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ラベンダーの挿し木の方法は?失敗しないコツ!

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
自宅でラベンダーを栽培していると、心地の良い香りに癒され、リラックスできるものです。
ラベンダーは甘い香りや可愛らしい花が特徴であるため、栽培している間にも「もっと増やして、たくさんのラベンダーを育ててみたい」と思う人も多いでしょう。
この記事では、ラベンダーを挿し木にする方法やコツについて詳しく解説していきます。

挿し木とは?簡単に増やす方法!

自宅で育てているラベンダーを増やしたいなら、挿し木にして増やすと良いでしょう。
実は、ラベンダーを増やすための方法は、挿し木と種まきの2種類があります。
そのなかでも、挿し木はラベンダーを早く増やすことができる方法です。
加えて、挿し木にすると、親の遺伝子をそのまま受け継いだラベンダーを増やすことができるというメリットがあります。
たとえば、親株のラベンダーの色や香りが気に入っている場合などは、挿し木で増やしていくと良いでしょう。

挿し木とは、親株から切り取った枝を土に挿して根を生やさせ、苗にすることをいいます。
ラベンダーには、枝が多く根を出しやすいという特徴があるため、初心者でも挿し木によって簡単に増やすことができます。
もし自宅のラベンダーの中に枝がしっかりとした元気な株がある場合は、それを親株に選ぶとより成功しやすいでしょう。

挿し木の準備をしよう!

ラベンダーの挿し木をするときには、必要なものがいくつかあります。
まず、セルトレイに鉢底ネットと鉢底石を敷いておきます。
セルトレイは、挿し木や種まきがしやすいよう小さなスペースで仕切られているため、水やりをする場合に水分過多になりにくいというメリットがあります。

そして、セルトレイの準備ができたら、バーミキュライトを入れていきましょう。
バーミキュライトとは園芸用の土の一種で非常に軽く、水分の保持に優れているほか、肥料分が含まれていないことが特徴です。
培養土など、肥料分が含まれている土は株の成長には有効なのですが、挿し穂の発根には向いていません。

さらに、発根促進剤も用意しておくことがポイントです。
挿し穂を土に挿す前に、切り口に発根促進剤を塗っておくと栽培の成功率が上がるため、ぜひ利用してみましょう。

Spring is For Planting

ラベンダーの挿し木のやり方は?

ラベンダーを挿し木でどんどん増やしたいなら、「親株の性質をそのまま受け継ぐ」という点を念頭に置いて、しっかりとした元気な親株を選ぶことがポイントといえるでしょう。
親株を選んだら、まずは、枝を切り取ります。
これを挿し穂と呼びます。次に、その挿し穂の下半分の葉を取り除き、容器に水を入れて1時間ほど切り口を浸しておきます。
このとき、挿し穂の切り口の断面が小さいと、水を十分に吸い上げられない恐れがあります。
そのため、親株から枝を取り取った後は、カッターナイフなどで切り口を斜めに切っておくとよいでしょう。
断面積が広がることで、水を吸収しやすくなります。その後、発根促進剤を切り口に塗って発根のサポートを行うと、その後の生育も期待できるといえます。

ここまで準備ができたら、挿し穂を土に挿していきましょう。
土に指などで穴を空けて、茎を差し込みます。
挿し木をしてから発根するまでは1カ月程度かかるため、この間は水やりを欠かさないようにして乾燥を防ぐことが大切です。

失敗しないためのコツを覚えよう!

ラベンダーの挿し木に失敗しないためには、いくつかのコツを押さえておくことが欠かせません。

挿し木をする時期を間違えないこと

挿し木は1年中いつおこなっても良い訳ではありません。
発根しやすいといわれる時期は、春と秋の2回に限られています。
そのため、その時期を逃さないことがとても大切です。
なかでも、ラベンダーの成長期は気温や湿度が程よい「5~6月」といわれていることから、この間にチャレンジすると成功しやすくなるでしょう。

枝を切る場所を間違えないこと

挿し穂は親株から切り取りますが、このとき株元に近い固くなった部分を切り取っても、なかなか発根せず失敗してしまう可能性があります。
枝の先端から約7~8cmまでの部分を切り取り、柔らかい根が出るように配慮しましょう。

根が出るまで土が乾燥しないよう気をつける

発根するまでの1カ月程度は、土が乾燥しないよう十分に気を配りましょう。
また、葉もしおれてしまわないよう、挿し穂全体に適宜霧吹きなどで水を吹きかけ、様子を見ましょう。
ただし、水をあげすぎても枯れる原因になってしまうので注意してください。

Lavender

ラベンダーの挿し木に挑戦してみよう!

ラベンダーの挿し木は、コツさえ押さえておけば、初心者でも簡単に行うことができるといわれています。
行うのに適した時期は1年のあいだでも限られていますが、計画的に準備をしてタイミングよく挿し木を行えば、お気に入りのラベンダーをたくさん増やすことができるでしょう。
この記事で紹介した方法もを参考にして、ぜひラベンダーの挿し木にチャレンジしてみましょう。

もし、挿し木の具体的な方法がわからなかったり難しいと感じたりしたときは、専門家が丁寧にアドバイスいたしますので、ぜひインナチュラルのスタッフへお問い合わせくださいね。

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