置くのであれば、リラックスしたり昼寝したりするのが目的なので、必ずしもテーブルが必要とは限りません。
飲み物などを置きたいなら、小さな台を用意するだけで十分です。
ただし、食事やお茶、仕事などをウッドデッキで行う場合、大きいテーブルがないと不便でしょう。
テーブルを選ぶときには、椅子が何脚必要かも計算します。
多くのウッドデッキでは、家族の数だけ椅子を用意するのが基本です。
しかし、狭いウッドデッキでは椅子が多すぎるとスペースがなくなってしまいます。
親子で暮らしていて子供がまだまだ幼いようなら夫婦の分だけ椅子を用意するなど、工夫しましょう。
どんな目的で使うかをイメージしよう
ウッドデッキを使う目的によって、必要な椅子の種類は変わります。
たとえば、ウッドデッキでは洗濯物や布団を干すなど、家事中心の使い方をしたいなら椅子に長く座る必然性がありません。
少し休憩したり、作業の台にしたりする用途が主になるでしょう。
そのため、硬い材質の椅子が向いています。一方、ウッドデッキを長時間くつろぐための場所にするなら、椅子も硬すぎないほうが便利です。
さらに、気温が変わっても影響の少ない椅子が理想でしょう。
真夏や真冬でも椅子自体の温度が変わらなければ、ゆったりと座り続けられます。
夜に使うか昼に使うかでも、選ぶべき椅子の素材は変わります。

使っていない間の、椅子の管理方法もしっかりイメージしておきたいところです。
出したままにしておく方法もありますが、雨や風に晒されてしまうと椅子が傷んでしまいます。
特に、木製の椅子はダメージが残りやすいでしょう。
とはいえ、大きな椅子を室内に入れるのは手間ですし、スペースも確保しなくてはいけません。
使いやすいのは、折りたたみ式になっている椅子でしょう。
持ち運びやすいので、毎日、簡単に収納ができます。
また、ウッドデッキで作業をするとき、邪魔だと感じたら折りたたんで隅に置いておけるのも魅力です。
デザインだけでなく素材にも注目
椅子を選ぶときにはついデザインに目が行きがちです。
もちろん、ビジュアルは椅子の大きな魅力ではあるものの、ウッドデッキで使うのなら素材にも注目しましょう。
たとえば、素材によって紫外線への耐久力が変わります。
屋根があって直射日光を防げているデッキでも、紫外線は完全にカットできません。
紫外線に弱い素材は、すぐに劣化してしまいます。
木材やプラスチックは長時間、紫外線にさらされる状況に不向きです。
一方、金属製の椅子は紫外線を浴びてもすぐに劣化することがありません。

そのかわり、熱の影響となると金属は非常に敏感です。
気温が高いときには急激に熱くなりますし、低いときには冷たくなります。
あまりにも椅子の温度が極端だと、座る気をなくしてしまうでしょう。
金属に対して、木材やプラスチックは熱の影響を受けにくい素材です。
なお、雨や風への耐久力も見逃せません。
特別な塗料などが塗ってあると、素材の耐久力は強化されます。
そのほか、「メンテナンスのしやすさ」もチェックしましょう。
特に、ウッドデッキに椅子を放置する予定の家庭では、定期的に椅子を掃除しなくてはいけません。
そんなとき、乾きにくい素材や繊細な素材は特別な方法で手入れをする必要があります。
手間に感じるなら、プラスチックなど簡単に水洗いできるものを選びましょう。
見た目と実用性を兼ね備えた椅子を選ぼう
ウッドデッキに置く椅子は、見た目と実用性、いずれかに偏りがちです。
しかし、見た目だけでは実際に使ってみると不満が出てきます。
また、椅子がすぐに傷んでしまい後悔することもあるでしょう。
とはいえ、実用性だけを重視して椅子を選んでも、景観を壊しかねません。
ウッドデッキを素敵な空間にするには、見た目も実用性も兼ね備えた椅子を選ぶ必要があるのです。
どんな椅子がいいかわからないときは、IN NATURALのガーデンデザイン課にぜひご相談くださいね。
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