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外構で大切なアプローチについて解説!素材や配慮すべき点を押さえよう!

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
家を新築するときに、外から見える雰囲気やデザインにこだわりたいという人もいるでしょう。
家の外構で気にしておきたいポイントは、門から玄関までのアプローチです。
長い間住む家なので、使用する素材もしっかり選びたいところです。
また、雨で滑らないように安全対策を怠ってしまうと、事故にもつながる可能性があるので気をつける必要があります。
ここでは、素材選びや配慮すべき点を具体的な事例を交えて紹介していきます。

そもそも外構のアプローチとは?

外構のアプローチは家の門から玄関までのスペースです。
アプローチが長くとれる家、そうでない家など、それぞれ家の事情によって異なりますが、家の第一印象を大きく左右する大切な場所といえるでしょう。
そのため、デザインの工夫次第で毎日の生活のしやすさも変わってきます。
門の扉のデザインから、玄関までの道のりの角度、道の周辺にどのような植物を植えるのかなど、総合的にバランスよく考える必要があります。
できれば、近所の人や友人から、素敵な家というイメージをもってもらえればうれしいですよね。
また、住んでいる家族も「家に帰るのが楽しみ」と感じられるような良いイメージがある家にしたいものです。

外構のアプローチは、家に入るときに最初に目に入るため「家の顔」ともいえる重要なポイントです。
工事を行う前に、基礎知識をしっかり学んでおくことで「こんなはずでは」という失敗を防ぐことができるでしょう。
さらに、外構部分はデザイン性だけを追求するだけでなく、安全面にも配慮した設計が必要です。
家の中の様子が外からよく見えてしまったら、防犯上よくありません。
そのため、外構アプローチは魅力的な家づくりをするのに欠かせない要素であるとともに、防犯上でも重要であることを覚えておきましょう。

玄関アプローチの素材には何がある?

玄関アプローチの素材選びはとても大切です。
なぜなら、アプローチ部分は面積も広く、色使いやデザイン次第で家の雰囲気が大きく変わる可能性があるからです。
さらに、適切な素材選びをすることで、メンテナンスのしやすさや予算についても自分の希望に近いものを選ぶことができるでしょう。
もちろん、それぞれに家の好みがあるので、いくつかの素材のメリットとデメリットを比較してみることが大切です。
最初にしっかり素材選びをしておけば、将来のメンテナンスも楽に感じますよね。

玄関アプローチにタイルを使用するケースをよく見かけるでしょう。
見た目も素敵ですし、色も豊富にありそうなイメージがあります。
一般的にはベージュやグレーなどの色合いが多い傾向にありますが、明るめの色のタイルなどもあります。
また、色だけでなく、正方形や長方形などの形も選べるので、それぞれ好みに合わせて柔軟に選べるところも魅力です。
タイルの原料は土でできており、耐水性に優れています。
さらに、傷にも強いため、外構の素材としては適しているといえるでしょう。
そしてメンテナンスが楽なところもメリットです。
もし、DIYが好きな人であれば、下地がコンクリートの場合に自分でタイルを張り替えることもできるため、人によってはコストも大幅に削減できる可能性があります。

一方で、タイルは種類によっては滑りやすいものもあります。
そのため、小さな子どもや、高齢者がいる家庭は安全面にも配慮して滑りにくいタイルを選ぶ必要があります。
「好きな色だから」と色合いだけで選ぶのは避けたほうがよいでしょう。

レンガで玄関アプローチをつくりたいという人もいるでしょう。
レンガは重厚な雰囲気があり、洋館のようなイメージを出したいときには、とても好まれる素材です。
特にガーデニングが好きな人は植栽との相性もよいため、レンガと緑の組み合わせで高級感の漂う雰囲気つくりには適していると考えるでしょう。
レンガは長年使用していると、自然な風合いが増してくるので、さらに温かみのある、味わい深い景色をつくりだします。
また、曲線をつくりやすいため、アプローチの角度などにこだわりがある人には重宝します。
このような理由から、レンガは人気のある素材です。

レンガの素材は粘土、砂や石灰などからできています。
型に入れて窯で焼くと完成します。
形は長方形のものがほとんどです。
色は深みのある茶色系のものから、少し明るめのオレンジ系のものまであります。
質感は表面がすこしザラザラしていたり、平らな面が多かったりとさまざまなタイプがあります。
風合いや色合いの組み合わせで、自分の家にあったレンガを探すのを想像すると楽しくなりそうですよね。
一方で、レンガは風化しやすいというデメリットもあります。
メンテナンスには多少注意を払わなければならないでしょう。

そのほかの素材としては、インターロッキングがあります。
インターロッキングは、公園や遊歩道などでよくみかける素材です。
そのため、馴染みがある人もいるでしょう。
素材はコンクリートで、ブロックを組み合わせるようにして舗装していきます。色合いも豊富にあり、個性を出したい人にはおすすめですよね。
また、水はけもよいため、滑りにくいというメリットもあります。
雨が降っても安心ですし、ガーデニングで水を多く使っても大丈夫です。
さらに、コンクリートでできているため強度にも優れています。

一方でインターロッキングのデメリットとしては、目地の間から雑草が生えやすいということです。
そのため、自分で貼ることもできますが、しっかり施工するには下地部分を落ち着かせる必要があります。
下地がしっかりしていないと、ブロックが浮いてしまい雑草が生えやすくなります。
プロの職人に依頼することも検討しましょう。

外構の玄関アプローチに必要な配慮とは?

