鉢植えも地植えも楽しめる!ローズマリーの基本的な育て方

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ハーブにはミントやラベンダーなど、さまざまな種類がありますが、ローズマリーは特に丈夫で育てやすい品種です。
地植えでも鉢植えも楽しめるので、庭がある家はもちろん、ベランダなど限られたスペースしかない家でも栽培できます。
そこで、基本的な栽培方法や注意点など、ローズマリーを育てるうえで知っておきたい基礎知識について解説します。

原産地は地中海!ローズマリーの特徴とは

ローズマリーは地中海の沿岸地方が原産の常緑低木です。
樹高は品種により異なりますが、30センチメートル程度のものから、2メートル程まで及ぶものもあります。
花の色は白やピンク、薄紫などです。
開花時期は秋から春に咲くものもあれば、夏に咲くものもあり、品種により異なります。
葉は年間を通して収穫が可能なので、ハーブティーや入浴剤、リースなどに加工するのも良いでしょう。

耐暑性も耐寒性も高く、丈夫な植物なので、ガーデニングの初心者にも育てやすいです。
原産地はヨーロッパですが日本の気候でも栽培がしやすく、日当たりの良い場所で育てれば多くの花がつくでしょう。
ただし、寒冷地では防寒対策が必要です。
水はけの良い環境を好むため、水はけが悪くなりやすい低温期は根腐れを起こさないよう注意しましょう。
なお、若い苗は高温多湿の環境に弱いので、ある程度丈夫になるまでは、風通しの良い場所で育てる必要があります。

ローズマリーは鉢植えでも楽しめる

ローズマリーを鉢植えで育てるには、まず土選びが重要です。
ローズマリーはやや乾燥した環境を好むため、水はけの良い土を選びましょう。また、植え付けの際は腐葉土や堆肥を加えます。
ハーブ用の土ならあらかじめ肥料が配合されているので、手間がかかりません。ローズマリーは痩せた土地にも自生するほど丈夫な植物なので、追加の肥料はほぼ不要です。置き場所は屋外でも屋内でも問題はありません。
屋外で育てる場合は、日当たりと風通しが良い場所を選びましょう。
屋内で育てるのであれば、窓際が適しています。
キッチンに置くと、料理の際に葉を収穫してすぐに使えるので便利です。

水やりのタイミングは、土の表面を観察して見極めます。
乾燥気味でも枯れる心配はないので、こまめに水やりをする必要はありません。土の表面が乾いていたら、葉に水がかからないよう気をつけながら、たっぷりと水を与えます。
水を与えすぎたり、葉に水をかけたりすると、蒸れが発生してローズマリーが弱ってしまう原因になってしまうので注意しましょう。
なお、ローズマリーは耐寒性に優れているものの、霜には弱いです。
寒冷地で栽培する場合は、冬になったら屋内に置ける鉢植えが適しています。

ローズマリーの地植えにチャレンジ!

ローズマリーを地植えする場合は、まず土作りをするための道具が必要です。
固い土を掘り起こせるよう、クワや大きめのシャベルを用意しておきましょう。植える予定の場所に草が生えていたら、十分に取り除いておきます。
ローズマリーはハーブの中でも、根が伸びやすい品種です。
深めに穴を掘るのが、植え付けのポイントです。
土を耕したり、穴を掘ったりする過程で土の中に雑草の根が混ざっていたら、忘れずに取り除きましょう。

初めて植える場所には腐葉土や堆肥、肥料、土壌改良資材などを使い、ローズマリーに適した土壌を作ります。
複数の苗を植える際は、間隔に気を付けながら植える場所を決めるのが、上手に育てるためのコツです。
植える前に根を軽くほぐしておくと、根を傷めずに植えられます。
根元までしっかりと土の中へ入るように植え付けましょう。
また、ローズマリーは他の植物に比べて植え替えを苦手とします。
そのため、地植えの場合は植え替えを行う必要がないように、あらかじめ植え付ける場所をしっかりと考慮することがポイントです。

ローズマリーを育てる際の注意点とは?

ローズマリーを栽培するにあたり、いくつか注意するべきポイントがあります。ローズマリーは枝葉が混み合いやすく、定期的な剪定が必要です。
こまめに葉を摘んで料理などに使うのも、剪定の代わりになります。
ローズマリーは肉料理と相性が良く、羊肉や魚肉などのクセが強い素材の臭みを消してくれるハーブです。
じゃがいもや鶏肉のように味が淡泊な食材に使えば香り付けになります。
剪定する場合は、切り戻しと摘心が必要です。

剪定は植物の形を整えるための方法や、通風や採光を良くするための方法など、さまざまな手段があります。
切り戻しは不要な枝を切ることで、枝葉が混み合うのを防ぐことが目的です。
湿気が苦手なローズマリーにとって、風通しを良くするための切り戻しは欠かせません。
摘心は枝茎の先端の芽だけを摘む方法です。
脇芽を出させたり、開花を促したりするために行います。
ただし、摘心は植えてからしばらくのあいだは必要ありません。
定植したローズマリーがしっかりと根付き、枝が伸びてきてから行いましょう。また、摘心をする時期は春または秋だけで、1年中必要なわけではありません。

ローズマリーは初心者にも育てやすい!

ローズマリーは暑さや寒さ、乾燥に強く、ハーブの中でも特に育てやすい品種です。
さらに、料理をはじめ入浴剤作りやリース作りなど、さまざまな用途に使えます。
ハーブの栽培に挑戦してみたい人は、まずローズマリーから始めてみると良いでしょう。
初心者が気軽に楽しめるのも、ローズマリーの魅力です。