観葉植物に多肉植物を!選び方と植え方のポイントは?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

観葉植物の中でも、アロエなどの多肉植物は特に人気が高いといえるでしょう。
あまり手間がかからないということで、多肉植物は忙しい人でも育てられる観葉植物として注目を集めています。
今回は、多肉植物の特徴や選び方、育て方の注意点について解説していきます。
初心者におすすめの種類についても紹介するので、これから多肉植物を育てようと考えている人は参考にしてみてください。

多肉植物ってどんなもの?

肉厚な茎や葉に水分を貯めることができる植物全般を多肉植物といい、基本的には乾燥に強いのが特徴だといえるでしょう。
そのため、通常の観葉植物と違ってこまめに水やりをしてあげる必要がありません。
反対に、水を与えすぎることで枯れてしまうことが多いので、多肉植物を育てるうえでこの点は押さえておく必要があります。
ちなみに、サボテンも多肉植物の一種だと考えることができますが、多肉植物とサボテンとは別に分類されるのが一般的です。
多肉植物は非常に種類が多く、原種だけでも1万5000種類以上のものがあります。

多種多様なフォルムが魅力

多肉植物は、過酷な環境下で自生するために進化の過程の中でさまざまに姿を変えてきた植物です。
そのため、茎が地面の中にあるものや、水分の発散を防ぐために葉や茎の表面にワックス成分をつけているものなど、それぞれが独特なフォルムをしています。
種類ごとに個性豊かな見た目をしているので、見て楽しむのに適した観葉植物だといえるでしょう。

原産地によって好む環境が異なる

過酷な砂漠でもすくすくと育つサボテンなどのイメージから、すべての多肉植物は暑いところが得意で乾燥に強いものと思われがちです。
しかし、一概にそう決めつけることはできず、育つのに適した環境は種類ごとに異なります。
例えば、熱帯の高温多湿な土地に自生する夏型種は、育つのに適した気温が20~30度で強い日差しも平気ですが、多くの水分を必要とします。
一方で、南アフリカなどの高山に自生する冬型種は5~20度が適温で、乾燥したところを好みます。
じめじめとしていて気温も高い日本の夏が苦手な種類だといえるでしょう。
夏型種と冬型種の他には、春と秋に成長する春秋型種というものもあります。
春秋型種はアメリカやヨーロッパ、メキシコなどを原産地とする多肉植物で、適温が10~25度なので暑いのも寒いのも苦手です。
このように、ひと口に多肉植物といってもその特性にはさまざまなものがあります。
そのため、寄せ植えをするときには同じタイプのものを組み合わせることが大切です。

日本でも育てやすいのはアロエ

日本でも育てやすい観葉植物の代表格として有名なのがアロエです。
アロエはアラビア半島やアフリカ大陸を原産地とする多肉植物で、小さいものから大きいものまで、500以上の種類があります。ジューシーな葉の肉には多くの薬効成分が含まれており、ヨーグルトなどのトッピングとしてよく利用されるので食べたことがある人も多いでしょう。
日差しに強く、暑さにも寒さにも耐性があるため、季節によって寒暖の差が激しい日本でも育てやすい観葉植物だといえます。
日本では最もポピュラーなキダチアロエや、肉厚で巨大な葉を茂らせるアロエベラであれば、屋外でも育てることができます。

ビギナー向けの多肉植物は?

多肉植物を育ててみたいのであれば、最初は簡単に育てられるものを選んで挑戦してみるとよいでしょう。
ビギナー向けの多肉植物としてまず挙げられるのが、丸みを帯びた葉が連なって垂れ下がる姿に風情があるグリーンネックレスです。
非常に乾燥に強いのが特徴で、葉が垂れ下がる性質を活かして吊り鉢で育てるのもよいでしょう。
グリーンネックレスと同じ品種で、秋になって気温が下がると葉が赤紫色になるルビーネックレスもビギナーにはおすすめです。
十二の巻はキダチアロエのような葉にしましまの模様が入った多肉植物で、こちらも乾燥に強いのが特徴です。
ぷっくりとした小さな葉が愛らしい虹の玉は、少し乾燥させながら日当たりのよい場所で育てると葉が鮮やかに紅葉します。
虹の玉に霜がかかったような見た目の星美人と同様に、寒さや湿気に強いのでビギナーでも育てやすいでしょう。
ブロンズ姫と朧月は、葉がバラの花のように生える華やかな見た目の多肉植物です。
ブロンズ姫は秋になると鮮やかな赤銅色に染まります。
冬場は0度まで耐えられるので、温暖な地域であれば1年中屋外で育てることができるでしょう。
朧月は日当たりのよい場所で育てるとグングン成長しますが、育ちすぎると見た目が悪くなってしまうこともあるので注意する必要があります。
どちらもボリュームがある多肉植物なので、寄せ植えでも単体でも存在感を発揮してくれるでしょう。

構いすぎると枯れやすい

他の観葉植物に比べると育てやすい多肉植物ですが、世話をしすぎることで枯れてしまうことがあります。
土がしっかりと乾いてから水をやれば十分なのですが、表面が少し乾いたところで水をやりすぎて枯らしてしまうといったような事例が多く見受けられます。
多肉植物を上手に育てるためには、構いすぎないようにすることも大事だということを理解し、適切な世話をしてあげるようにしましょう。