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シンボルツリーの日陰を有効活用!シェードガーデンとは

シェードガーデンイメージ

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
シンボルツリーは、象徴的な存在であるとともに自然な日陰を作ってくれる存在です。
そんなシンボルツリーがある家は、その日陰を利用して神秘的な「シェードガーデン」を作りませんか。
日陰で育つ植物は、丈夫なものが大変多くなっています。
また、寒さに強く初心者でも育てやすいことも魅力です。
持て余しがちな日陰のスペースを有効活用するために、シェードガーデンに適した植物を紹介します。

庭の日陰にも種類がある!

シンボルツリーによる庭の日陰と一括りにいっても、その日陰の程度は家によってさまざまです。
まずは、自分の家の日陰が次のうちどれに分類されるのかをチェックしてみましょう。

  • ライトシェード
  • ハーフシェード
  • ディープシェード
  • ダンプシェード
  • ドライシェード

ライトシェードは、シンボルツリーの下など、木の葉でまばらな陰が生じるようなスペースを指します。
陰の程度が軽いので比較的明るく、育てられる植物の種類が多い日陰です。

ハーフシェードの場合は、1日の中で、日陰になる時間と日が当たる時間があるスペースの総称となります。
時間によって日の当たり具合が変わるので、塀のすぐそばや建物の陰などがハーフシェードとなるのが特徴です。
ハーフシェードでは、耐陰性のある植物を育てるのに適しています。

ディープシェードは、1日中日陰となっているか、ほんのわずかしか日の当たる時間がないスペースのことです。
家の北側に多くあるディープシェードは、常にひんやりとしていることがポイントです。
花が咲く植物はほとんど育ちませんが、リーフプランツなら楽しむことができます。

ダンプシェードとは、水が集まりやすく湿っている日陰のことです。
斜面の下や水辺の近くにできやすい特徴があり、潤った環境が好きな植物向きの日陰といえます。
反対にドライシェードは、乾いた日陰のことをいいます。
ドライシェードの場合は、日陰向きで乾燥にも耐性がある植物を植えるといいでしょう。

日陰に強いギボウシ!

Hosta

ギボウシ

Hosta

キジカクシ科
ギボウシ属
別名 擬宝珠、ウルイ、コーライ、ホーライ、オンパクなど
原産地 日本、東アジア
形態 多年草

耐寒性:強い / 耐暑性:強い / 耐陰性:あり

夏に白や薄紫色の花を咲かせるギボウシは、花だけでなく葉っぱも楽しめる植物です。
日本にたくさん自生している丈夫な山野草なので、日陰にも強いことが特徴となっています。
葉はこんもりと密生し、花が咲いていないときの見応えも十分です。葉は大きく、光沢があるものやつや消しタイプのもの、青みがかったものや黄みがかったものがあり、シェードガーデンの主役といっても過言ではありません。
日本が原産となる上に耐寒性・耐暑性に優れているので、とても育てやすことが特徴といえます。
また、乾燥した日陰よりも湿りがちな日陰を好むので、ダンプシェードにもよさそうですね。

ヒューケラでグランドカバーも魅力的!

Heucheras

ヒューケラ

Heuchera

ユキノシタ科
ツボサンゴ属
別名 ツボサンゴ(壷珊瑚) 、コーラルベル
原産地 北米、メキシコ
形態 多年草

耐寒性:強い / 耐暑性:普通 / 耐陰性:あり

ヒューケラは、カラーリーフとして不動の人気を誇る植物です。
明るい色から銀、銅、黄みがかった色など、とてもカラフルな葉っぱが楽しめる耐陰性の強い植物となっています。
寄せ植えやグランドカバー向きとなるヒューケラは、固めて植えることでシェードガーデンのアクセントにすることも可能です。
また、ガーデンにちょっと物足りなさを感じるときは、ヒューケラを足してみるとパッと華やかに仕上げることもできます。
ただし、斑入りの品種や色が淡い品種は葉焼けしやすいので、夏の直射日光に注意しましょう。

オダマキでシェードガーデンを華やかに!

Aquilegia flabellata "ministar"

オダマキ

Aquilegia

キンポウゲ科
オダマキ属
別名 苧環
原産地 日本、アジア、ヨーロッパ
形態 多年草

耐寒性:強い / 耐暑性:普通 / 耐陰性:あり

オダマキは、花色が豊富な多年草です。
白やピンク、淡い黄色や薄紫などの花色がある他、花の大きさも小さなものから八重咲のものまでさまざまです。
人それぞれの好みに合わせて選べるのも、オダマキの魅力なのです。
また、寿命が短いオダマキですが、こぼれ種によって増えていくという特徴もあります。
水はけさえよければ土を選ばずに育つ植物なので、シェードガーデンにも適しているといえますね。
午後の日差しは少なくても問題ありませんが、午前中だけは日向になる場所の方が望ましいとされています。

不動の人気は、クリスマスローズ!

Nieswurz / lenten rose (helleborus x hybridus)

クリスマスローズ

Helleborus niger

キンポウゲ科
クリスマスローズ属
別名 ガーデン・ハイブリッド、レンテンローズ、ヘレボルス
原産地 ヨーロッパ〜西アジア
形態 多年草

耐寒性:強い / 耐暑性:普通 / 耐陰性:あり

人気の多年草であるクリスマスローズは、シェードガーデンの代表ともいえる植物です。
他の植物があまり花をつけない時期にたくさんの花が咲き、花持ちがいいことも魅力となっています。
インパクトがある葉っぱも人気で、花が咲いていなくてもガーデンを素敵に演出してくれるのが嬉しいですね。
1年中さまざまな顔で楽しませてくれるのが、クリスマスローズなのです。
そんなクリスマスローズですが、意外にも日陰で育てることができる植物です。
塀のすぐそばや他の植物の陰になってしまうような場所に植えてみると、元気に育ってくれます。

好みの植物でシェードガーデンを作ろう!

シンボルツリーによる日陰は、日陰を好む植物にとっては最高の場所です。
人工的ではなく自然な日陰だからこそ、植物にとっても適度な日陰といえるのです。
また、日陰だからといって植物は育たない訳ではありません。
日陰に強い植物を選ぶことで、例え日陰の庭でもパッと明るい雰囲気を作ることができます。
植物それぞれの特性を生かして有効活用することで、素敵なシェードガーデンができるのです。
日陰を好む植物は、多種多様です。
シェードガーデンの種類によって適した植物を選び、1年中楽しめるような素敵なガーデニングを楽しんでいきましょう。

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