家庭で育てたい!庭木にできる果樹の種類

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
庭木を育てるには一定の知識や経験、労力が必要になります。
決して低いハードルではありませんが、自分の好きなフルーツの果樹であれば、栽培の努力も楽しみながら継続しやすいでしょう。
旬の時期に一番熟れた状態で収穫してすぐに食べるフルーツの美味しさは、スーパーでは決して得られないものです。
果樹の家庭栽培で、そんな極上の美味を手に入れてみませんか。

 

小果樹の人気ナンバーワン!ブルーベリー

Blueberries!
ブルーベリーは小果樹の中でも特に人気が高いものです。
日本では主にラビットアイ系、ハイブッシュ系の2種類が栽培されています。
ラビットアイ系は温暖地、ハイブッシュ系は寒冷地で育ちやすいのが主な違いです。
ラビットアイ系はハイブッシュ系と比較して乾燥に強く、普通の土壌でも育ちやすくなっています。
この点で、初心者が栽培しやすいのはラビットアイ系です。

ラビットアイ系には複数の品種があります。
自分の好みや育てる土地に適した品種を見極めるためにも、2品種以上選んでスタートするといいでしょう。

ラビットアイ系の代表的な品種はホームベルです。
さし木で増やしやすいため、特に初めてさし木に取り組む場合に適しています。

ホームベルと並んでラビットアイ系で人気の高い品種がティフブルーです。
収穫時期が他の品種より遅く、7月終わりごろから9月となっています。
他品種とティフブルーを合わせることで、より長く収穫を楽しめるでしょう。

ラビットアイ系は全体的に小粒の品種が多いですが、大きな果実をつけるのがブルーシャワーです。
大きな果実を収穫したい場合は、ブルーシャワーも育ててみるといいでしょう。

ブルーベリー全体では、収穫までにかかる年数は3年程度です。
さし木2年生苗の場合ですが、この条件は他の人気果樹でもほぼ共通しています。

 

庭のシンボルツリーにもおすすめのオリーブ

Olives
オリーブは地中海の雰囲気を漂わせる銀葉が魅力です。
「平和」「家庭円満」などを象徴する樹木ともされており、果樹としてだけではなく、シンボルツリーとしての人気もあります。
オリーブには多くの品種がありますが、庭木に向いている品種はミッションやネバディロブランコ、マンザニロなどです。

ミッションはオリーブオイルやピクルスに加工される品種で、特にピクルスの具として見たことがある人も多いでしょう。
アメリカ原産の品種ですが、日本では明治41年から栽培されており、日本の風土にも適しています。

ネバディロブランコはスペイン原産の品種です。
果実が小ぶりで加工に不向きなため、オリーブオイル用として栽培されています。
花が咲く期間が長いのが特徴で、特にオリーブの花を長く楽しみたい場合にも魅力的な品種です。

マンザニロもスペイン原産の品種で、果肉が柔らかいため加工がしやすいため、果実加工用として広く栽培されています。
これらの3品種は初心者でも育てやすいため、最初はこれらの品種から栽培に取り組むといいでしょう。
収穫までにかかる年数は、さし木1年生苗の場合で3年程度です。

 

果実を美味しく味わいたいならイチジク!

Fig tree
家庭で育てられる果樹の中でも、昔から多くの日本人が栽培してきたものがイチジクです。
日本のスーパーで並ぶイチジクはドーフィンなどの限られた品種しかありません。
しかし、自分で栽培すれば市販されていない珍しい品種のイチジクの果実を味わえます。
ドーフィンのように果実が大きい品種は、ホワイト・アドリアチックやコナドリア、バローネなどです。
特にバローネはイチジクの中で最も大きな果実をつけます。
裂果しにくく育てやすい品種はセレスト、ネグローネなどです。
裂果すると割れた部分に虫が集まってしまい、他の果実の栽培にも悪影響が出ることがあります。
初心者のうちは裂果のしにくさで選ぶのもいいでしょう。

イチジクの天敵はテッポウムシと呼ばれるカミキリムシの幼虫です。
駆除剤をスプレーする、卵の状態で発見し除去するなどの対策を取るようにしましょう。
イチジクの収穫までにかかる期間は、さし木1年生苗で2年程度となっています。

 

爽やかな香りと育てやすさで人気のレモン

Lemons
レモンの果実と果樹は、爽やかな香りが魅力です。
複数の果樹を植えなくても1本だけで果実をつけることができ、この点でも初心者にとって育てやすくなっています。
レモンは「天然の虫除け」としても知られており、果樹も虫がつきにくいのが特徴です。
無農薬でも育てやすく、有機栽培で果樹を栽培したい場合にも適しています。
レモン栽培の最大の課題は「かいよう病の防止」であり、特に植え付けから3年の間の対策が重要です。
この時期には病気の予防のために農薬を使うこともありますが、3年を過ぎたらほぼ無農薬で栽培できるとされています。

レモンは耐寒性がやや低いため、晩秋から3月末までは無加温の室内に取り込むようにしましょう。
この工夫により、レモンのどんな品種でも自宅で栽培可能です。
レモンの収穫までにかかる年数はつぎ木1年生苗で3年程度です。

 

果実の美味しさや外見、育てやすさで総合的に品種を選ぼう

果樹を選ぶ時の基準は、果実の美味しさもさることながら、外見や育てやすさも重要な要素となります。
特に自宅で果樹を育てるのが初めての場合、育てやすさを重視するといいでしょう。
トラブルなく果樹を育てられることは、自身にストレスがかからないだけでなく、果樹にとっても良いことです。
美味しい果実や美しい外見を、ストレスなく楽しめる果樹を選ぶようにしましょう。