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美しい斑入りの観葉植物!うまく育てるコツは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
観葉植物はさまざまな見た目のバリエーションで見る人を楽しませてくれます。
中でも、人気があるのは「斑入り(ふいり)」の観葉植物です。葉に班のある観葉植物は趣があって、「班入り」の種類にしぼって飼育している人も少なくありません。
この記事では、班入りは通常の観葉植物と何が違うのか、どういった点に気をつけて育てればいいのかを解説します。

斑入りが人気の観葉植物は?

一般的には、緑の葉に白や黄の模様が入っている観葉植物を「班入り」と呼びます。
班入りの観葉植物は緑一色の種類よりも変化に富んでいて人の目を惹きつけ、インテリア性が高く人気があります。
代表的な班入りの観葉植物として、ヘデラが挙げられます。
サイズがコンパクトで丈夫なヘデラは、初心者にも育てやすいことで有名です。
ヘデラは緑一色の葉から、マーブル模様などさまざまな種類がありますが、中でも白い班の入ったものが多く育てられています。
大きなサイズから小さなサイズまで選べるオリヅルランは、茎の先に付く子株が折鶴に似ていることからその名前がつけられました。
葉の縁に班がある「ソトフオリヅルラン」、中央に斑がある「ナカフオリヅルラン」などが人気があります。
鉢物の観葉植物であるポトスも、班入りの仲間です。
ポトスは屋内でも屋外でも生育可能なので、幅広いシチュエーションで育てられています。
ふだんは屋外に出して育て、冬場だけ屋内に入れる人も少なくありません。

模様を保つには日光が不可欠

班入りの観葉植物を育て始めてから、班が消えてしまうことも珍しくありません。
班入りがきれいに保てないときは、環境か育て方に問題がないかを確認しましょう。
斑入りの模様を消さないためには、適度に日光を当ててやらなければいけません。
屋内で観葉植物を育てる場合にも、窓際やテラスの近くに置くなど、日当たりのいい場所に置いてあげましょう。
観葉植物を長持ちさせるためにも、日光はとても大切な要素です。
日照不足だと、観葉植物は模様がはっきりしなくなる傾向にあります。
ただし、直射日光を当て続けると葉焼けしてしまいます。
観葉植物の種類によっては、暑さに弱いものもあるので、日光にさらしすぎないように気をつけましょう。
バランスよく日光を当てるためには、レースのカーテン越しに光を当ててやることが必要です。
また、植物の状態をよく観察し、シミができたり黄ばんだりしてきたら日陰に入れましょう。

斑入りに注目した江戸時代の日本人

最初から班入りの観葉植物が人気を得ていたわけではありません。
むしろ、班入りの葉は「奇形」「不健康」として避けられていた時代もありました。
そんな価値観を覆したのは、江戸時代の旗本で、珍しい物好きとして有名だった水野忠暁でした。
平和が続いた江戸時代では、武士でも演芸などの趣味に没頭していた人がたくさんいました。
忠暁もその一人で、植物の栽培にかけては代表格としてその名前が知られています。
忠暁が注目した植物は斑入りの万年青でした。
それまで奇形とされていた品種でしたが、忠暁の研究をきっかけにして班入り植物の評価は高まっていきます。
当時、日本の観葉植物に対する知識は欧米と比べても優れており、日本で斑入りの植物の良さを知った外国人が帰国後、班入り植物を自国で広めてくれるようになりました。
今では、海外でも班入りの観葉植物は愛されています。
しかし、その人気の火付け役となったのは江戸時代の日本人だったのです。

斑入りでも育て方は通常と同じ

観葉植物を飼育する基本は、「日光」と「水やり」です。
斑入りの観葉植物でも通常の品種と育て方は基本的に同じです。
ただし、模様をしっかり残すため、日当たりに注意する必要があります。
観葉植物を毎日観察していると、わずかな変化に気がつくようになります。
良くない変化であれば、原因を考えるようにしましょう。
葉がしおれていたり、班が減ったりしていれば、日当たりに問題がある場合があります。
当てすぎなのか不足しているのか、的確に対応すればコンディションは整えられる可能性が高まります。
また、水やりも「多くやればやるほどいい」というわけではありません。
成長期にある観葉植物には十分な水をやるべきですが、それ以外の時期だとむしろ、水やりは控えた方が良いのです。
大抵の観葉植物は暖かい時期に成長し、寒い時期には成長を止めます。
寒い季節になると、鉢に入れた土が完全に乾くまで水をやるのを待つなどして、水やりに工夫をしましょう。

独特の模様を楽しもう

斑入りの観葉植物は、模様が入っていることで立体感が感じられます。
葉が一色の植物に比べて味わいがあり、見る人を飽きさせません。
自然が作り出した独特の模様を十分に堪能できる班入りの観葉植物を育ててみましょう。
ただし、班は植物のコンディション次第で消えることもあります。
育てている植物から班が減ったと感じたら、環境に問題があるサインです。
日当たりや水の量に問題がないか、原因を探しましょう。
班入りの観葉植物だからといって特別な設備や手間をかけなければいけないわけではありません。
愛情を持って、こまめに葉の状態をいたわって育てていれば、美しい班を見せてくれるでしょう。

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