ガーデニングの基礎知識!剪定時期はどうやって決めるの?

Pruning of trees with secateurs in the garden

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

ガーデニングをすることで庭が華やかになり、日常生活においても心にゆとりが持てるようになります。
しかし、植物は生長するものなので、メンテナンスを欠かしてはいけません。
適度に植物の状態を整えてあげないと生長が止まるばかりではなく、枯れてしまうケースもあるのです。
そこで、この記事ではガーデニングの基礎知識として、植物の剪定時期について一般的な知識を紹介します。

剪定とは何のためにするもの?

植物の生長に剪定が大切なのは、樹木そのものを活性化させるためです。
なかには、剪定することで「見た目が良くなる」という効果だけを意識して行っている人もいるようですが、それだけではありません。
伸びすぎた枝や葉を切り落として形を整えることで、風通しがよくなります。
また、日の光が植物全体にいきわたりやすくなるので、光合成が活発化します、すると、植物に栄養が十分回るようになるのです。
植物に栄養が回ると、人間と同じで病気に対する抵抗力が高まります。
風通しや日当たりが良くなったことで、害虫を寄せ付けにくくなることと合わせて、病虫害全般に対する抵抗力が高まるのです。

さらに、古い枝を切り落とすことで、そこから新芽がでてきます。
新しい枝を育てると、古い枝よりも美しい花が咲き、植物がより美しくよみがえる効果が期待できるでしょう。
剪定をすると、植物の見た目がよくなることもたしかですが、それ以外にも生育条件を整えて見た目を美しくし、植物の健康を守ることができます。
末永く植物を愛していくために大切なメンテナンスが剪定なのです。

剪定時期を決めるのは生長の速さ

剪定をするときに注意するのは、剪定時期は植物ごとの状態によって異なるということです。
たとえ、同じ時期に同じ品種の植物を購入しても、一緒に剪定しなければいけないというわけではありません。
あくまでも、生育状態に合わせて剪定するかの判断をすべきです。
剪定をするかどうかの判断で重要なのは、生長スピードだといえます。
なぜ、生長スピードが大切かというと、「剪定は枝や葉が伸びすぎた植物に対して行うもの」だからです。
植えてからすぐの生長していない植物に対して行うものではありません。

そのため、植えてから枝や葉が伸びすぎてしまい、見た目が変わってしまった植物に対しては行う必要があります。
つまり、すぐに枝が伸びたり、葉が茂ったりしてしまう植物は剪定をする頻度も高くなるということです。
一方で、植物によっては生長スピードが遅いものもあります。
植えてからほとんど生長していないような植物は、剪定をする頻度が低くても大丈夫だということです。
剪定の大切さは植えている植物の種類によって変わりますので、どの家庭でも必ずしなければいけないものではありません。
あくまでも、生長スピードに合わせて必要かどうかを判断しましょう。

花や実がなる時期が剪定時期を決める

剪定は植物の生長スピードに合わせて行うものですが、季節にも気を付けなければいけません。
なぜなら、剪定は基本的に植物の枝や葉を切り落とす行為だからです。
時期を間違えて剪定を行ってしまうと、かえって植物に元気がなくなってしまうことがありますので、注意しましょう。
一般的な植物のサイクルは、春に新芽が出てきて夏に生長し、秋に花や実をつけます。
しかし、冬になると生長がとまり春の新芽が出てくるときに備えて休眠期に入るのです。

そのため、剪定を行うときは、植物へのダメージの少ない休眠期である冬に大胆に行うのが一般的です。
ただし、常緑広葉樹に限っては、寒さに弱いという理由から冬にあまり大胆に行ってしまうと樹勢が弱まってしまうことがあるので、新芽が伸び始める前の春に行いましょう。
また、花が咲く木については、つぼみのついている枝を切らないようにしなければいけません。
なぜなら、花芽を切り落としてしまうと、花が咲かなくなってしまうからです。
そのため、可能であれば花が落ちてからすぐに剪定をしておくようにしましょう。

さらに、果樹も花と同様に花芽と実を残しながら剪定する必要があります。
一般的に果樹は、冬に剪定するケースが多いですが、花芽を切ってしまうと翌年の実の数が減ってしまうので、季節には特に気をつけましょう。

植物の特徴を知って剪定時期を見極めよう

剪定は植物の見た目をよくするだけのものではなく、健康を維持するためにも必要な作業です。
ただし、剪定をするにあたっては「剪定時期」に注意する必要があります。
剪定は基本的に、伸びすぎた枝や葉を切り落とす作業なので、そもそも生長していない植物に行う必要はありません。
そのため、生長スピードの遅い植物はほとんど剪定が不要なケースもあります。
一方、生長スピードの速い植物に関しては、マメに剪定してあげる必要があるので気を付けましょう。

また、剪定時期については季節について考慮することも重要です。
一般的には植物が休眠状態になっている冬に剪定するケースが多いですが、
寒さに弱い植物だとかえって逆効果になるかもしれません。
そのため、あくまでも植物の種類によって剪定時期を判断しましょう。
また、花や実がなる植物では剪定する枝を間違えると、それらを楽しめなくなるケースもあります。
そのようなトラブルを起こさないように、花芽の形成期前に剪定することが重要です。
植物の性質を理解して、生育サイクルを理解すれば最適な剪定時期もわかるはずです。
植物についての知識を深めて適切な剪定を実行しましょう。

Man pruning japanese bonsai tree. Bonsai artist