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庭木の植え替えを失敗しないポイントは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。

庭木というと地植えのイメージがありますが、やむを得ず鉢植えで管理している場合もあります。
そういった庭木に関してはどうしても植え替えという作業が発生します。
しかし庭木を植え替えた後、うまく育たない、かえって弱らせてしまったという失敗が起こりがちです。
庭木の植え替えは難しいイメージがありますが、ポイントさえ押さえればほとんど失敗することなく植え替えが可能です。
今回は庭木の植え替えを上手に行うコツをご紹介します。

植え替えが必要な植物を見分けるポイントとは?

鉢植えの樹木で植え替えが必要な個体の見分け方は知っていますか?
見分けるポイントを知っておくだけで植え替えの失敗をかなり減らすことが可能です。
ポイントは全部で5つあります。

  1. 鉢や土から根っこが見えてしまっている
  2. 水をあげた際、土に吸収されず水はけが悪い
  3. 下葉が落ちている
  4. 害虫が葉にくっついている又は食べられている
  5. 何年も植え替えをしていない

これら5つのうちどれか1つでも当てはまっている場合、植え替えを検討することをおすすめします。
特に根っこが見えている、水はけが悪い場合は根詰まりや根腐れを起こしている可能性があるので、早急な対処が必要です。

タイミングが肝心!植え替えはどの時期がベスト?

植え替えのタイミングは闇雲に行えばいいというわけではありません。
タイミングを間違えてしまうと根を傷つける原因になり、かえって植物を弱らせてしまいます。
適切な植え替えのタイミングを知ることで、植物を元気に植え替えさせることができます。
どんなときが植え替えのタイミングなのかポイントをまとめたので確認していきましょう。

#早急に植え替えの対処が必要な場合

・根っこが土から見えている
・水を上げても水はけが悪い

#上記に該当せず、植え替え作業をする適切なタイミング

・植え替え予定の植物が元気に生長できる時期
・自宅の庭木や植物の植え替え時期は、個々によってことなるのであらかじめ園芸書などで調べておく

#植え替えはNGの場合

・蕾がついているときや花が咲いているときは、植え替えはNG

早急に対応が必要な上記2点は、時期に関係なく作業を行いましょう。
そのまま放置するとどんどん根詰まりを起こし最終的に枯れてしまいます。
他にも注意したいのは、蕾や花が咲いているときです。
植え替え対象の植物が元気に生長できる時期だからといってむやみに植え替えを行ってはいけません。

手順を守れば怖くない!自分で植え替えをする方法

植え替えのタイミングがわかったところで、実際に植え替える手順と注意点を交えながら見ていきましょう。
植え替える際は、日陰ですばやく作業します。
その理由は、日陰でおこなうことで根の乾燥を防ぎ、根を傷めないようにするためです。

1)庭木を抜き、表面の土を落とします。

ポイント
土を落とすことを意識しすぎると根を傷めやすいため、表面の土を落とすくらいにとどめましょう。
植え替えたあとの土に馴染みやすくなるので、土が残っていることは問題ありません。

2)茶色や黒くなっている根を取り除きます(根切り)

ポイント
植え替えついでに健康な根と腐ってしまった根を整理しましょう。
茶色や黒くなっている根は中が空洞になっているので、切ります。
反対に白く根の部分が詰まっている場合は根が生きているので切らないようにしましょう。

3)植物を新しい場所へ移し、隙間に新しい土をつめてきれいに整えます。(根付け)

ポイント
土を被せるように敷いていき、周囲の土に隙間ができないよう手で抑えます。
鉢植えの場合はギュッと押し込まずに、最後は鉢ごとトントンと地面に軽く叩きつけます。
土が沈んで足りない部分ができたら、さらに土を足していきましょう。

4)最後にたっぷりと水をあげて完成です。

ポイント
日陰で作業していても、根はそれなりに乾燥するのでたっぷり水をあげましょう。
鉢植えの場合は鉢の底から水が流れるくらい、花壇植えの場合は軽く水たまりができるくらいが目安の水量です。

植え替え作業を最小限に抑えるための注意点とは?

植替え作業は日頃から注意しておくことで、ある程度避けることができます。
気をつけたいのは、元気な植物を他の植物も植え替えをしているからという理由で、同じタイミングで行ってしまう場合です。
植物に花や蕾がある場合や時期を間違えるとかえって植物をダメにしてしまいます。
他にも避けるべきポイントがいくつかあるのでそれぞれ見ていきましょう。

  • 春先は害虫が増えてくるので、薬剤を肥料に混ぜて害虫対策をする
  • 6月の梅雨のシーズンは、湿気があるので不要な葉や枝を手入れする
  • 害虫に食われてしまった葉の部分は、他に被害が出ないよう切っておく
  • 夏は日差しが強くなるので、水やりはいつもより頻度を多くする。
  • 腐葉土を土と混ぜることで、水はけがよくなることや雑草が生えるのを防ぎます。

注意したいのは、春先から夏にかけて発生する害虫です。
害虫が葉の部分を食い荒らし植物を傷めます。
薬剤を使うことで被害を抑えることが可能です。
ぜひ取り入れましょう。

植え替えは慎重に行えば難しくない!

植え替え作業についてご紹介してきました。
植え替え作業を失敗した人もこれらのような注意点を意識して慎重に作業することで、ご自身でも簡単に植え替えができます。
どれも1つ1つは難しいことではないので、ぜひ植え替えのタイミングがきたら挑戦してください。
庭木に植物が多い人は、植物の植え替えの時期を事前に調べておくことでスムーズに対応できます。

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