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ブルーベリーの種類を教えて!おすすめの品種は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
実のなる植物が家にあったらいいなと思った経験はないでしょうか。
果実が成長していく様子を見たり、実際に収穫する喜びを味わったりするのはとても楽しいものですよね。
家庭で栽培しやすいものの1つがブルーベリーです。
でも、ブルーベリーの種類はたくさんあるので、育てようとして選ぶ際にはどれを選ぼうか迷ってしまいがちです。
この記事ではブルーベリーのさまざまな種類や、目的別におすすめの種類をご紹介します。

大別すると2種類のタイプになる!

ブルーベリーは大きく分けるとハイブッシュ系とラビットアイ系の2種類に分けることができます。

寒冷地向けのハイブッシュ系は、実が良質で味が良いのが特徴です。
大玉になりやすく、甘みと酸味のバランスが良い種類が多いです。
ノーザンハイブッシュ系はアメリカ北東部などに分布する野生種を改良して作られました。
根が浅く広がる性質のため高温や乾燥に弱いですが、冬の低温には強いです。
この種類は関東以北から東北地方での栽培が最適で、北海道南部以南から中部地方まで栽培可能です。
ハイブッシュ系のなかでもノーザンハイブッシュ系を改良した暖かい地方向きの品種をサザンハイブッシュ系と呼びます。
こちらは東北南部から沖縄まで栽培が可能です。

ラビットアイ系は温暖な気候向けの育てやすい品種です。
果実は皮や種が目立ちますが、酸っぱさは控えめで収穫量が多いという特徴があります。
乾燥や高温に強く、砂質土から粘質土まで土壌の適応性が広いのもメリットです。
ラビットアイという名前の通り、実が青くなる前にウサギの目のように赤くなるのがユニークです。

地植えか鉢植えで種類を決める

ブルーベリーの種類を選ぶ際に考えたいのが地植えと鉢植えのどちらで育てるかというポイントです。

ラビットアイ系はハイブッシュ系に比べて樹高が高くなりがちですから、スペースが広めの場所に植えるようにしましょう。
ただし、同じ系統のなかでも枝の広がり方は種類ごとに異なります。
まっすぐ伸びるコンパクトなものもあれば、横へ広がるタイプもあります。
成長の仕方に合わせてスペースを確保しましょう。
ラビットアイ系の「クライマックス」やノーザンハイブッシュ系の「ジャジー」などは地植え向きの品種です。

基本的にブルーベリーはどの品種も鉢植えで育てることができます。
鉢植えにするなら、サザンハイブッシュ系の「サンシャインブルー」がおすすめです。
樹のまとまりが良いので、ベランダでの栽培にもおすすめです。

収穫時期を長くするには2種類以上を!

果実のなる木を植えたならできるだけ長い期間収穫を楽しみたいですよね。
ブルーベリーの収穫期を長くするには2種類以上の品種を組み合わせるという方法が有効です。

ラビットアイ系のブルーベリーは自家不和合性といって、別々の品種同士でしか受粉できないという特徴があります。
そのためもともと2種類以上の品種を組み合わせる必要があります。
ハイブッシュ系もラビットアイ系も2種類以上の品種を組み合わせると、収穫期間が長くなります。
さらに、収穫量が多くなり、果実もより大きくおいしくなるので良いことだらけです。
ただし、ハイブッシュ系とラビットアイ系の組み合わせでは受粉ができません。
組み合わせる際にはハイブッシュ系はハイブッシュ系と、同じ系統同士を組み合わせることを忘れないようにしましょう。

組み合わせるときには、早生品種と晩生品種を上手に組み合わせるのが大切なポイントです。
早世品種が終わりかけたころに晩生品種が収穫期を迎えるといった具合に、長期間収穫を楽しめます。

生食や加工におすすめの種類は?

収穫したブルーベリーは果実をそのまま食べる生食はもちろん、加工して食べることもできます。
生食に向いているのは大粒で甘みの強い品種ですし、加工品におすすめなのは収穫量が多いタイプです。

ハイブッシュ系のものは果実が大きく、甘みと酸味のバランスが良いので生食にぴったりです。
丸くて大きな果実をつける「シャープブルー」や、500円玉クラスの大きさになることもある「チャンドラ」が特におすすめです。
ラビットアイ系でも「クライマックス」や「ブルーシャワー」など大粒の品種は生食に適しています。
新鮮な果実をそのまま食べるのは大変ぜいたくで、自宅栽培の醍醐味です。

加工向きなのは、ラビットアイ系の品種に多いです。
ラビットアイ系はハイブッシュ系よりも小粒の品種が多く、収穫量が多いため加工向きといえるでしょう。
特に「フェスティバル」はジャムやジュース作りにおすすめです。
たくさん収穫できたなら、果実酒やパイのフィリングにしたり、お肉料理や魚介料理のソースに活用したりさまざまな使い方ができます。

目的に合ったブルーベリーを育てよう!

種類が豊富なブルーベリーは、目的に合わせて選ぶとより楽しむことができます。
大きくて味の良いハイブッシュ系と、収穫量が多く育てやすいラビットアイ系のどちらにするかがポイントです。
また、自分の住んでいる地域の気候や、育てる土壌に適した系統の品種を選ぶことも大切です。
地植えにするか、ベランダなどで鉢植えにしたいかも品種選びの大切な要素となるでしょう。
品種によって香りが良いものや日持ちがするもの、花が美しいピンク色になるものなどさまざまな特徴があります。
この記事で紹介した品種ごとの特徴を参考に、好みのものを選んで理想のブルーベリーを育てましょう。

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