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植物を育てるために必要なこと。

こんにちは、ガーデンプランナー加藤です。
まだ10月だというのに冬のような寒さが続いてますね。
みなさんは体調、崩してないですか?お身体、ご自愛ください。

我が家では、私の体調はOKなのですが、植物に異常が見られました・・・。
10月入ってから我が家に迎えた子持ちのサボさん。

購入した時はキレイでした。
2週間ほどしてふと見ると、胴体が黒ずんできた・・・( ;∀;)
よく見ると、腐ってました・・・。

周りにいる観葉植物は元気なのに、サボさんだけ。

ここ連日の長雨と日照不足、さらに気温が低かったこと。
原因を特定するのは難しいが、「環境が合わなかった」ということですね。
もっと手厚く育ててあげるべきであったと後悔です。。。
(サボテンだからと甘く見て、置いて以来何もしてあげなかったのが現状です😓)

さて、前置きが長くなりましたが、本日はこの「植物が育つ環境」についてお話します。
もちろん、植物といってもいろんな種類がありますよね。
種類を分けてしまうと長〜いお話になってっしまうので、今日は簡単に、お庭作りに役立つようにお話をしていきます。

植物は育てるもの

もちろん何もしなくても育ってくれる、強い植物もいます。
しかし、私たちがお庭に植えて育てよう!と思う植物は、デリケートなものも多いです。
お庭をデザインをするにはその環境にあった植物を植えていくことが前提です。寄せ植えやアレンジメントはその場で華やかに作れますが、庭は2年、3年と、時間をかけて育て、作っていくものですからね。

育てる環境で注意することはまず陽の光。日照量や明るさの度合いを気にしましょう。
日当たりがよくても、フェンスや壁によってコーナーは暗かったり。ちょっと庭の観察も必要ですね。

そして日光が大好きな植物もいれば、光が苦手な植物もいたり。日陰でも育つが、光を当てないと花付きが悪くなったり。
まずは植えたい場所に合った植物を探しましょう。

土も重要なんです

植物を決めたら、次に気にして頂きたいのは土です。
建売住宅を購入した方で、これから庭に何かを植えようと考えているあなた!
また、植物を植えてるけどなんか元気ない、と悩んでいるあなた!
要チェックです。

土の種類って、たくさんあるんですよね。赤土や黒土といった、特に肥料を配合していない土。川砂のような土や粘土質な土。
もともと花壇や植栽スペースにある土がどんな土か、観察してみましょう。

ミミズがいるといい土、なんてよく聞きますが、いい土、って何ですかね?
私は、植物が良く育つ状態の土、だと思います。
植物にとって、根っこは大事な部分の一つです。
この根っこが育つ場所が土ですから、この土をいい状態にしてあげないとですよね。

土をつくれるの?

「植物を育てるためのいい土」としてベストなのは肥料などがしっかり配合された、「培養土」なんですよね。柔らかくてふかふかした土。これは水もちや、水はけが良く、団粒構造ができているんですよね。
よく「豊かな土」や「やせた土」などといった表現方法がありますが、土が豊かなのは、この団粒構造ができていて、土中の微生物が活発に働いている状態だと思います。
ミミズや微生物が、土を豊かに作ってくれているようですね。
やせた土はその逆で、植物が育つための肥料分がほとんどない状態です。

本当は植物を植えるときに培養土に入れ替えてしまいたいところですが、なかなかそうもいきません。
すでにある土を、改良していくしかないのです。

団粒構造が崩れた固い、粘土質のような土は水はけが悪い状態。なので粒子の大きい用土を混ぜたり、腐葉土やピートモスを加えると良いでしょう。
水はけが良すぎる砂質の土は、肥料をキープすることもできません。赤玉土や黒土を混ぜ、保水力や保肥力を高めることが大事です。

また、「微生物」が発生するためにはどうしたらいいのか?
私からの一番のオススメは、「土母」です。

土母って!?

IN NATURALの店舗に行ったことがある方はおなじみの商品かと思いますが、初めて耳にする方にとっては「何それ!?」ですよね。

土母は肥料とは違い、液体の「活性剤」となります。
肥料がご飯だとしたら、活性剤はサプリメントの役割をしてくれます。

ですので、活性剤ばかりを植物にあげていてもダメなのです。(人間もサプリメントだけで生きていくのは良くありません!)
土中に適切な量の肥料が含まれていて、その土がより豊かになるように働き変えてくれるのが「土母」です。
土が豊か→植物の根がはりやすくなる→植物自体が元気になる
という仕組みです!

では土母を入れると豊かな土になるのはなぜか?
それは土母には、「光合成細菌」が含まれているからです。
この光合成細菌は、土の中で有益な微生物を増殖させる働きがあります。
微生物増える=土を豊かにしてくれる、でしたよね。

今の土の状態がどんななのかわからない、という方!土母を使って見てください。

信頼と実績の植物活性剤『土母』をご存知ですか?

水やりも忘れないで

環境に合いそうな植物を選んで、植物にとって良い土作りをして植えたとしても、最後の水やりを忘れてしまうと全ては台無しです。

植えたばっかりの植物は、その場所に馴染むためにより根を伸ばそうとエネルギーを使います。
その際にはもちろん肥料も必要なのですが、水も大事な要素です。
人間と同じく、脱水症状になると動けなくなりますもんね。

植えてすぐの水やりと、その後の継続的な水やりも大事です。
「どのくらいやればいいの!?」と思いますよね。
でもこれって、文章だけでなく、口頭で説明するのも意外と難しい。
正直、失敗して学ぶもの。
「植物を育てたい!」「植物と暮らしたい!」と思ってくださる皆さまが、肌で実感してもらうのが一番だと思います。
また、文章にして伝えてしまうと色々と語弊がありそうなので、今回は書かないでおきますね。

植物と向き合うこと

最後に、当たり前なのかはわかりませんが、「植物と向き合うこと」が大事だと思います。
植物好きはもちろんだと思いますが、「育ててみたい」と思う方は、まずは植物について、知りましょう。
簡単なようで奥が深い。でも、簡単。
(私にとってサボテンは簡単ではなかったですが・・・(T ^ T))

植物との相性も様々だと思います。
報われない愛もあります(サボテン・・・)

サボテンへの執着が残りますが、植物を育てるために必要なことをまとめると、
①環境に合った植物を選ぶ
②植物の寝床、土を豊かにさせる
③適切な水やりを忘れない
④相手を知り、愛する! です。
どうかみなさんが、楽しいグリーンライフを送れますように・・・😘

 

 
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