庭木を害虫から守ろう!予防と駆除の方法は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

ガーデニングを楽しむ際には、庭木につきやすい害虫についての知識も必要です。
庭木につく害虫にはどのような種類が存在しているのか、発生しやすい時期や見た目の特徴、人間の皮膚に触れた際の影響なども確認しておきましょう。
また、すでに発生してしまった害虫について、自宅にあるものを使用して駆除する方法などを紹介します。

 

庭木につく害虫の種類は?

庭木につきやすいものとして、6種類の害虫の特徴や庭木への影響などを見ていきましょう。

庭木につく害虫(1) カイガラムシ

発生した量が多いと、庭木の見た目にも影響を及ぼします。
また、庭木の水分を吸い取る特徴もあるため、葉っぱや芽が枯れてしまうケースもあるのです。
カイガラムシがついていた幹や枝には、白く小さな斑点が見られます。

庭木につく害虫(2) アブラムシ

一度に発生する量が多く、春や秋につきやすい害虫であり、庭木をはじめ草花、花木、野菜などほぼすべての植物に付着します。
葉の裏や新芽の水分を吸い取ってしまうだけではなく、ウイルスも媒介するため、庭木の生長や見た目にも悪影響を及ぼすことが特徴です。

庭木につく害虫(3) チャドクガ

およそ25mm、オスが黄色でメスは黄色もしくは褐色をしています。
羽根には黒い点があり、幼虫の腹部には複数の黒い突起がある害虫です。
背面には白の線、頭はオレンジ色をしています。
7月上旬頃と10月下旬頃、年に2回ほど庭木に付着して卵を産み、毒針毛は卵塊、まゆや幼虫、成虫についているため注意が必要です。
毒針毛に触れた直後に、痛みはありませんが数分~数時間で強いかゆみと赤み、発疹といった症状がみられるようになります。
症状が重いと、全身に蕁麻疹ができてしまい、完治までに2週間以上を要することもあるのです。
大量に発生している部分については枝ごと切り落とし、飛んできた成虫は濡らした布や紙で包みます。

庭木につく害虫(4) アメリカシロヒトリ

羽は白、羽の前方には黒い斑紋が見られますが、時期によっては斑紋がない個体もいます。
幼虫は体長およそ30mm、背面に長く黒い毛があるため、見た目が派手で目立つ毛虫です。
成虫は5月頃と7~8月頃に発生します。
幼虫は、100種類以上もの樹木につき、大量発生すると葉を食べて葉脈の状態にされることが被害の特徴です。
駆除する場合、可能な限り若齢期の群がっているときに行います。

庭木につく害虫(5) イラガ

毎年6~9月頃に、真夏の太陽の光を避けて葉を食べます。
トゲに触れると痛みを伴うため、消毒をして駆除する必要があるでしょう。

庭木につく害虫(6) ハマキムシ・ハダニ

その名の通り、葉を食べたり巻いたりする害虫の総称であり、チャハマキや蛾の幼虫などを指します。
葉を巻いたうえに食すため、庭木の見た目にも影響を及ぼす害虫です。
発生時期はほかの害虫よりも多く、年に4~5回ほど発生し、気温が高い日であれば冬でもついてしまいます。

自分でできる害虫駆除の方法

市販の殺虫剤を噴霧する方法もありますが、草木灰や木酢液を使うと人体に悪影響を及ぼしにくく、近隣にも迷惑になりにくいです。
草木灰とは、草や木を燃やしたあとに残る灰であり、水溶性カリウムが多く含まれていて即効性があるため、害虫が発生するであろう範囲内や発生した場所のみに適量を使用しましょう。
木酢液は、消炎や除菌作用のある液体であり、炭を生成する過程で発生する水蒸気を冷やしたものです。
使用方法は、水1Lに対して木酢液小さじ1杯の割合で入れます。
葉に使用する際には大量に使用して、葉だけではなく土にも浸透させることがポイントです。
葉から水滴が落ちるくらいの木酢液をかけましょう。

また、アブラムシ対策としては、葉などに牛乳や酢をスプレーする方法もあります。
牛乳に含まれる脂肪が膜となってアブラムシを覆い、繁殖や被害を防げるのです。
牛乳をスプレーする際には、薄めずに吹き付けます。
しかし、牛乳をスプレーしたまま放置すると、牛乳が腐って植物を枯らしてしまうため、アブラムシの駆除が完了したあとは洗い流すことも大切です。
酢を使用する場合には、水で50倍に薄めてスプレーします。
酢は害虫駆除の効果よりも、害虫を寄せ付けない効果のほうが高いといえるでしょう。

Garden plant care. Spraying plants with plant protection products.

 

プロに任せた方がよいものは?

庭木の数が多い場合や、背の高い木は、脚立の上で作業をしなければならず転倒などのリスクもあります。
また、奥行きのある生け垣などは、殺虫剤を行き渡らせることも難しかったり、害虫に誤って触れてしまったりというトラブルも多いため、プロに殺虫剤の散布を任せたほうがよいでしょう。
また、自分で駆除できそうな範囲であっても、忙しく害虫駆除を先送りするくらいならば、プロに任せて早めに対策すべきだといえます。
早めに駆除しておけば、庭全体に害虫が蔓延し、美観を損ねることも防げます。

 

害虫に気づいたら早めに駆除を

害虫は、庭木の見た目に悪影響を及ぼすだけではなく、皮膚に触れてしまった場合に蕁麻疹やかゆみ、痛みといった炎症も引き起こします。
庭木に害虫がついていることに気付いたら、可能な限り早めに対処をしましょう。