観葉植物にも支柱はいるの?立てるときの注意は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

観葉植物を育てるときの悩みの一つとして「支柱を立てるべきか否か」という問題があります。
結論からいうと、観葉植物の種類によっては支柱を立てたほうがよいでしょう。
それは、支柱を立てないと茎やつるが横や下に伸び放題になってしまい、見た目を損ねてしまうからです。
では、どのような観葉植物に支柱が必要なのでしょうか。
そこで、この記事では支柱を立てたほうがよい植物や支柱の立てるときの注意点について紹介します。

支柱が必要な観葉植物もある

支柱を立てたほうがよい観葉植物として一般的に考えらえるのは、つるが長く伸びる植物です。
その理由としては、支柱を立てないと生育環境が悪くなってしまうことが挙げられます。
支柱の役割として一般的によく知られているのは、植物のつるを支えてあげることによって植物が自らの重みで倒れることを防ぐ働きでしょう。
自らの重みで植物が傾いてしまうと、見た目が悪くなるのはもちろん、傾いた側にある植物の葉には十分な日光が届かなくなってしまいます。
また、植物は光合成をおこなう際に二酸化炭素を吸収して酸素を排出しています。
支柱を立てないと植物の葉が重なりあってしまい、風通しが悪くなって二酸化炭素の吸収がスムーズにいかなくなってしまうのです。
つまり、支柱を立てて植物の茎や葉の間に適度なスペースを空けることで植物の光合成に良い影響を与え、生育環境を整える効果があるといえます。
そのほかにも、病虫害を防ぐ効果も期待できます。
自らの重みによって、つるや茎が地面と平行に伸びてしまうと隣り合った植物と重なり合ってしまう状況になりがちです。
すると、病虫害がどんどん広がってしまう恐れがあるのです。
支柱を立てて縦に長く伸ばすことで、隣り合った植物との間隔を開けて病中害が広まることを予防できる可能性が高くなります。

ポトスを上向きに伸ばす

支柱を立てたほうがよい代表的な植物として挙げられるのは「ポトス」です。
ポトスは観葉植物のなかでも育て方が比較的簡単なので、とても人気があります。
ただし、育て方が簡単な反面、放っておいても勝手にどんどんつるが伸びてしまうので、植え替えや支柱によって形を整えてあげる作業が必要です。
鉢の底から根が飛び出している場合は鉢が小さくなってしまっている証拠なので、植え替えを検討しましょう。
植え替えるタイミングで支柱を立て直すと二度手間にならず効率的です。
ポトスのようなつる性の植物は、伸びる方向を決めてやることで簡単に形を整えられます。
つる性の植物は、野生の状態においては高い樹木に巻き付きながら上へ上へとつるを伸ばしていくのが自然な状態です。
しかし、観葉植物として育てるのであれば、置く場所の雰囲気によっていろいろな仕立て方を楽しめます。基本的には上へ向かってつるを伸ばしていくことになりますが、下や横方向へ伸ばしていくアレンジも可能です。
下や横方向へ伸ばす場合は支柱は不要ですが、上方向へ伸ばすときは支柱を立ててあげるようにしましょう。

モンステラも支柱が有効

葉が切れ込みのある独特な形状をしていることで人気を博している観葉植物として「モンステラ」があります。
モンステラも病虫害に比較的強い観葉植物で、ガーデニング初心者でも割と簡単に育てられるという点がメリットです。
ただし、ポトスと同様に放っておくと勝手気ままに育ってしまうので見た目が悪くなってしまいます。
そのため、モンステラも大きく育ってきたら支柱で支えてやって、形を整えてやる必要があります。
支柱を立ててあげることで、葉の間に空間ができて日当たりや風通しが確保できます。
また、支柱にどのように巻き付けるかによって、植物の形を自分でアレンジできます。
支柱を立てることによって、自分好みの形に美しく整えられる楽しさもあります。
さらに、支柱を立てることでモンステラが伸びすぎて倒れてしまうのを防ぐ効果も期待できます。
モンステラは独特な形状をした葉が魅力の観葉植物ですが、大きくなるにつれて葉は重くなります。
モンステラは本来、大きな木の幹などに巻き付いて成長するつる特性の植物であるため、支柱なしで上方向へ大きくなると葉の重みに耐えられず、倒れてしまうのです。

支柱の立て方と結び方

一口に支柱を立てるといっても、いろいろな方法があります。
一般的に最もよく知られているのは、1本の支柱をまっすぐ1列に立てていく「直立式」と呼ばれる方法でしょう。
トマトやナスといった木立性の植物だけでなく、つる性の植物の誘引にもよく使われます。
つる性の植物の誘引に使うときは、ネットを使ってそれに這わせていくと効率的です。
大きい植物を一度に誘引したいときは「合掌式」と呼ばれる方法で支柱を立てるとよいでしょう。
合掌式は2本の支柱を地面に対して斜めにさしこんで、まるで合掌造りの屋根のように上でクロスさせる方法です。
両面にネットを張れるので、たくさんのつるを這わせることができるほか、風に強いといった特徴があります。
支柱の立て方はそのほかにも、植物の周囲を囲むようにして支柱を立てる「あんどん式」や3本の支柱を使って三角錐のように立てる「ピラミッド式」などがあります。
それぞれに特徴があるので、植物の特性や株数などに合わせて選ぶようにしましょう。
また、支柱と植物を固定するときの結び方にも注意しなければいけません。
それは、結び方によっては植物を痛めてしまう危険性があるからです。
「支柱と植物の間で1回クロスさせる8の字型」であれば、植物を痛める危険性も少なくて安心です。

支柱をうまく活用しよう

支柱を立てることで葉や株同士に間隔が開きます。
すると、植物全体に日光が均等にいきわたったり、空気の流れがよくなったりして、植物の生育によい影響を与え病中害を防ぐ効果が期待できます。
また、特につる性の植物は葉が大きくなると重くなって倒れやすいです。
支柱を使うことで倒れることを防ぎ、見た目もよくすることができます。
つる性の植物は支柱を立てて固定してあげることで得られるメリットはとても多いので、支柱をうまく活用して育てましょう。