こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
忙しい日が続くと気持ちに余裕がなくなりますよね。
そんなときは、自然と触れ合うと心が癒やされます。
住まいに庭のある人はガーデニングに励んでみてはいかがでしょうか。
最近では、宿根草と低木を組み合わせたスタイルが注目されています。
低木が人気なのは大きくなりすぎないからです。
そのため、庭に圧迫感を与えないことがメリットです。
ここでは、せまい庭のガーデニングにおすすめの低木を紹介します。
甘い香りも楽しめるクチナシ
クチナシはアカネ科の常緑樹で、葉は楕円形で先端が少し尖っています。
濃緑色で表面に光沢がみられますが、若葉は黄緑色をしています。
開花期は6月~7月で、梅雨の中頃~終わりにかけて真っ白な花を咲かせます。
花びらの径は約6cm。
また、香りのよいことから、沈丁花、金木犀とともに「三大香木」としても知られています。
クチナシは一重咲きの6弁花が基本種ですが、バラのような八重咲き種も存在します。
花が終わると果実ができ、秋になるとオレンジ色に熟します。
楕円形のユニークな形にも注目です。
果実は、黄色の染料や漢方の山梔子(さんしし)としてもお馴染みです。
クチナシの樹高は2m~3mと低いことから、玄関先の生垣などとしても人気があります。
日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所のほうが向いています。
原産地は、日本(東海地方以西、四国、九州、沖縄)のほか中国や台湾などです。
暑さには強いため、関東以南では地植えにしてもよいでしょう。
一方、寒い地域で育てるのは難しいといわれています。
また、乾燥にも弱いことから、土が乾きやすい夏場などでは、こまめな水やりが必要です。
なお、剪定のタイミングは花が終わった直後がおすすめです。
白く小さな花がかわいいアメリカイワナンテン
アメリカイワナンテンはツツジ科に分類される常緑性の低木です。
たくさんの枝があり、ゆるい曲線を描き、弓状にしなることも大きな特徴です。
葉は約15cmの楕円形で先端は尖っており、厚みや表面の光沢もみられます。
洋風の建物にもおすすめの庭木です。
開花期は4月~5月で、壺型の白い小花を房状に付けることが大きな特徴です。
ツツジ科の中でも花が小さく、しかも下垂して咲くものが多いため、葉に隠れることも少なくありません。
花の形や咲き方は、アセビ(同じツツジ科)に似ているともいわれています。
原産地はアメリカ(バージニア、ジョージア、テネシー)で、ナンテンのような葉をしていることが名前の由来になっています。
岩場に自生することも関係しているようです。
また、セイヨウイワナンテンの別名でも知られています。
アメリカイワナンテンの樹高は約1~1.5mです。
半日陰を好みますが、耐寒性・耐暑性のどちらもあることが大きな強みで、防寒対策の必要もありません。
また、日陰でも育ちますが、風通しと日当たりのよい場所を選ぶと元気に育っていきます。
地下茎が伸びて株が大きくなることから地植えが向いています。
なお、アメリカイワナンテンは、剪定などの手入れの必要が少ないですが、樹高を低くする場合は3月~4月上旬がおすすめです。
年間を通じて安定した緑のアオキ
ミズキ科に分類される常緑性の低木・アオキ。
美しい緑の葉を持っており、日陰に強いため、昔から親しまれている身近な存在です。
葉は、長楕円形で先端が尖っており、深緑色で光沢があります。
最近は班入りの品種も多いため、庭のイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。
アオキは、庭木だけでなく生垣としての活用にもおすすめです。
アオキの樹高は約1m~3m、開花期は3月下旬~5月上旬です。
花はあまり目立ちませんが、葉は年間を通じて鑑賞できます。
また、冬になると雌株には赤くつやのある美しい果実が付くため、冬場の庭を彩る貴重な存在です。
アオキの原産地は日本で、北海道南部~沖縄まで幅広く生育しています。
また、寒さにも強い頑健な庭木のため、育てるのは北海道中部まで可能といわれています。
一方、強い日差しが苦手なため、直射日光による葉焼けのリスクに注意しましょう。
林床に生える低木という性質上、落葉樹など高木の下に植えるのが向いています。
半日陰や日陰を選ぶとよいでしょう。
なお、剪定をしなくても自然と樹形がまとまるため、管理が楽なことが大きな特徴です。
大気汚染にも強く育てやすいサルココッカ
サルココッカはツゲ科に分類される常緑低木です。
濃緑色でシャープな形の葉をしていることから、洋風の庭に向いています。
植え込みなどとしても重宝されています。
樹高は約0.2m~0.6m、横にはって育つことが大きな特徴です。
開花期は2月~3月。
甘い香りのする白い花を咲かせますが、花や実よりも葉を楽しみたい人におすすめです。
サルココッカの原産地は中国ですが、暑さにも寒さにも強くて育てやすいため、初心者向きといえるでしょう。
日陰や大気汚染に強いだけでなく、病害虫にかかりにくいことも大きなメリットです。
植え付け時に腐葉土や堆肥を混ぜ込んだ土壌と整えておくだけなので、手入れの時間が取れない人にもおすすめします。
低木は年間を通じて景観が変わらない常緑樹がおすすめ!
ステキな庭づくりには「宿根草」の存在が見逃せません。
宿根草には、地上部分は枯れ・地下部分は休眠状態で越冬する性質を持っています。
また、宿根草との組み合わせる低木として「常緑低木」が推奨されます。
こちらの樹木が持つ大きなメリットは、季節の影響を受けないことです。
一定の形を保ちながら大きくなる点にも注目されます。
ガーデニングに低木を選ぶときは、常緑樹を中心にすることがポイントです。
年間を通じて景観が変わらないため、庭の雰囲気が安定することが期待できます。
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