臭いのもとは何?観葉植物が臭いときの原因と解決方法

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

観葉植物は殺風景な部屋にも癒しを与えてくれるオシャレなアイテムです。
観葉植物があるだけで心が安らぎ、また香りも豊かなことから、目でも鼻でも私たちを楽しませてくれます。
ただ、そんな観葉植物から変な臭いがしてきたら、せっかくの心地よさも台無しですよね。
観葉植物はちょっとした原因で嫌な臭いを発してしまうことがあります。
今回は、観葉植物が臭いときに考えられる原因と解決するための方法について紹介します。

観葉植物が臭くなる原因は?

もし観葉植物から嫌な臭いがしているなら、まず葉や茎より根が原因になっている可能性が高いです。
観葉植物を育てるためには、適切に水を与えなければなりませんが、枯れさせないようにと水を与えすぎると根腐れを起こしてしまうことがあるのです。
きちんと水をやっているのに、葉に元気がなかったり、枯れ始めたりしていないでしょうか。
それはもしかしたら、水のやりすぎで根腐れを起こしているのかもしれません。
根腐れを起こした観葉植物からは、ドブが腐ったような悪臭がします。
受け皿に水がたまっている場合は、放置された水から異臭が放たれていることも考えられます。

また、根ではなく土に原因があることも珍しくありません。
特に古い土は雑菌やカビの温床になる場合があるので注意が必要です。
何年も植え替えをしていない観葉植物は、土が腐って雑菌やカビが繁殖してしまっていることが考えられます。
そのような場合、土から嫌な臭いが発生することがあります。
植え替え後に臭いが気になったという場合も、土に原因があると考えられるでしょう。
土に混ぜた肥料から臭いが出ることもあるため、異臭や悪臭がある場合は使っている肥料も原因となっている可能性があります。

土や肥料に原因がある場合には?

もし臭いの原因が土にあるかもしれないなら、まずは植え替えをして土を新しいものに変えてみると良いでしょう。
建物と同じように、土も経年によって劣化してしまいます。
時間のたった木が徐々に腐っていくように、土も時間がたてば少しずつ腐っていきます。
カビや雑菌の影響を受けやすくなり、土に雑菌が混じれば悪臭の原因になるばかりか、観葉植物が育つための環境も劣悪なものになってしまうでしょう。
ただ、植え替えをする場合はタイミングに注意する必要があります。
植物によって違いはありますが、基本的に4~9月頃が最適なタイミングです。
冬の寒い時期に植え替えをすると、株にダメージを与えることもあるので注意しましょう。

まれに土を中心に小さな羽虫が発生していることもあります。
そういうときも土に原因があると考えられるため、土が腐っている場合と同じように植え替えを検討しましょう。

一方、肥料に臭いの原因がある場合は、使う肥料を無臭のものに変えてみましょう。
天然の有機肥料の中には、臭いを発するものも中にはあります。
室内で観葉植物を育てる場合、有機肥料から出た悪臭が室内に充満してしまうことがあります。
一般的に化学肥料には臭いがないので、室内で育てるなら化学肥料を中心に使っていくと良いでしょう。

根腐れの場合はどうする?

植物の根腐れによって悪臭を放っている場合は、水のやりすぎがその原因になっていると考えられます。
ですから、ひとまず水やりの頻度を減らして様子を見てみると良いでしょう。
葉に元気がない程度であれば、水やりの頻度を減らすだけでも回復する可能性があります。
とりあえず土が乾くまでは水をやらないようにして、元気のなかった葉が回復するかどうか観察してみましょう。

また、悪臭の原因が受け皿の水にある場合、悪臭を回避するためには受け皿に置いたまま水をあげることを止めることが第一です。
水やりだけ屋外でおこない、水が切れたら室内に入れるなどして、受け皿に水がたまったままにならないよう工夫してみましょう。

一方、根腐れを起こした結果、葉だけでなく茎にまで異変が起こっている場合は、回復するのがむずかしいかもしれません。
特に茎が変色していたり、柔らかくなっていたりする場合、根腐れの状態がかなり進行していると考えられます。
その場合は、残念ながら回復の見込みがないと判断せざるを得ないでしょう。

日常のお手入れのポイント

かわいい観葉植物には、特に目をかけて手入れするという人もいるでしょう。
しかし、観葉植物はしばらく放っておいてもしっかり生長してくれます。
もちろん、放置しすぎは良くありませんが、過保護であることも観葉植物の寿命を縮めてしまいます。

特に注意したいのは水やりの回数です。
種類にもよりますが、観葉植物は基本的に1日に何度も水をやる必要はありません。
土が乾燥していたり、手で触って乾いていたりしたら、たっぷり水を与えて手入れしてあげましょう。
水を与えたあとは、受け皿にたまった水をしっかり捨てることも大切です。

また、水やりだけでなく、肥料の選び方にもこだわりたいところです。
屋外で育てる場合は自然由来の有機肥料を使うのが最適かもしれませんが、室内で育てる場合は必ずしも有機肥料が適しているとはいえません。
植物には自然由来の肥料が絶対に良いというわけではなく、豊富な栄養がしっかり配合されているものなら、化学肥料の方がむしろ観葉植物の生育に適していることも多々あります。
植物の種類や置き場所にしたがって、どの肥料を使うべきかしっかり使い分けましょう。
また、過剰な量は枯れる原因になるので、水と同様に肥料の与えすぎにはくれぐれも注意が必要です。

植物に合わせた柔軟なお手入れを

人間に個性があるように、植物にもそれぞれ個性があります。
どの植物にも特徴があり、育て方も種類によって異なります。
ただ、水やりや植え替え、肥料の種類、さらには病気の知識など、基本的な育て方のノウハウをマスターすることは決してむずかしいことではありません。
そのような基本を身に着けておけば、植物のさまざまな異変にも気づきやすくなり、その知識を応用してさまざまな場面に対応することもできるようになるでしょう。
観葉植物も生き物です。
生き物を育てるためにはしっかり知識を身に付けることが大切ですから、観葉植物のワークショップなどにも参加して、植物のプロに相談する機会を活用してみるのもひとつの手段といえるでしょう。