せっかく植えた庭木が枯れる?原因と対策とは

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
せっかく植えて大事に育てていた庭木が枯れてしまうのは、とてもショックですよね。
庭木が枯れるのは、植え付け時期や植え付け場所が悪かったり、土壌の水はけが悪く根腐れを起こしたり、植え付け時に土と根が離れてしまったり、病害虫が発生したりとさまざまな原因があります。
ここでは、庭木が枯れる原因と対策を紹介します。

 

植え付け時期と植え付け場所は適している?

植物が枯れる原因の1つに、植え付け時期や植え付け場所が悪いことがあげられます。
庭木の植え付ける時期は、樹木ごとに最適な時期が決まっています。
大まかにいうと、落葉樹は葉が落ちてから3月ぐらいまで、常葉樹は春と秋が適しています。
庭木を夏に植え付けるのは、気温が高いうえ、庭木を移動して植え付ける現場へ運ぶだけでもダメージが大きいです。
植え付けたとしても、根づいて生長する確率が下がるので、枯れたり生育不足になったりする可能性があります。
また、夏は日照時間が長く強い日差しのため、急に直射日光が当たるような環境に庭木を植えると、葉が部分的に茶色く枯れたり白っぽくなったりする「葉焼け」を起こすこともあります。
夏の植え付けはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
Planting Tree
それから庭木を植え付ける場所は、樹木の性質に合った場所に植えなければなりません。
合わない場所に植えてしまうと、生育不良になったり、枯れたりすることもあります。
日の当たる方向や土質などをチェックしてから植えるようにしましょう。
一般的には日当たりがよい環境で、水はけのよい土壌だと庭木は育ちやすいです。
屋根の下などは乾燥してしまいますので、庭木の環境としてはあまりよくありません。

 

水やりのしすぎや水はけの悪い土壌で根腐れが起きている

十分に水をあげているのに庭木に元気がなく、葉が変色してきたり、茎や幹がブヨブヨしたり、土から腐敗臭がすることもあります。
庭木がこのような状態のときには、「根腐れ」を起こしていることが考えられます。
根腐れとは、植物の根が腐ることをいいます。
原因としては、水やりをしすぎたり、水はけの悪い土壌に植えたりすることなどで起こることがあります。
本来土の中には隙間がたくさんあり、その隙間の空気から植物は酸素を吸収しています。
しかし、水はけの悪い粘土質の土などに植えると、古い水が溜まったままで空気が入らず、植物は窒息状態になり根腐れを起こしてしまいます。
HAWS ジョーロ
根腐れを起こした庭木の対処法は、植え替えをすることです。
根についた土をていねいに落とし、根腐れを起こしている根をハサミで切ります。
そして庭木に合う土壌に植え替えてあげます。
その際、水はけのよい土壌に植え替えることが大切です。
肥料は控え、水やりも土の表面が乾いてから与えるなど、様子を見ながらゆっくりと回復させるようにしましょう。
庭木の異変に気がついたら、早めに対処してあげると元気になります。

 

植え付けのときに細い根を切った?

鉢植えの植物がしっかりと根を張ることで、土と根がかたまりになったものを「根鉢」といいますが、植え付けのときに根鉢に何かをぶつけたり、揺すってしまったりすると、根鉢の土と根が離れ細い根を切ってしまいます。
細い根は水や栄養分などを土から吸い上げる重要な役割があり、吸い上げられた水や栄養分は幹や枝、そして葉に運ばれます。
この細い根を切ってしまうと、木にとって大きなダメージになり、深刻な場合は枯れてしまいます。
植え付けのときは根鉢を慎重に扱い、細い根を切らないように気をつけて作業しましょう。
植え付け後は、強い風などで庭木が倒れる場合がありますので、支柱をしておくと揺れを防ぎ、根鉢も安定します。

アロエ植え替え

病気や害虫が発生している!

庭木が枯れる原因として真っ先に思い浮かぶのが病害虫の被害といえます。
庭木を大切に育てていても、病気や害虫が発生することは多いです。
普段から植物をよく観察して、早期に対処することが何よりも大切です。
例えば庭木の葉に斑点ができていたら、害虫のイラガやさび病などが考えられます。
貝殻状のものがついていたらカイガラムシ、葉に穴があいていたら、ケムシやハムシなどの害虫がついているかもしれません。
葉などが粉をかけたように白くなっていたらうどん粉病、黒くなっていたらすす病の恐れがあります。
どちらもカビが原因の病気です。

害虫の被害だとわかったら、できれば害虫を見つけて捕殺します。
害虫は毒を持っているものもありますので、長ズボン、長袖、長靴、手袋を着用し、割りばしやピンセットなどでつまんで取るようにします。
殺虫剤の散布も効果が大きいです。
害虫が枝などにかたまって大量に発生していたら、枝ごと切って処分するなどの方法もあります。
菌などの被害を見つけた場合は、病気になっている部位を取り除くことが大事です。
また、庭木全体を殺菌剤で消毒すると、木全体に病気が広がるのを防ぎます。
病気や害虫を発生しにくくするには、風通しをよくすることがポイントとなります。
葉が生い茂っていて風通しが悪いときは剪定するなど、風通しをよくしてあげることを心がけましょう。

危険!植物の害虫

 

枯らさないようにするには早期発見とすぐに対処することが大事!

庭木は、それぞれの樹木に合った植える時期や場所、土壌をよく考えて植えることが大事です。
植え付けたら、根が定着するまでが山場ですので、日頃から庭木をよく観察して、何かサインを発していないか、早めに気づいてあげることが大切です。
元気がなかったり、葉など一部が枯れたりしてきたら、原因をつきとめ、すぐに対処して木全体を枯らさないようにしましょう。