こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
おしゃれな庭や緑のある暮らしに憧れて、いざ庭木を購入しようと思い立ってもどんな木を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
きれいな花を咲かせるものや果実がなるもの、花の香りを楽しめるものなど、庭木にもさまざまなものがあります。
また、庭木によって育てやすさも変わってきます。
そこで今回は、庭木にどんな木を選ぼうか迷っている人に役立つ、人気の庭木ランキングを紹介します。
第1位の庭木:オリーブ
オリーブは、モクセイ科オリーブ属に分類される常緑樹で、1年を通して落葉しないので年中楽しむことができます。
また、成長すると樹高が2メートル以上になるので目隠し対策にもなる庭木です。
庭のシンボルツリーとして植えるのはもちろん、玄関先などの小スペースに植えてもおしゃれな印象を与えてくれます。
どこにでも植えることができて使い勝手が良いだけではなく、樹形や1つ1つの葉の形が美しいこともオリーブが庭木として好まれる理由のひとつです。
また、オリーブグリーンという色名があるように、他の庭木ではみられないようなオリーブ独特のシックな葉色も人気のひとつとなっています。
さらに、初夏には白色や黄白色の小さなかわいらしい花を咲かせてくれます。
10~11月ごろになると実が完熟するので、オリーブオイルや塩漬け、ピクルスにして楽しむこともできますよ。
オリーブの葉は健康効果があるといわれているので、乾燥させて茶葉にしたり、浴槽に入れるのもいいでしょう。
栽培方法としては寒さと多湿を避けて、温かくて水はけのよいところで育てることが大切です。
また、面倒な剪定は必要ありません。
自然樹形のままでも美しいので、混み合った枝を取り除いて透かす程度の簡単な剪定だけで育てることができます。
第2位の庭木:アオダモ
アオダモはモクセイ科トネリコ属に属する落葉樹で、日本各地の山地に自生しています。
自然樹形でも美しく、シンボルツリーにするのに適した庭木です。
4~5月には長細い花びらをもつ白色の花を咲かせ、秋になると平野では黄葉、山地では紅葉を楽しむことができます。
また、枝の数が少ない木なので剪定しやすく、和風の庭にも洋風の庭にもよく合うシンプルなところが人気となっています。
毛虫などの害を受けにくいところも庭木として好まれている理由のひとつです。
一度背丈を決めてしまえば管理も容易で、季節感をたっぷりと楽しむことができますよ。
栽培方法としては乾燥を好まないので、直射日光が当たる日向よりも半日陰で育てるのに適しています。
第3位の庭木:ウェストリンギア
ウェストリンギアは、シソ科ウェストリンギア属に属する常緑低木です。
オーストラリアン・ローズマリーという名でも親しまれています。
細長い小さな葉が密集していて、白くて小さな花を咲かせるところがローズマリーに似ていることからこのように名付けられました。
開花時期は4~10月で、非常に長い間花を楽しむことができるのが特徴です。
また、ウェストリンギアは低木なので、生垣として植えこむのに適しています。
枝がまっすぐ伸びるので、放っておいても樹形をきれいに保つことができ、剪定の手間があまりかからないところも魅力のひとつです。
葉は銀色に近いグリーンのタイプと、斑入りのタイプが人気となっており、常緑なので年中楽しむことができます。
病害虫に強く、初心者にも育てやすい庭木です。
第4位の庭木:アナベル
アナベルはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、オランダで庭木用に品種改良されました。
初夏になると、白またはピンクの美しい花を咲かせます。
寒さにも暑さにも強いことが特徴で、北海道でも屋外で栽培することが可能です。
日本のアジサイよりも枝が細くて花が小さめなので、派手になり過ぎず華奢なところも庭木に適しています。
また、栽培が容易にできて、特別な手入れをしなくても毎年美しい花を咲かせてくれるところも庭木として好まれています。
第5位の庭木:ジューンベリー
ジューンベリーは、バラ科ザイフリボク属の落葉樹です。
4月下旬~5月上旬までは白い花をたくさん咲かせ、その後も新緑に果実、紅葉といった四季折々の姿を楽しめることで人気を集めています。
日当たりが良ければ、ほとんどの花に小ぶりなサクランボのような真っ赤な果実がたわわに実るのが特徴です。
熟した果実は、ジャムなどにして楽しむこともできます。
また、根元から生えてくるひこばえを上手に剪定すれば、虫が付きにくくて初心者でも育てやすい点も庭木として人気が高い理由のひとつです。
自然樹形が美しく剪定もあまり必要ありません。
樹高が高いので、シンボルツリーとして育てるのにも向いています。
気候や日当たりに合う樹木を選ぼう
庭木には常緑樹や落葉樹、高木や低木などさまざまなものがあるので、自分の好みに合ったものを選びましょう。
しかし、庭木はその種類によって、どんな日当たりや土の状態を好むかが違ってくるので、環境に合わせた庭木を選ぶことがとても大切になります。
環境に合わない庭木を選んでしまうと、うまく生長せずに花や実がつかなくなってしまう原因にもなるので注意が必要です。
そのうえで、できるだけ世話をしやすい庭木を選ぶといいでしょう。
素人には手入れが難しいものもあるので、剪定の有無などを確認することは庭木を選ぶうえで重要です。
これらを踏まえて自分にぴったりの庭木を選ぶことで、日々の暮らしに癒しと安らぎが生まれるでしょう。
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