庭木の肥料は寒肥がコツ!水やりの頻度や基本のお手入れ

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

庭木を植えている場合、水をやるタイミング肥料の与え方は意外と難しいものです。
庭木は近所の人の目に触れることが多く、庭の景観を左右するものでもあるので、きちんとお手入れをして大切に育てましょう。
この記事では、庭木を元気いっぱいに育てるために、肥料のやり方や水やりの適切な頻度などを含めて、お手入れの基本を解説します。

庭木の肥料は「寒肥」を与えるのがコツ

庭木を地植えしている場合は、根が深くまで張っていることが多いので、土の表面に肥料を置いてもその成分が浸透していくには時間がかかります。
地植えの木に栄養分が吸収されやすい時期は、根が活動を始める春頃です。
そのため、春に肥料の成分が根まで浸透することを想定して、肥料はその前の冬に与えるのが基本です。
このように、冬など庭木が活動を休止している時期に与える肥料のことを寒肥といいます。
寒肥は、有機質の肥料が多く、牛糞や鶏糞が使われています。
有機質の肥料は時間をかけて地中で分解されてから根で吸収されるので、化学肥料とは異なり植物に負担がかかりません。

エリアにもよりますが、一般的に寒肥は12月~2月頃の寒い時期に、壺肥、輪肥、車肥などの方法で与えます。
壺肥は、庭木が栄養分を吸収しやすい細い根が密集しているところに、数カ所穴を掘って肥料をやる方法です。
庭木がたくさんある場合は、壺肥で肥料を施すのが良いでしょう。
庭木が独立しているなら、庭木の周囲に輪状に溝を掘って肥料をやる輪肥で与えます。
車肥は、大きな庭木に肥料をやる方法で、幹を中心に放射状に肥料を置きます。
どの場合も、コツは樹冠(樹木の枝先)の真下を目安に30cm程度の深さの穴を掘り、肥料を入れることです。

庭木の水やりの適切な頻度は?

庭木の場合も、水やりの頻度は鉢植えで育てる場合と基本的には同じです。
こまめに少しずつ与えるのではなく、一度にたっぷりと与えるのがコツです。
水をやる量が少ないと土の表面で乾いてしまって、根の張っている奥の部分まで十分に浸透しないからです。
毎日水をやっていても一度の量が少ないと根まで水分が届かないため、水やりのときは十分な量を与えることを意識します。

夏場は高温により乾燥しやすいため、葉がしおれてしまうのを防ぐために、土だけでなく葉にも水をかけても良いでしょう。
ただし、水が温まっていると庭木を傷めてしまうので、注意が必要です。
特に、庭木にホースを使って水をあげている場合は、ホースの中に溜まった水が太陽熱により高い温度になっていることがあるので、温められた水を出し切って水温を確かめてから水やりするようにしましょう。
水やりの回数は、日照りの続く夏場は朝と夕の2回です。
朝は午前9時まで、夕方は午後5時以降のなるべく涼しい時間帯に与えます。
冬場は、晴れた日が続いたときに水やりをします。
夕方に水をやると翌朝には寒さで凍ってしまうことがあるので、日中までに済ませましょう。
春と秋は、土の乾燥具合をチェックして判断します。
植え付けから1年も経っていないなら、雨の日以外は毎日水やりをしたほうが良いでしょう。

雑草や落ち葉処理はこまめに掃除を

庭木のお手入れのポイントは、庭木の周りに雑草を見つけたらこまめに抜いておくことです。
雑草の種類によっては、根を強力に張って水分や栄養分を奪ってしまい、庭木の健やかな生長を妨げる場合もあるからです。
小さな雑草だと思っていても、成長すると茎がしっかりして太くなってしまうものもあります。
大きくなると抜けにくく、処理が大変になるので、雑草を見つけたら面倒でも早めに摘んでしまいましょう。

庭木の周囲に落ちた落ち葉は、そのままにしておくと虫の居場所になってしまうこともあります。
落ち葉は腐葉土になり庭木にとっては栄養になるという考え方もありますが、実際のところ落ち葉が腐葉土になるまでには時間がかかります。
虫が集まってしまったり地表に光が届かなくなったりしてしまうので、落ち葉もこまめに掃いてきれいにしましょう。
庭木の周りに落ち葉がなく、すっきりとしていれば、庭の景観も良くなります。

庭木の保温を考えるなら、マルチングという方法があります。
マルチングとは、庭木の株の周りを黒いビニールシートなどで覆うことです。
マルチングをすると気温の急な上昇や低下から庭木を守ることができるので、冬の寒さなど温度変化によって根がダメージを受けるのを防げます。
土の表面からの水分の蒸発も抑えられるので、地面がカラカラに乾燥してしまうこともありません。
地面が覆われるので、雑草が伸びるのも防げます。
マルチングをする場合は、水やりの頻度を通常よりも少なめにしましょう。
冬場は、水やりはほとんど不要になります。
ビニールシートがあることで肥料を与えづらくなってしまうので、肥料はマルチングをする前にたっぷり与えておきます。

こまめなお手入れで庭木を健康に

庭木を生き生きと育てるためには、毎日のこまめなお手入れが大切です。
ここで取り上げた水やりや肥料、雑草の除去などのポイントを参考にしてきちんとお手入れをすれば、庭木を健康に育てることができるでしょう。
忙しくて毎日はお手入れをできない場合でも、時間をみつけて定期的にケアをすることを心がけましょう。