二十四節気の立冬。七十二候では地始凍(ちはじめてこおる)です。
秋にできた実や種が落ちてきたりと樹木の上よりも下をみることが多くなってきた今日このごろ。ガーデンプランナー高島です。
今回は祖先が恐竜時代から生きていたと考えられている植物を紹介します。
クスノキ
白亜紀前期には広がっていたと考えられています。
神社やお寺などに植えられる事が多く御神木としてもよく見ますが
年配の方ですと樟脳として知られており防虫効果があるとされています。
日本で巨木としての上位に多いのがクスノキだそうです。
クスノキの葉には「ダニ部屋」とか「ダニ室」と呼ばれるダニのための空間があるそうです。
しかもそれをつくっているのはクスノキ本体でダニが作った場所ではないそうです。
スズカケノキ
白亜紀後期には北半球各地で森林の主要な樹木になっていたようです。
恐竜たちがこの木の裏に隠れて獲物を狙っていたのでしょうか。
街路樹や公園の樹木としてよくみます。
垂れ下がった実が山伏の鈴懸にいているところが名前の由来。プラタナスの名でも知られている。
まさにこれから紅葉した葉が落ちてその後実が落ちてきます。
上見ても下見ても楽しい期間ですね。
シュロ
北海道の古第三紀の地層から化石が見つかっているそうです。
「へ〜」としかリアクションのしようがない事実ですが近年庭木としては嫌がられて減ってきていますが昔からいたんですね。
こんな葉っぱでも草食類は食べていたのか疑問に思うところです。
以前紹介したとおり(https://www.in-natural.style/gardening/mokuzai/)寺の鐘撞き棒として使われています。漢方薬として使ったりもするそうで意外な面が多い植物です。
他にも
ミズキ、フヨウ、ニレ、メギなどそのへんによくある植物達がたくさんあります。
是非、街を歩きながら太古の植物を想像してみて下さい。
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