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和モダンに合うシンボルツリーと下草の組み合わせ

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
純和風の庭に大げさすぎるし自分の家にも合わないけれど、落ち着いた和のテイストを取り入れた庭づくりをしたいという人は多いかもしれません。
和モダンの庭づくりには、それに合った植物やアイテム選びがポイントとなります。
そこで、人気の和モダンに合うシンボルツリーや下草の選び方について具体的な樹種などを紹介します。

何が違う?和風庭園と和モダン

和風庭園とは、古くからある日本の伝統的な庭園のことです。
基本的なスタイルは、池を中心にして土地の起伏を生かしたり、築山を築いて自然石の庭石や草木を配したりといった、四季の変化を鑑賞できる景色を造るのが一般的です。
京都のお寺の庭や各地にある日本庭園を想像したり、里山を表現した坪庭をイメージしたりしてみると良いかもしれません。

一方、和モダンとは現代和風のことを言います。
伝統の和風庭園の良さを活かしながらも、現代の住まいに合わせて新しいエッセンスを組み合わせるのがポイントです。
現代の住宅は純和風のものが少なく、フローリングやドア、カーテンなど現代人の生活により便利で使いやすい西洋のスタイルが多く取り入れられています。
和モダンも和風庭園の良さを残しつつ、現代住宅に合わせて新しいデザインを融合させることで、現代の住宅にマッチしたオシャレな空間を実現した庭といえるでしょう。

外観

和モダンに合うシンボルツリーはこれだ!

和モダンの庭には、ほっそりした幹が美しく林のような出で立ちの株立ちの木に、すっきりした形の葉を持つ低木や下草などを組み合わせてみるといいでしょう。
株立ちの樹木には、常緑樹なら、ソヨゴ、シラカシやシマトネリコ、落葉樹なら紅葉の美しいイロハモミジヒメシャラ、花や実も楽しめるヤマボウシ、野趣のある樹形が美しいアオダモエゴノキなどがあります。

落葉樹は薄い葉から春の光が透ける新緑が繊細で、秋の紅葉などもあり四季を感じやすい樹種です。
また、常緑樹は1年中緑が楽しめるという利点があり、秋に大量の落ち葉に悩まされることも少なく、庭の手入れに時間を掛けるのが難しい人にもおすすめです。
できれば、どちらか一方だけを植えるのではなく、庭のデザインにうまく両方を組み合わせてみるとバランスのとれた庭になるでしょう。
また、庭に1本立ちの木をほどよく取り入れると、そのインパクトのある立ち姿がデザインを引き締めてくれることもあります。

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和モダンをいっそう引き立てる下草は?

和モダンに取り入れたい下草や低木は細長い葉を持つものがいいでしょう。
例えば、低木なら細葉のヒイラギナンテンに人気があり良く取り入れられています。
下草なら、ヤブラン、リュウノヒゲ、セキショウなどがあります。
また、駐車場の目地としてよく使われるタマリュウを植えてみるのもいいでしょう。
これらの下草は、シダやフッキソウ、ギボウシなど葉の形の違う植物と合わせて植えることで、より変化に富んだ趣のある庭になります。

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このほか、竹や笹も和風モダンの庭によく合います。
例えば、黒い幹が庭の引き締め役となってくれるクロチクは、一般住宅でも人気の樹木のひとつです。
ただし、竹や笹は地下茎によってかなり広範囲に渡り増えてしまうことがあるので、庭に取り入れるときにはあらかじめ地中にそれを抑制するための対策が必要です。
そのため、竹や笹を取り入れる際には後々問題にならないように専門業者に相談して植栽するのがおすすめです。

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樹木と組み合わせて楽しもう!和モダンに取り入れたいアイテム

和モダンにあうアイテムには樹木のほかにもさまざまなものがあり、みかげ石、大谷石、砂利などの石もそのひとつです。
みかげ石はグレーやさび色といったシックの色合いで、質感もざらざらしたタイプのものが良いでしょう。
敷石や飛び石として使うと、目立ちすぎず、それでいて植物を引き立ててくれるので、和モダンを演出するのにぴったりです。
みかげ石には1辺が9センチメートルほどのサイコロ型をしたピンコロというタイプがあり、飛び石だけでなく花壇の縁取りや敷材として使うこともできます。

大谷石は、青みを帯びた色から、白っぽい色、茶褐色などと幅のある色合いに、茶色の斑点が特徴的な石です。
下草との相性が良く、落ち着いた趣を演出することができます。また、砂利はその形状や色の種類が豊富で、サビ砂利やビリ砂利、黒い玉石などいろいろなものがあります。
直径5センチメートル以上の砂利やゴロタ石などを使うとより和モダンにマッチするでしょう。

和と現代の融合!趣のある和モダンの庭

日本の美を取り入れた和モダンの庭で重要なのは、シンプルであるということです。
なぜなら、和風庭園の美しさは、余計なものを排除し、すっきりとした景色の中にも四季を感じる要素を取り入れるところにあります。
ですから、和モダンの庭を設計する際にはあまりたくさんのアイテムを植えたり、置いたりしすぎないことが大切です。
そうすることで、和の趣が感じられる現代風の庭を演出することができるでしょう。

そして、和モダンの良さは伝統に縛られないことでもあります。
ですから、和モダンを演出するアイテムも、植物や石だけでなく、洋風のシックな風合いのランタンや枕木、レンガなどを取り入れ、アイディアを生かした自分だけの和モダンに挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、植物を取り入れた庭づくりにはその後の管理が不可欠です。
年間の定期的な作業なども考慮して自分のスタイルに合った庭づくりをして、和モダンを楽しんでみましょう。

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