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観葉植物を虫から守ろう|予防法や対策法と虫がつきにくい観葉植物を紹介

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

観葉植物に害虫が発生すると、観葉植物に元気がなくなりますし、見た目も台無しに…
害虫には繁殖力が高いものもいるため、すぐにでも駆除をしたいですよね。
ここでは、観葉植物に発生する代表的な害虫ごとの予防法や対策法、虫がつきにくい植物についてご紹介します。

観葉植物の画像|IN NATURAL STYLE

観葉植物に虫がつかない予防法とは?

観葉植物を育てる場合には、100%確実に虫を寄せ付けない方法はありません。庭やベランダなど屋外で育てる場合は特にむずかしいです。
虫がつきにくい観葉植物を選んだり管理方法を工夫したりすることにより、できるだけ虫をよせつけない方法を選ぶことが効果的です。

・屋外に出さない
虫がつくのを予防する最も簡単な方法です。虫が苦手ならば、部屋の中で日当たりのよい場所を見つけて育てるのがおすすめです。

・受け皿に水をためないように注意する
水が溜まったままにしておくと、虫が寄ってくるだけでなく、卵を産みつけられる場合もあるため注意が必要です。

・風通しを良くする
窓を開けて15分ほど風を入れるのも良いですが、真夏の暑い時期や寒い時期はサーキュレーターなどで部屋の空気を動かしてあげるのも有効です。
ただし冷暖房の風が直接葉に当たらない場所に置いてあげてくださいね。

・有機肥料を避ける
肥料は大きく分けて有機肥料と化学肥料に分けられます。有機肥料は油かす・酒かす、鶏糞や魚粉など生物由来の成分でつくられた肥料のため、虫が好む成分が多く含まれています。
成長期には液体の化学肥料をあげるようにして対策しましょう。

・虫を寄せつけにくい土を選ぶ
有機肥料を使っておらず、虫が好む臭いを抑えているなど工夫されている衛生的な培養土を選ぶことで、屋内でも安心して使用することができます。

観葉植物に付いた虫ごとの予防法と対策法

カイガラムシはすす病の原因になることも

「カイガラムシ」はとても種類が多く見た目もさまざま。色が黒く殻が硬いものもいれば、白っぽくフワフワしたものもいます。カイガラムシは観葉植物の汁を吸ってその栄養分を奪ってしまうため、観葉植物の成長が妨げられますし、状態も悪くなります。
また、カイガラムシの排せつ物には「すす病菌」と呼ばれる菌が繁殖しやすいため、カイガラムシが発生することで、観葉植物の茎や葉が黒く変色してしまう「すす病」などの病気にかかる原因にもなります。カイガラムシは、狭くて暗い場所を好むため、このような場所に観葉植物を置かないことが大切です。
もし、カイガラムシが発生してしまった場合は、カイガラムシ専用の殺虫スプレーで駆除しましょう。

カイガラムシを2つの成分で効果的に退治『カイガラムシエアゾール』
カイガラムシエアゾールの画像|IN NATURAL STYLE

観葉植物には1秒ずつ断続的に噴射します。

葉の色を退色させるハダニ

「ハダニ」はダニの一種で、葉に付着して植物の汁を吸います。そのため葉の色が退色してしまったり、植物の生育が悪くなり、最悪の場合枯れてしまうことも。ハダニは水に弱いため、霧吹きで葉や茎に水をスプレーする「葉水」をこまめに行い対処しましょう。ハダニは葉の裏側にいることが多いため、特に葉の裏側にしっかりと葉水をすることが大切です。しっかり退治したい場合は薬剤を散布しましょう。

アブラムシをしっかり包み込んで退治する『ベニカマイルドスプレー』
ベニカマイルドスプレーの画像|IN NATURAL STYLE

有機JAS規格(オーガニック栽培)で使用可能な食品成分から生まれた殺虫殺菌剤です。

繁殖力が高いアブラムシ

「アブラムシ」は春ごろに発生し、植物の新芽を好みます。発生すると観葉植物の生育が悪くなりますし、ウイルスを媒介するため観葉植物が病気にかかりやすくなります。
さらに、繁殖力が高く、気が付いたら観葉植物にアブラムシがびっしりついていた、ということも珍しくありません。
アブラムシは濡らした布や雑巾で拭きとることで、駆除することもできます。
観葉植物の葉や新芽には柔らかく傷つきやすいものもあるため、やさしく拭きとるようにしましょう。

アブラムシも病気対策もしたい場合は、薬剤散布がおすすめです。

害虫に対しては速効性と持続性、病原菌の侵入を防いで病気も防除『ベニカX ファインスプレー』
ベニカXファインスプレーの画像|IN NATURAL STYLE

速効性と持続性。病原菌の侵入を防いで病気も防除します。

土にばらまくだけで植物に吸収され、植物全体を害虫から守る予防的効果が続く『オルトランDX粒剤』
オルトランDX粒剤の画像|IN NATURAL STYLE

使いやすく手軽な散粒ボトル入り

虫がつきにくい観葉植物とは?

ポトスの画像|IN NATURAL STYLE

ポトスは品種が豊富で、栽培がしやすいことでも有名です。
春~秋は半日陰で、冬は日当たりの良い場所で栽培するのが良いでしょう。

サンセベリアの画像|IN NATURAL STYLE

同じく品種が多く、色々な楽しみ方ができることで有名なのがサンセベリアです。非常に乾燥に強いので、春~秋は土が乾いたら水を与え、冬は乾燥気味に育てると良く育ちます。

サボテン ヒボタンの画像|IN NATURAL STYLE

サボテンも乾燥に強く、日光を好みます。
水のあげすぎに注意し、基本的には乾燥気味にしておき、土が乾いたら水を与えるようにしましょう。

屋内鑑賞で虫を防ごう

いかがでしたでしょうか。
完全に虫を防ぐことはできませんが、管理方法を工夫し、虫がつきにくい種類の観葉植物を選べば、虫の苦手な方でも観葉植物を楽しんで育てられます。

今日は元気かな?と様子を見て、葉にスプレーで霧吹きしてあげてください。
それだけで乾燥を防ぎ、もし虫がついてしまった場合にも早めに対処することができるでしょう。
まずはお気に入りの一鉢を屋内で育てることから始めてみてはいかがでしょうか。

インナチュラル公式Instagramの画像|IN NATURAL STYLE