鉢植えや地植えの花を長く楽しむには?

ガーデンデザイナー高島です。

突然ですが秋の七草を全部言えますか?

はぎ・すすき・くず・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・ききょう

秋の七草は花をみて楽しめるものばかりです。

せっかく咲いた秋の花を長く楽しみたいと誰もが思うもの。

今回は花を長く楽しむにはどうすれば良いのかというお話です。

考え方としては鉢植えも地植えも株を元気にすることです。

植え替え

植え替えは根を傷めることもあり植物にとってとても危険な作業です。

根はとても敏感な部分ですので間違って大事な部分を切ってしまうと枯れてしまうこともあります。しかし、切ることで新しい根が促されることもあるのです。

作業は大胆かつ慎重に行います。

鉢植えの場合は将来大きくなるからといって大きすぎる鉢に植えてはいけません。

今植わっている鉢の一回り大きいくらいのサイズがベストです。

鉢植えの場合

根詰まりをおこす前に一回り大きな鉢に植え替えます。発根を促し株が強くなり花数も増えます。根をしっかりはることは元気な株をつくる必須条件です。

地植えの場合

基本的には植え替えの必要はありません。狭い場所にたくさん植えている場合は株分けして量を減らし、新たな根が伸びるスペースをつくりましょう。

水やり

鉢植えの場合

決して水やりを忘れてはいけません。水切れだけはおこさぬよう鉢内の水分を死守して下さい。それでも忘れてしまうのであれば「植物を育てる資格なし」の烙印を押される前に文明の利器に頼りましょう。

最も原始的なやり方は腰水です。鉢の下にソーサーを敷き、水をためて鉢の下から水を吸い上げてもらいます。うまくいけば数日は水やり無しでOKです。メージャーな物としてはご存知自動灌水装置です。決まった時間に決まった量あげてくれます。植物の状態や環境に関係なく常に同じ動きが繰り返されます。愛のない水やりです。最新のものは鉢にある装置を刺し、それが土中の水分量をはかり、水分量が少なくなってくると自分の携帯に水切れの連絡がくる物もあります。

地植えの場合

こちらは雨という強い味方がバックに控えていますのでだいぶ安心です。しかも土壌も繋がっているので部分的に乾きだしても周りが湿っていれば浸透圧で多少のフォローがあります。しっかり根付いている株であれば夏に水遣りをするくらいで対応出来ることもあります。根が浅い植物は水切れに注意です。

花摘み・剪定

意外と知られていない大事な作業。鉢植えも地植えも作業は同じです。

終わった花は摘みましょう。終わった花を残しておくと種をつけようとします。そこに栄養を奪われ次に花にいく栄養が減ります。種を取りたい場合は二番花からとりましょう。終わった花は病気の原因にもなるのでとにかく見つけ次第摘みます。

種になるはずの終わった花が無くなると、植物は種をつくる為にまた新しい花を咲かせようと頑張ります。そこで咲いてきたのが二番花とよばれる花です。レギュラー選手がいなくなったため控え選手がレギュラーに昇格した輝かしい瞬間です。お見逃しなく。

バラなど植物によっては切り戻すことで再度花が綺麗に上がってくるものもあります。また、剪定によって枝を増やせばそれだけ花芽がつく可能性が高くなりますが、栄養が分散されて花付きが悪くなる場合もあるので要注意です。選ばれし者だけが使える高等テクニックなのです。

花摘みや剪定では一つの花を長く楽しむよりも次々に花が咲くようにして全体として長く花を楽しむやりかたです。

肥料・消毒

花が虫に食べられたり、病気で枯れてしまったりすることもあります。

それも自然の一部で良しとしてあげたいのですが、花を綺麗に長く楽しむのであれば肥料やりと消毒は必要です。

これも鉢植えと地植えのどちらも同じですが鉢植えでは肥料切れがおこりやすいので気をつけて下さい。肥料が切れてくると花上がりはわるくなります。ダニやアブラムシによって花芽がやられ咲かなくなることもよくあります。

消毒は虫がついたり病気になった後にするのではなく元気な株のときから薄めの濃度で散布することをお勧めします。虫の食害や病気の後に散布してもなかなか全滅させるのは難しいのです。

 

結局のところ花を長く楽しむ為には通常の園芸作業を抜かりなくおこなうことなのです。

大事なことは植物をみてあげること。毎日みていれば元気なのか病気なのかもすぐに気付きます。元気であれば花も長く楽しめるはず。

誰にでも今から出来ることなので是非実践してみてください。

 

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