こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
パキラは大きく広がった5枚の葉が特徴的な観葉植物です。
育て方は簡単で、金運アップのアイテムとしても人気があります。
また、緑色の葉による日々の癒し効果も見逃せません。
ただ、いくら育て方が簡単だといっても最低限押さえておいてほしいポイントはいくつかあります。
そこで、ぜひ育ててみたいという人のために、パキラの基礎知識を詳しく解説していきます。
日本に適応した熱帯の植物!パキラの特徴と理想の環境
パキラの原産は中南米であり、現地では川岸に自生しているのがよく見られます。
常緑小高木に分類され、基本的に熱帯の植物です。
しかし、日本の気候に非常に適した観葉植物としても知られています。
熱帯産なので暑さには強いのは当然ですが、意外にも耐寒性にも優れています。
5度以上の寒さに耐える力があるため、室内であれば冬越しは十分可能です。
ただ、美しい姿を保つためには12度以上は必要で、生長を促すためには15度以上は欲しいところです。
もし、冬にパキラの葉が黒や茶色に変色したときは温度が低すぎる可能性があります。
そういう場合は変色した箇所を切断した上で、暖かい場所に移動させるのがよいでしょう。
また、パキラには耐陰性が備わっています。
そのため、日照条件の悪いマンションなどでも育成は可能です。
ただ、全く日に当てないと葉の色が薄くなり、枝も細長くなってしまいます。
全体的に弱々しい印象になってしまうので、極度に薄暗い場所で育てることはおすすめできません。
基本的には日当たりのよい場所を好む植物であることは覚えておきましょう。
ちなみに、パキラは「money tree」、あるいは「発財樹」という別名でも知られています。
これは台湾でパキラを観葉植物として売り出したところ、アジア諸国に広がってばく大な利益を生み出したことに由来するといわれています。
以来、パキラは金運上昇や商売繁盛の象徴となったわけです。
その結果、パキラは観賞用としてはもちろん、贈り物としても喜ばれる存在となっています。
水のやりすぎと直射日光は厳禁!パキラの育て方と注意点
パキラをうまく育てるには水の与え方に気をつける必要があります。
まず、5~9月にかけては土の表面が乾いたタイミングで水をたっぷりと与えます。
水の量は鉢底から水が流出するのを目安とすればよいでしょう。
その代わり、まだ土が湿っている間は水を与えるのは控えてください。
あまり水を与えすぎると根腐れを起こしてしまう可能性があるからです。
また、土はなるべく水はけのよいものを使い、受け皿の水はこまめに捨てるようにしましょう。
それらを怠るとやはり根腐れの原因となってしまいます。
一方、秋から冬にかけては生長が緩慢になってくるのであまり水を必要としなくなります。
10月頃から少しずつ水を減らし始め、冬の間は土が乾いたのを確認してから2~3日後に水を与えるようにしましょう。
水の量を減らすことで樹液の濃度が高まり、耐寒性を上げることにつながります。
それから、肥料は5月から10月中頃まで緩効性の肥料などを置き肥にします。
これを鉢植えの上に置いておくと徐々に成分が溶け出して、効果が数カ月間持続するというわけです。
さらに、注意すべきなのが日差しです。
確かに、パキラの生長を促すには日当たりの良さが必要なのですが、直射日光に当てすぎると葉焼けを起こして葉が白っぽくなってしまいます。
一度葉焼けを起こしてしまうと復活することはないので、その部分は切り取ってしまわなければなりません。
パキラを育てる理想的な場所は、日差しが直接当たらない明るい場所です。
もし、どうしても直射日光が当たってしまうというのなら、レースのカーテンなどをして光の量を調整すればよいでしょう。
病害虫に強いパキラにも天敵は存在する!ハダニとアブラムシには要注意
パキラは基本的に病害虫には強い植物です。
しかし、それでも天敵というべきものは存在します。
たとえば、ハダニです。
ハダニとは体長0.3~0.5ミリほどの小さな虫でクモの仲間です。
基本的に葉の裏側に発生し、養分を吸い取って葉を退色させてしまいます。
葉の裏側でじっとしているため、普通に見ていただけではその存在に気づくことができません。
そこで、こまめに葉の裏側をチェックすることが大切になってきます。
また、ハダニは乾燥したところを好むため、毎日霧吹きなどで葉水を行っているとそれが予防対策になります。
一方、アブラムシもパキラの天敵です。
春になると集団で姿を現して新芽や若い葉を食い散らかすのです。
その上、繁殖力が旺盛で排泄物がアリを呼び寄せたり、すす病を誘発させたりします。
すす病とはまるですすをかぶったように葉や茎が黒いカビで覆われる病気です。
このようなアブラムシの被害を防ぐには水のスプレーで吹きとばしたり、濡らした布でふき取ったりするのが有効な手段となります。
さらに、再発防止にはオルトラン粒剤の散布が効果的です。
インテリアにぴったり!育てやすくて金運アイテムとしても人気のパキラ
パキラは特徴的な姿をしており、あまり手間もかからないため、インテリアとしておすすめです。
また、金運アイテムとして人気が高い点も魅力的です。
まずはパキラの育て方をマスターして緑のある生活と金運アップを目指してみてはいかがでしょうか。

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