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観葉植物のおすすめの栄養剤と使い方を教えて!

こんにちは、IN NATUARAL STYLE編集部です。
大事に育ててきた観葉植物の元気がなくなってくると、つい余分に水や栄養を与えて元気にしたいと考えがちです。
しかし、もしかしたら、水や栄養の与えすぎが元気がなくなった原因かもしれません。
植物を元気に育てるためには、正しい栄養の与え方をすることが大事です。
この記事では、観葉植物にオススメの栄養剤とその与え方について解説します。

植物の栄養補給には3つの種類がある!

植物に必要な三大栄養素は窒素とリン酸とカリウムです。
しかし、実際に肥料として与えるときは、すべての栄養素を同じ割合で与えるわけではありません。
植物によって必要な栄養素や不足している栄養素が異なるからです。

3つの栄養素のうち、窒素は葉や茎の成長に重要な成分なので『葉肥』という呼び方をすることもあります。
葉緑素の元になり、葉を大きくする働きをするからです。元素記号より「N」と表記されます。

それに対して、リン酸は花や実を大きくする働きをするため実肥と呼ばれます。
栄養剤ではリン酸塩類を「P」と表記し、さらに「リン酸塩類」を略して単に「リン酸」とよびます。

同様に、カリウムは根をしっかりと育てる働きをするので『根肥』という呼び方をします。根の働きが悪くなると、葉も花も実もすべて影響を受けるので、不足すると植物全体の抵抗力が弱まり、病害虫の被害に合いやすくなります。カリウムは植物に抵抗力をつけるためにも大切な成分です。記号の「K」で表記されます。

肥料の容器に書いてある10:8:8や5:10:5という数字は窒素(N):リン酸(P):カリウム(K)の割合を表しています。
数字が大きいほど成分濃度が濃いことを意味します。
植物に与える肥料には種類があり、主なものは固形肥料と液体肥料、粉末タイプの3種類です。
固形、液体、粉末それぞれメリットとデメリットがあります。

固形肥料は土の上に置くだけで使えて、肥料を与えた後もいつも通りに世話できるので手軽です。
直接根に触れないように与える必要はありますが、ゆっくり成分が溶け出すので、長い時間威力を発揮します。
植え替えのとき、土と混ぜて元肥として使うのも固形肥料です。

それに対して、液体肥料は即効性があり、追肥としてよく用いられます。
薄めて使うタイプと原液のまま使うタイプがあるので、濃度に注意が必要です。
粉末タイプの肥料は、水耕栽培に与える栄養剤として向いています。
水に溶かして液肥と同じような要領で使うので、他の栽培方法にも使えますが、濃度に注意し、均一になるようにしっかり混ぜることが必要です。

栄養剤と活力剤にはどんな違いがあるの?

栄養剤は肥料とも呼ばれるもので、植物にとって主食のようなものです。
成長していくために必要な成分を必要な割合で配合しています。
固形、液体、粉末などいろいろなタイプがありますが、主成分は窒素、リン酸、カリウムの3つです。
それ以外に、カルシウムやマグネシウム、イオウその他微量要素なども栄養剤に含まれます。

これに対して、活性剤は、肥料と同じ成分を含むものと肥料とまったく異なる成分でできているものの2種類があります。
人間でいえば、身体が疲れているときに飲む栄養ドリンクのような役割です。
活性剤は即効性がありますが、それだけを与えたのでは栄養不足になってしまいます。
肥料成分を含むタイプは、アンプル剤になっているものや、シャワーのように上からかけるもの、葉の裏側に吹き付けるものなど種類が豊富です。
肥料成分を含まない活力剤には、特定の植物から抽出した成分を含むものもあり、どの植物から抽出したかが記載されています。
こちらのタイプは水で薄めて使うタイプがほとんどです。

観葉植物に栄養剤を与える必要があるのはどんなとき?

栄養剤は植物にとっての主食ですから、お腹が空いたときに与えるのが適当です。
お腹が空いていないときに与えると、与えすぎになってしまいます。
観葉植物の場合、葉が枯れたり萎れたりしたら栄養不足のサインです。

しかし、いきなり栄養剤を与えてはいけません。
栄養剤を十分に吸収できるように下準備を行います。
まずは思い切って剪定しましょう。葉っぱがほとんどなくなってしまっても大丈夫です。
きちんと剪定してやると、その後新しい芽や枝が出てきます。
剪定が終わったら、日当たりの良い室内に移動させることが大事です。
そこで栄養剤を与えてゆっくり養生させてやると復活します。

観葉植物の栄養剤の与えすぎには要注意!

急に観葉植物の元気がなくなったとき、原因が栄養剤の与えすぎにある可能性が考えられます。
人間でいえば食べすぎの状態です。食あたりのようなことが観葉植物でも起こります。
肥料焼けという状態です。
植物は通常、根から水や栄養素を吸い上げて成長します。
根の周りの栄養分が植物の根の細胞内よりも濃度が薄いとき、根は土から肥料の成分を吸収するという仕組みです。

濃度の濃い方から薄い方へ流れるのが当たり前のように感じられますが、植物の場合はわざわざ逆の形でエネルギーを使い吸収をしています。
もしも、栄養剤を与えすぎて根の周りの栄養分の濃度が濃くなってしまうと、根の内部よりも根の周りの方が栄養分の濃度が濃くなってしまうので、仕組みが乱れて根が肥料分を吸収できません。
これが肥料焼けのメカニズムです。

最初は葉が濃い緑色になるので、一瞬元気になったと勘違いしがちですが、そのまま放置すると、葉が黒ずんで縁の方から萎れたり枯れたりしてしまいます。
肥料焼けを起こさせないためには、濃度を守ることが大事です。
特に、根の周りの濃度には注意を払いましょう。

冬に栄養剤は必要?

観葉植物は冬の間、成長が休止します。その間に栄養剤をいくら投与しても効果はあらわれません。
室温が常に高く、新芽も出ているような場合には規定濃度の半分ほどに希釈した液肥を2週間に1度程度与えると良いでしょう。
基本的に冬は水やりと、乾燥予防に霧吹きでの葉水をメインとし、栄養剤の投与は春にまた活動を再開した頃に与えた方が効果的です。じっくりと植物を観察して、サインを見逃さないようにしましょう。

プロが信頼する土母の力!使えばわかる植物活性剤の効果

お気に入りの観葉植物を元気にしたいときは、肥料ではなく活性剤を試してみるのもひとつの方法です。
たとえば、プロにも愛用者が多い植物活性剤「土母(どうも)」を使ってみてはどうでしょうか。
土母の主成分は、土の中でよい働きをする微生物を増やす「光合成細菌体」です。
植物の根とその周りの土の両方を整える働きをするので、与えてやるだけで植物は元気になります。
土母のすごいところは、肥料成分をほとんど含まないのであげすぎを心配する必要がなく、薄めてもそのまま与えても大丈夫という点です。
しかも、花、野菜、観葉植物、水耕栽培とどんな植物にでも与えることができます。
花にも葉にも根にも実にもよい影響を与える活性剤なので、使ってみれば効果を実感できるはずです。

植物は、植え替えしたり生育環境が変わると弱ったりします
そんな時は『土母~DOMO~』がオススメ

一般的なアンプル型の活力剤は植物に栄養を補給するだけですが、『土母~DOMO~』は主成分の光合成細菌が土壌内の菌のバランスを整え、植物にとって最良の環境を作ります。さらに、継続的に与えることで植物の免疫力が高まり、長期的に健康を保ってくれます。