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ブルーベリーの花が実になるまで!受粉したのか確認しよう!

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
ブルーベリーといえば実が有名ですが、どのような花を咲かせるか知っていますか。
ブルーベリーは、花の時点では紫色をしておらず、白やピンク色の、スズランに似て愛らしい花をつけます。
ここからどのように実ができていくのか、気になりますよね。
この記事では、花の構造や開花時期、受粉してブルーベリーができるまでの流れなどを紹介します。

花言葉は実りある人生!

ブルーベリーは、北アメリカが原産の植物で、その実は古くから食べられていました。
日本にやってきたのは戦後になってからです。
実が濃い青紫色になることから、ブルーベリーという名前がつけられています。
実にはアントシアニンという成分が含まれており、食べると目に良いことでも有名ですよね。
生食のほか、ジャムとしてもよく食べられています。

このように、ブルーベリーは実のほうがなじみがありますが、見どころはそれだけではありません。
実ができる前、3~6月頃になると花が咲き、2週間程度開花時期が続きます。
スズランの花によく似ており、白や薄ピンク色で釣り鐘型をしているのが特徴です。

blueberry flowers

また、ブルーベリーには、たくさん実がなることから「実りある人生」という花言葉がつけられています。
このほか、青紫色の果皮の中にたっぷり果肉が詰まっていることから「知性」、白く可憐な花を咲かせることから「信頼」といった花言葉があります。
花は8月5日と8月21日の誕生花、実は8月31日の誕生果でもあるので、プレゼントとして贈られることもある植物です。

ブルーベリーの花の構造は?

ブルーベリーの花はスズランに似た筒形をしており、この花びらの部分は花冠と呼ばれています。
花冠には5つか6つの切れ込みが入っていて、その中に花柱(めしべ)と葯(おしべ)があります。
そして、花冠の上にはギザギザした形のがくがあり、その上に子房がついているというのがブルーベリーの花の構造です。

Blueberry Blooms

がくというのは、花全体を支える役割の部分のことをいいます。
ブルーベリーの実に、星形の部分として残っているのが、このがくなのです。
また、子房は受粉後に膨らんで実になります。
ブルーベリーの受粉方法は他家受粉で、葯の花粉が昆虫によって運ばれ、異なる品種の花柱につくことで受粉する仕組みになっています。

blueberries

花が咲いてから実ができるまで!

ブルーベリーの花は、すべて受粉に成功するわけではありません。
中には受粉しなかった花もあり、気になるのはその見分け方でしょう。
ポイントは、がくの向きを見ることです。
まず、ブルーベリーの花は下向きに咲きます。
この時点ではまだ受粉していません。
その後、花の受粉が完了するとがくが上を向きます。
このとき、花冠がついた状態で上を向くこともあれば、花冠が落ちてからがくが上を向く場合もあります。
一方で、受粉しなかったものに関しては、しおれて下に落ちるので、そのままにしておいて問題ありません。
また、花冠が落ちたばかりのころはまだ花柱が残りますが、それもそのうちになくなります。

Blueberries

花冠が落ちると子房がふくらみ始め、2~3カ月かけて熟していきます。
しばらくするとふくらみが1度止まりますが、期間を置いてから再びふくらみ始めるので、実をとらずにそのまま見守りましょう。
この2回目の成長のときにブルーベリーの着色が始まり、だんだん濃い紫へと変化していきます。実に白い粉がついたら成熟したしるしです。

IMG_9822.jpg

品種により色が違うブルーベリーの花

ブルーベリーの実はどれも濃い紫色をしていますが、花の色は品種によって異なります。

まず、ラビットアイブルーベリー。
熟す前の実がうさぎの目のように赤くなることからこの名前がつけられました。
この品種の場合、つぼみのころの花は薄いピンク色をしており、開花すると白に変化します。

また、実が大きく生長する品種で、北海道や東北でよく作られている品種であるハイブッシュ・ブルーベリーの花は、白地にピンクの模様が入っているのが特徴です。
ただし、ハイブッシュ・ブルーベリーはさらに細かく品種が分かれているので、品種によっては白だけの花もあります。

ブルーベリーは熟した実を楽しむだけでなく、可憐な花を見て楽しむこともできるので、花の色から品種を選ぶのも1つの方法ではないでしょうか。

Blueberry flowers

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