観葉植物の虫が苦手!虫がつかない・つきにくい品種と管理方法

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

ガーデニングや庭の手入れを趣味にしたい人や、観葉植物を育ててみたいという人でも、虫が苦手なことはよくあります。
しかし、虫のために観葉植物を育てる楽しみをあきらめてしまうのはもったいないですよね。
観葉植物に虫がつくのを完全に防ぐことはできませんが対策はあります。
ここでは、虫がつきにくい観葉植物の品種や虫がつきにくい管理方法を紹介します。

100%虫を寄せつけない方法はない

観葉植物を育てる場合には、100%確実に虫を寄せ付けない方法はありません
庭やベランダなど屋外で育てる場合は特にむずかしいです。
現実的には、虫がつきにくい観葉植物を選んだり管理方法を工夫したりすることにより、できるだけ虫をよせつけない方法を選ぶことが効果的です。

観葉植物につきやすい虫とは?

観葉植物を育てるためには、どのような虫がいるのか、どんな虫が観葉植物につきやすいのかを把握しておくことが大切です。
虫によって駆除の方法が違うため、虫を正しく見分けることが必要になるからです。
ここでは、観葉植物につきやすい主な虫を紹介していきます。

ハダニ

0.5mmほどの大きさの小さな虫です。
注意して見ないと見つけることはできません。
ハダニはクモの一種のため糸を出します。
観葉植物の葉などに薄い糸が張っていたら、ハダニがいることを疑いましょう。
そのままにしておくと、葉が白くなり枯れてしまいます。

カイガラムシ

体長2~10mmぐらいで、年に数回産卵する虫です。
幼虫は平たい楕円形で移動しますが、成虫になると幹や枝などに一生固着することが多いです。
幹、枝、葉の汁を吸うため、放置すると株の生育が悪くなりますし、排せつ物によって黒いすすをかぶったように見える「すす病」の原因ともなります。

アブラムシ

体長は2~4mmで、新芽や葉裏に寄生します。
その名のとおり茎などがべたつき、そこにカビが生えるとすす病の原因となります。
また、繁殖力が高いのも特徴です。

コナジラミ

成虫でも2mmほどの小さな虫です。
葉裏について汁を吸います。
放っておくと葉が白くなり、感染で生育が悪くなります。

トビムシ

体長1~3mmぐらいの虫です。
トビムシは観葉植物に被害を与えませんが、大量発生してしまうことがあるので注意が必要です。
さまざまな色があるので、形状で見分けましょう。

ナメクジ

夜行性なので、気付くのが遅れやすい虫です。
昼間は鉢底などに隠れていて、夜になると花弁や新芽など若い葉を食べます。
葉にぽっかりと穴があいていたら、ナメクジがいないか調べてみましょう。

虫がつきにくい管理方法は?

虫がつくのを予防する最も簡単な方法は、野外に出さないことです。
植物の成長を考えれば、日当たりのよい屋外に出したほうがよいです。
しかし屋外は虫が寄りやすく、虫の生育がよい環境でもあります。
虫が苦手ならば、部屋の中で日当たりのよい場所を見つけて育てるのがよいでしょう。

また、受け皿に水をためないように注意することも大切です。
たっぷり水をあげたくなることもあるでしょうが、虫は水分を好みます。
水が溜まったままにしておくと、虫が寄ってくるだけでなく、卵を産みつけられる場合もあるため注意が必要です。
また、有機肥料も避けた方がよいでしょう。
肥料は大きく分けて有機肥料化学肥料に分けられます。
有機肥料は油かす・酒かす、鶏糞や魚粉など生物由来の成分でつくられた肥料です。
そのため、虫が好む成分が多く含まれています。
観葉植物の場合、土に養分が入ったものを購入すれば有機肥料の必要がない種類がほとんどです。
生育が心配な場合は化学肥料を使いましょう。
また、虫を寄せつけにくい土もあります。
有機肥料を使っておらず、虫が好む臭いを抑えているなど工夫されているのが特徴です。
臭いが少ないため、屋内で育てるのにも適しています。

虫がつきにくい観葉植物とは?

虫を寄せつけないように注意することも重要ですが、そもそも虫がつきにくい観葉植物の種類を選んでおけば、育てるのも楽ですよね。
ここでは、虫が付きにくい観葉植物を紹介していきます。

蚊嫌草(ゼラニウム)は、ゼラニウムとシトロネラを交配させてつくられたハーブの一種です。
そのため、花を楽しむゼラニウムとは異なり、花はほぼ咲かないのが特徴です。
また、香りが強く、蚊を寄せつけにくい性質を持っています。
ただし、完全ではありません。
レモンバームに似た香りなので、好きな人は香りを楽しむのもよいでしょう。

ニームは薬用として使われることも多い種類の観葉植物で、樹木全体に虫が苦手とする成分を含んでいます。
屋内においておけば、虫の侵入を防ぐ効果のあるのも、虫が嫌いな人にとっては嬉しいメリットです。
ただし、湿度が高い環境では枯れやすく、育てにくいというデメリットがあります。
そのため、花屋や園芸店ではあまり見かけません。
なお、薬用効果が高いことから、樹液を濃縮したものがゴキブリ避けとして販売されています。
ペットや小さい子どものいる家庭など、殺虫剤を使いたくない場所にはニームの濃縮液を使用するとよいでしょう。

屋内鑑賞で虫を防ごう

完全に虫を防ぐことはできませんが、管理方法を工夫し、虫がつきにくい種類の観葉植物を選べば、虫の苦手な人でも観葉植物を楽しんで育てられます。
虫が心配な場合には、屋内で育てるとかなり防ぐことができます。
まずは屋内で育てることから始めてみてはいかがでしょうか。