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鉢植えの観葉植物!植え替え時期と鉢選びに要注意

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。

鉢植えの観葉植物は、暮らしに潤いを与えてくれるインテリアとして高い人気を集めています。
ただ、観葉植物を育てるには定期的なお手入れが必要であり、なかでも「植え替え」は重要な作業です。
きちんと植え替えのポイントを把握した上で、慎重に作業を行う必要があります。
ここでは、鉢植えの観葉植物の植え替え時期や、植え替えるときの注意点について紹介します。

鉢が小さくなったら植え替えが必要

鉢植えの観葉植物を植え替えるタイミングは、「鉢が小さくなったとき」が基本です。
鉢植えの場合、鉢の大きさと植物の大きさが合っていないと「根詰まり」を起こす原因につながります。
大きく育った植物は、根が生長できるスペースが限られてしまい、窮屈な状態になってしまうのです。
この状態を「根詰まり」と呼び、放置すると酸素が全体に行き渡りにくくなってしまうため要注意です。
植え替えの時期を見極めるには、「土の表面」や「鉢植えの裏側」をチェックする方法があります。
土の表面を見たときに根が出ていたり、鉢を裏返して水抜きの穴から根が出ていたりするときは、ひと回り大きな鉢への植え替えが必要です。

根腐れにも注意が必要

観葉植物を育てる際は、「根腐れ」にも注意する必要があります。
根腐れは根の先端から少しずつ腐っていき、やがて幹が株元から枯れていく原因につながるのです。
根腐れが起こる大きな原因には、「鉢のなかが高温多湿」の状態になっていることが挙げられます。
受け皿に水がたまったままの状態だと、鉢のなかが蒸れたり過湿状態になったりするリスクが高まります。
すると、根が窒息してしまい、充分に呼吸できなくなってしまうのです。
そのため、水やりをしたあとは受け皿や鉢カバーの底の水を捨てて、水がたまったままの状態にならないように気をつけることが大切です。
また、ジメジメした状態が長く続かないように、暑い時期は「水やりの時間帯」を工夫する必要があります。
夏場は昼間の気温が高く、鉢内の水の温度も上昇しやすい傾向です。
水の温度が高いと根が傷んでしまう原因につながるため、夏場の水やりは朝の涼しい時間帯や夕方などに行うと良いでしょう。

基本の植え替え方法は?

植え替えはやり方によっては、根を傷める原因にもなり得ます。
根はとてもデリケートなため、植え替えの手順やポイントをしっかり頭に入れておくのが肝心です。
植え替えの手順は、まず「根の整理」から行います。
古い鉢から、根の部分を引き抜きましょう。
このときに、土を崩しすぎないように、押さえながら引き抜くのがポイントです。
続いて、ひと回り大きな鉢を用意し、排水を良くするための小石を底に敷きます。
その際、鉢に大きな穴がある場合は、石が落ちないように鉢底用のネットを敷くのが大切です。
小石やネットを敷いたら、そのうえに土を2~3cm入れて、根の周りに土がついた状態の植物を乗せるようして配置します。
その後、鉢と根の間に土を入れて隙間を埋めていきます。
根は細かく隙間に土が入り込みにくいため、鉢を軽く叩きながら行うのが重要です。
土を入れ終わったら、水をたっぷりと与えて完了です。

鉢の素材と特徴を知ろう

植木鉢といっても種類はさまざまであり、素材も大きく異なります。
植木鉢を選ぶ際は大きさとデザイン性だけではなく、材質にも注目するのが重要です。
植木鉢は主に「プラスチック製」「素焼き」「テラコッタ」、それから「陶器製」「木製」などの種類があります。
それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか、特徴を確認していきましょう。
まず、「プラスチック製」は安価でバリエーションが豊富なことが魅力です。
また、軽くて壊れにくいという特徴があります。
ただし、屋外で長い期間、直射日光に当たるともろく崩れてしまうおそれがあるため、保管場所には注意が必要です。
さらに、通気性が悪く土の乾きが遅いため、根腐れが起こりやすいのがデメリットです。
次に「素焼き」や「テラコッタ」の鉢は、通気性が良いという特徴があります。
日光の熱などで土が熱くなりにくく、根腐れが起こりにくいのがメリットです。
しかし、重かったり割れやすかったりするのがデメリットとして挙げられます。
「陶器製」の飾り鉢は、デザイン性が高いものが多いのがメリットです。
その反面、鉢が重かったり、ものによっては通気性が悪かったりするのがデメリットといえます。
また、値段が高い傾向にあるのもデメリットといえるでしょう。
「木製」の鉢は通気性が良く、見た目がおしゃれなのがメリットです。
ただ、直接土を入れてしまうと鉢自体が腐ってしまう可能性があるため、鉢カバーとして使用するのが向いています。
このようなメリット・デメリットを踏まえて、観葉植物は「プラスチック製」の鉢か「素焼き」の鉢を使用し、ほかの材質の鉢カバーを利用するケースが多い傾向があります。
育てている観葉植物に合う鉢はどのようなものなのか、特徴を比較したうえで慎重に選ぶようにしましょう。

タイミングよく植え替えして大きく育てよう

鉢植えの観葉植物は長く育てていると、成長に伴って必ず植え替えが必要になります。
タイミングよく植え替えることで、観葉植物を大きく丈夫に育てられるのです。
植え替えのポイントをしっかり押さえて、優雅なグリーンライフを楽しみましょう。