外構アプローチで配慮したいのは防犯面や機能面です。
デザインにこだわりすぎてしまった結果、なんとなく使いにくいと感じるアプローチに仕上がってしまうこともあります。
小さな子どもがいる家庭ではベビーカーが利用しやすいアプローチをつくりましょう。
また、将来のことも考えて、車椅子でも利用しやすくするために、アプローチに階段を設置するときは、手すりやスロープを付けておくのもおすすめです。

さらに、気になるのは防犯面です。
アプローチのデザインを重視してしまうと、死角が生じることがあります。
なるべく、人が隠れることができないような見通しを確保しておくことも大切なポイントです。
さらに、アプローチの距離が短すぎても、防犯上あまりよくないことがあります。
なぜなら、門から玄関までのアプローチが一直線の場合、玄関のドアを開けたときに外から家の中の様子がよく見えてしまうからです。

防犯機能を高めるためには、アプローチの曲線に配慮し、植栽などを用いて上手に目隠しをすることです。
距離を長く見せる効果が期待できますし、見た目にも奥行きがあるようなイメージになります。
さらに、夜の防犯対策としてセンサーがついている照明を設置するのもよいでしょう。

雨で滑りやすい外構アプローチにしないための対策!

外構アプローチで気にしておきたいのは、転倒やケガの防止です。
特に高齢者の転倒事故が多いといわれています。
雨やガーデニングで水を多く使うこともあるアプローチは、滑りやすい素材を使用してしまうと危険なので、事前に対策をすることが大切です。
まず、滑りやすくなる素材は使わないことで、予防ができるので覚えておきましょう。
さらに、植物の葉がアプローチに落ちていて滑ることもあるため、掃除がしやすい素材を選びましょう。
また、水はけが悪い土地の場合には、雨が降るととても滑りやすくなります。
そのため、外構のアプローチ周辺の水はけも工夫しておくとよいでしょう。

たとえば、タイルをアプローチに使う場合にはノンスリップ加工されているものもあります。
また、コンクリートを使用したアプローチにするときは、表面に多少の凹凸をつけてもらうようにすることで、滑りにくくなりますよ。
見た目やデザインが自分の好みで、予算も安ければ安いほどよいと考えてしまうかもしれませんが、安全面対策を怠ってしまうと後々後悔する可能性が高いです。
また、あとでリフォームをするとなると案外予算や手間がかかるので、最初に施工するときに、安全対策を考慮しておくことが大切といえるでしょう。

玄関アプローチのポイント!植栽で変化を

外構の玄関までのアプローチを施工するときに、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。
まず、注目したいのは門から玄関までの動線です。
プライバシーを考慮しつつ、アプローチ距離とのバランスを工夫することが大切です。
アプローチが短いのに曲線を多くしてしまったために、歩きにくい、使いにくいとなってしまっては本末転倒です。
デザインの段階でしっかり検討しておくことが大切です。

玄関アプローチは「家に帰ってきた」という気分を味わえるほっとした空間にしたいですよね。
自然で、温かみのあるアプローチに欠かせないのは植物です。
植物や花を植えることで奥行き感がでる効果が期待できますし、目隠しの役割もはたしてくれます。
なによりも、植物が好きな人は癒されるのではないでしょうか。
また、日当たりが良すぎるアプローチは表面が熱くなることもあります。
適切に植物や花を配置すれば、日よけにもなります。

外構アプローチの事例1:アーチを描くおしゃれなデザイン

外構アプローチのデザインを決めるうえで、大切なポイントについては曲線のバランスとアクセントです。
アプローチの距離がある程度あれば、優雅な曲線を描くようなデザインに挑戦できます。
レンガや鮮やかなタイルを使い、植栽で上手にアレンジすれば、さらに魅力的な家に見えるでしょう。
家の外壁に自然にマッチするようにデザインを考えるとよいです。
植栽は花だけでなく、シンボルツリーなどをアクセントとして使えば、さらにメリハリがある、おしゃれなアプローチに仕上がります。

外構アプローチの事例2:安全性に配慮したデザイン

外構アプローチは、おしゃれにしたい、魅力的な雰囲気にしたいと考える人も多いでしょう。
しかし、毎日家族が利用する場所でもあり、安全性にも配慮することが大切です。
たとえば、年齢を重ねてくると、段差などの高低差は雨の日は滑りやすく、ケガの原因にもなりかねません。
もし、玄関前に階段があれば、階段の段差をゆるやかにして、手すりを付けるなどの工夫が必要です。
レンガなどを使って、バリアフリー化することも忘れないようにしましょう。

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