ワイヤープランツとは?育て方・増やし方をご紹介!

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
植物を飾って部屋のアクセントにしたいときには、ワイヤープランツがおすすめです。
日当たりが良い場所にワイヤープランツを置いておくと、室内でも簡単に育てることができます。
ワイヤープランツを飾って明るい部屋を作りましょう。
この記事では、初心者でも簡単に育てられるように、ワイヤープランツの特徴や基礎知識などを徹底解説していきます。

生育旺盛!ワイヤープランツの特徴とは

実際にワイヤープランツを育てる前に特徴を押さえておき、普段のお手入れに役立てましょう。
まず、ワイヤープランツは乾燥に弱い植物といわれています。
ワイヤープランツを部屋に置くときには、エアコンの風が直接当たらない場所を選んで置くように気をつけましょう。

次に、耐寒性にすぐれていることも特徴です。
ただし、育てるときには室内の気温が0度以下にならないように気をつけることがポイントといえるでしょう。
また、ワイヤープランツは耐暑性があるのも特徴ですが、室内で育てていても直射日光を当てていると葉焼けを起こしてしまう可能性があります。
室内で育てるのであれば直射日光の当たらない場所に置くことが大切です。
カーテン越しに日光を当てるなどの工夫をすると良いでしょう。

続いて、生育旺盛な点も、ワイヤープランツのいいところです。
例えば、冬の寒さで葉が枯れて落ちてしまっていても、根が生きていれば春に再び新芽を出し始めます。
さらに、ワイヤープランツは、その名前の通り細く茶色い針金のような枝を伸ばしていく植物です。
寄せ植えや挿し木など、さまざまな楽しみ方ができるというメリットもあります。

知っておこう!ワイヤープランツの正しい育て方

ワイヤープランツを正しく育てる方法を知っておくと、室内でも無理なく育てることができます。
まず、置く場所については、エアコンの風が直接当たる場所は避けるようにしましょう。
エアコンの風が葉に当たり続けてしまうと、葉が傷んでしまうおそれがあります。

次に、ワイヤープランツを育てるときには、年間を通じて半日陰で育てることがポイントです。
日光に当たった方が健康的な株になるのですが、葉焼けを起こしやすいことから直射日光の当たる場所は避けるべきといえるでしょう。
また、年に一回、春には地上部を切り戻し、形を整えることがおすすめです。
一年中剪定可能ですが、春が適期とされているため、春に切り戻しをすると覚えておきましょう。

続いて、ワイヤープランツを育てるにあたっては、土選びも大切です。
水はけのいい土を使うことによって、根腐れを防ぐこともできます。

ワイヤープランツは地植えもできる!

一般的に、ワイヤープランツは玄関やリビングなど、室内のアクセントとして栽培されるシーンが多く見られます。
しかし、ワイヤープランツは地植えも可能です。
もともと寒さに強い性質を持った植物であることから、氷点下5~0度くらいの寒さであれば耐えられます。
ただし、ワイヤープランツは非常に生育旺盛な性質を持っているため、一度地植えするとあっという間にそこら中へツルを伸ばして埋め尽くしてしまいます。
しかもツルの途中途中から新たに根を出していくので、一度生長したら完全に取り除くことは難しいと思っておいてください。
ワイヤープランツをポイント使いしたいと考えている場合には地植えはおすすめできません。

ツルが地面や壁・アーチなどを覆うような形がお好みの方は、地植えすると大活躍してくれることでしょう。
ワイヤープランツは半日陰、もしくは日当たりのよい場所を好むため、地植えをする場合には日照不足にならないような場所を選んで植えると良いでしょう。
加えて、ワイヤープランツを地植えするのであれば、地植えをする時期にも気をつけることがポイントです。
5~6月頃の気候が良い時期に、水はけのよい場所に地植えをすると順調な成長が期待できます。

また、ワイヤープランツを地植えするときには、緩効性肥料を元肥として混ぜておきましょう。
緩効性肥料には、窒素・リン酸・カリウムの3大成分が含まれている点が特徴です。
市販されている肥料のなかには、肥料の成分がすぐに水に溶け出してしまい、肥料の効果を調整することが困難なものもあります。
そのため、肥料の種類によっては、植物が肥料焼けを起こしてしまうなどの問題がありました。
しかし、緩効性肥料を使用すると、肥料の成分がゆっくりとしたスピードで溶け出していくことから、肥料焼けを起こしにくいというメリットがあります。
加えて、1~2カ月もの間、肥料の効果が持続するという点も緩効性肥料の特徴です。
ワイヤープランツは肥沃な土壌を好む植物であるため、緩効性肥料を使って栽培をしていきましょう。

ワイヤープランツの地植えの方法はとても簡単です。
まず、直径・深さともに30cm程度の穴を掘ります。
そして、掘ったときに出た土と腐葉土かたい肥を3~4割程度混ぜてからワイヤープランツの株を植えていきます。
隙間には土を入れてから、水やりをしておきましょう。

