突然の雷雨に驚きながら植物が枯れずに助かると感じつつも
強すぎる雨に倒れないかと心配したりと色々思う雨の時間。
ガーデンプランナーの高島です。
そんな雨を見ていて思いました。
雨に打たれて外で育つ植物と人と共に屋内で育つ植物とでは何か違いがあるのだろうか。
環境
外では雨水に打たれて植物は元気いっぱいに大きく育つイメージを持たれる人が多いのではないかと思います。水が多すぎても大地が吸ってくれて加湿状態になることは一時的です。日照りが続いても地下では水が保湿されておりそこから根は水をもらうことができます。
光も太陽から直接エネルギーをもらえて盛んに光合成を行える環境ですが、強すぎる光で枯れる植物もあり、そこに自然淘汰の厳しさを垣間見ることができます。
外ですと風の流れがあり新鮮な空気を常に送り込んでくれます。空気が流れることで虫がつきにくくなることもあります。しかし、逆に言えば大気汚染にまみれた悪い空気も止めることができません。
屋内の植物はあげすぎると下のソーサーから溢れ出てきてしまうので極力少なくあげることが多いでしょう。鉢でという小さな環境で根は育つので水切れになる可能性も高いです。雨水と水道水の成分で見るとそれほど植物に対しての影響面では問題はなさそうです。強いて言うのであれば水道水の方が綺麗な水なので植物にとっては良いのかもしれません。
日照はコントロールできることが屋内のメリットです。レースのカーテン越しの柔らかい光にしたり窓辺に置いて直射日光にあてたり。
屋内は人が快適に暮らせるよう空調はある程度調整できるのが普通かと思います。植物にとって快適な温度にともつこができれば屋内であることが利点になりますが、人にとっての快適と植物にとっての快適温度が同じとは限りません。
メンテナンス
手入れに関しては外の植物は虫もよくつくし雑草に覆われて枯れることもあります。こまめな手入れが必要でしょう。しかし、大きく根を伸ばすことができ植物は元気に育っていきます。
屋内では外ではあまりつかない虫がつくことがあります。虫たちにとっても環境が良いからなのでしょうか。近くの雑草から飛んでくる種や伸びてくる根はないので雑草はほとんど生えません。しかし環境を間違ったり水やりに失敗するとすぐに枯れ始めます。根も大きく伸びることができないので生育にも影響します。根詰まりの対応は必ず必要となります。
同じ種類の植物でも屋内でうまく行ったり行かなかったりと様々です。屋内であればより適した環境にすることが可能である反面、手はかかってきます。外で育てる植物はその植物本来の姿を見ることができますが虫や雑草など敵も多いです。
屋外が良い屋内が良いではなくできればその植物にあった無理のない環境に置いてあげることができるとガーデンニングが楽で楽しいものになっていくはずです。
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