ワイヤープランツを水挿しで増やそう

ワイヤープランツは水挿しで増やすことができます。
ワイヤープランツを水挿しする場合、まずは葉つきの枝を6~7節程度の長さでカットします。これは「挿し穂」と呼ばれるものです。
次に、下部の葉を2~3節程度取り除き、水を入れたビンなどに挿しておきます。
これを明るい日陰か半日陰に置いておくと、2~3日程度で根が出てきます。
水挿しをする場合、ビンの水は毎日入れ替えてきれいにしておくことがポイントです。

また、ワイヤープランツの水挿しをする場合は、水と挿し穂を入れておく容器にもこだわると良いでしょう。
容器を選ぶときに、透明のコップやビンなどにしておくと、発根する様子がチェックしやすくなります。
加えて、可愛らしい容器を選んで水挿しをして窓際などに置いておけば、インテリアとして楽しむこともできます。
そして、ワイラープランツを水挿しして十分に発根したら、鉢へ植え替えしましょう。
水挿しをして生えてきた根に関しては、挿し木や株分けでワイヤープランツを増やしたときよりも吸水力が弱いという特徴があります。
そのため、鉢に植え替えをした後、1週間ほどは土が乾くことのないように小まめに水やりをしておきましょう。

挿し木や株分けで増やす方法!

ワイヤープランツは、挿し木や株分けでも増やすことができます。
まず、挿し木とは、短くカットした葉つきの枝を直接土に挿して増やしていく方法のことです。
挿し木を行う場合も、水挿しのときと同様のやり方でワイヤープランツの葉つきの枝を6~7節程度の長さでカットして挿し穂を作ります。
次に、この挿し穂を土に挿します。
挿し木をする場合は、植木鉢や育苗ポットなどに土を入れて行いましょう。
挿し穂を土に挿した後は、水やりをしながら30~50日程度しっかりと発根させてから、観葉植物用の土を入れた新たな鉢に植え替えをします。

また、ワイヤープランツを株分けで増やすと、それぞれを苗として育てることができるため、土にも定着しやすく、大きく成長するのが比較的早いという点が特徴です。
ただし、株分けをする場合は、5~9月の暑い時期は避けて行うことがポイントです。
ワイヤープランツの株を掘り起こして、手やハサミを使って丁寧に根をわけて2~3株にしていきましょう。
そして、根についている古い土を落として、傷んでいる葉は取り除き、黒くなっている根も切り取っておきます。
この株を、新しい土を入れた鉢に植えて、明るい日陰で1~2週間育てていきます。
ワイヤープランツを株分けして増やす場合も、土が乾かないように水をたっぷりとやって育てましょう。

増やして寄せ植えにして楽しもう!

ワイヤープランツは細く長い枝から小さな葉がたくさん出てくる雰囲気が良い観葉植物であるため、寄せ植えにしても楽しむことができます。
さらに、ワイヤープランツは挿し木や株分けなどの方法で、簡単に増やすことが可能です。
加えて、ワイヤープランツの葉はシンプルな形状をしていることから、ほかの植物と合わせやすいという特徴があります。
増やしたワイヤープランツを寄せ植えにして楽しむ方法としては、いくつかのやり方が挙げられます。
まず、庭に株分けしたものを花と一緒にして寄せ植えを楽しんでみましょう。
ワイヤープランツは全体にきれいな緑色が広がっていることから、白や黄色などのカラーの花との相性が良いという特徴があります。
ワイヤープランツと花を一緒に寄せ植えすると、ナチュラルな雰囲気を演出することができるでしょう。

次に、室内のインテリアとして寄せ植えをするという楽しみ方もあります。
ワイヤープランツの茎は、下へ下へと垂れ下がるようにして成長していくという性質を持っています。
その性質を利用して、天井や壁などの高いところにワイヤープランツを飾っておけば、部屋のアクセントにもなっておしゃれです。
ただし、ワイヤープランツは水切れで枯れてしまうこともあります。
そのため、寄せ植えにして楽しむ場合は、過湿を好む植物と一緒にするのは避けたほうが良いといえます。

ワイヤープランツの植え替え方法

ワイヤープランツを育てるときには、2~3年に1回植え替えを行います。
ワイヤープランツは根の成長が早いため、根詰まりを起こしやすいという特徴があります。
ゆえに、鉢底から根が出ているようなら根詰まりを起こしている可能性があることから、植え替えに適したタイミングであると判断すると良いでしょう。
ワイヤープランツを鉢に植え替える場合は、地上に出ている枝を半分程度切り戻すことがポイントです。
切り戻しをすることによって、脇芽を出して、ワイヤープランツの枝への負担を減らして、成長をさらに促すことができるようになります。
加えて、必要のない部分を切ることで、風通しを良くしたり、形を整えたりできるなどのメリットもあります。

また、ワイヤープランツを鉢に植え替えるときには、鉢の底に網を敷き、軽石を2~3cm程度入れてから土を入れるようにしましょう。
ワイヤープランツの株を土に入れた後は、隙間にもしっかりと土を入れていきます。
最後に、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水をやって、植え替えの作業は完了です。

ワイヤープランツが枯れないようにするには?

ワイヤープランツは、観葉植物を育てるのが初めての人でも比較的簡単に育てることができます。
しかし、適切なやり方で世話を続けていかないと、ワイヤープランツが枯れてしまう可能性があります。
ワイヤープランツが枯れてしまうのを防ぐために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
まず、ワイヤープランツは水が足りなくても、水を与えすぎても枯れてしまいます。
ワイヤープランツに関しては、ほかの観葉植物と比較してみても水やりの回数が多いという特徴があります。
そのため、正しいタイミングで水をやることが欠かせません。
ワイヤープランツに水をやるときには、葉の状態をチェックしてみましょう。
葉が黄色く変色して、枯れ落ちてしまうようなら、水不足のサインです。
土に水を与えるだけではなく、霧吹きなどを使って葉っぱに直接水を吹きかけてあげると良いでしょう。

次に、ワイヤープランツを育てる場所にも注意が必要です。
たとえば、強い直射日光や、寒すぎる霜・風にあたっているようなら、場所を移動するようにしましょう。
ワイヤープランツに強い直射日光が長時間あたると、葉っぱが焼けて枯れてしまいます。
また、寒さが厳しすぎる場所に置いておくと、ワイヤープランツの葉が落ちてしまうのです。
枯れてしまうのを防ぐために、寒さや暑さが厳しいときには、室内で世話をするなどの工夫をしましょう。

ワイヤープランツの剪定方法と注意点

ワイヤープランツを放っておくと、ツルがどんどん伸びていきます。
ツルが伸びて長すぎる場合には、適当な長さに切って剪定をしましょう。
剪定をする場合、思い切ってツルを切っても枯れることはありません。
加えて、ツルを切る場合には、4~6月頃に行うのがポイントです。
ワイヤープランツの葉が落ちてしまっているツルでも、短く剪定すれば新しい芽が左右から出てボリュームが出てきます。
また、株全体のバランスを整える場合には、根元からすべて切ってしまうことは避けましょう。
株の根元からバッサリと切り落としてしまうと、それ以降芽が出てこなくなってしまう可能性があるため、全体的なバランスを見ながら整えていくことが大切です。
ワイヤープランツはさまざまな増やし方、飾り方ができるため、注意点をよく守って栽培を楽しんでいきましょう。

注意!こんな病害虫からワイヤープランツを守ろう

ワイヤープランツを育てるときには病害虫にも注意して、順調な成長を見守りましょう。
気をつけるべき害虫をいくつか挙げます。

まず、ハダニは0.5mmほどで、黄緑や赤い色をしていることが特徴です。
ハダニは主に葉の裏側につき、葉を吸汁していきます。
ハダニに吸汁された箇所は白い斑点状になるため、病害虫の被害にあっていることがすぐに分かるでしょう。
ハダニをそのまま放置しておくと、枯れてしまうおそれさえあります。
ハダニは大量に発生する可能性があるため、ハダニを見つけたら殺虫剤を使うなどして早めに駆除するようにしましょう。

アブラムシにも注意しましょう。
2~4mmほどの害虫ですが、群生していることが多く、ウイルス病の媒介者といわれています。
そのため、アブラムシに吸汁されてしまうと、その部分からウイルスがワイヤープランツの中に侵入してしまうのです。
小さな株がアブラムシの被害にあったときは、そのまま枯れてしまう場合があるため、これも殺虫剤で駆除しましょう。

最後に、カイガラムシです。
3mmほどの小さな体をしており、白っぽい綿毛のようなものを背負っていることが特徴の害虫です。
カイガラムシに吸汁されてしまうと、ワイヤープランツの株が弱ってしまいます。
最悪の場合、そのまま枯れてしまうことがあるため、見つけたらすぐに駆除しましょう。

ワイヤープランツで素敵な部屋作りを

部屋に植物があると、それだけで気持ちが明るくなったり、癒されたり、元気がもらえたりするなどの効果が期待できます。

ワイヤープランツは、正しい育て方を知っておけば、室内でも十分に育てることができる植物のひとつです。
また、ワイヤープランツにもさまざまな種類があります。
例えば、葉がスペードの形をした「ワイヤースペード」や、葉にピンクと白の斑が入っている「ミューレンベッキア・スポットライト」などは代表的な品種であり、比較的簡単に入手することができるでしょう。
そのため、自分の好みのものや、育ててみたい品種を選んで、まずは気軽に育ててみることがおすすめです。

さらに、ワイヤープランツの育て方やコツを知っておけば、部屋のインテリアとしても長期的に楽しむことができます。
窓際などにグリーンがあれば、部屋のアクセントにもなるでしょう。
育てることに慣れてきたら、寄せ植えなどをして部屋を飾ってみると、育てる楽しみの幅も広がります。
お気に入りのワイヤープランツを育てて、部屋を美しく飾ってみましょう。