こんにちは。
ガーデンプランナーの長谷川です。
今年の夏は7月から猛暑続きで人間も植物もぐったりですね。暑くてなかなか外での庭仕事は腰が重たくなってしまいますが、そんな夏の暑さに耐え尚且つその容姿で私たちに元気を与えてくれる植物をご紹介。
数年前から人気のオージープランツ(オーストラリア原産の植物)。見た目にもかっこいい植物が多いので今ではおしゃれなカフェ等には絶対と言っていいほど植わっていますね。カラッと乾いた印象の植物でおしゃれに演出して夏をより見た目から夏らしく満喫してみてましょう。
(※庭作業の際は熱中症予防をお忘れなく!!)
リューカデンドロン
常緑低木。半耐寒性。夏の暑さに強い。暖地では庭植え可能。
種類も豊富で、切り花でも人気があります。庭先で育てて花時期に切り、透明のガラス製の花瓶に挿すと涼やかで素敵です。
過湿に弱いので、水のやりすぎに注意しましょう。乾燥気味に育てるのが◎。
ウェストリンギア(オーストラリアンローズマリー)
常緑低木。半耐寒性。こちらも暖地では庭植え可能。
葉や花がローズマリーに良く似ていて別名オーストラリアンローズマリーとも呼ばれるウェストリンギアですが、ローズマリーとは別物で香りは一切しません。品種改良された斑入り種(黄斑や白斑)が人気で、かっこいいお庭作りの一躍を担ってくれます。なにより丈夫!
バンクシア
筒状の花がとてもユニークな常緑樹です。花期は夏〜晩秋なのでこれからが見頃です。品種としては70種ほどあるそうで、そのほとんどが日本の多湿な気候には合わないのですが、種類によっては日本の気候(関東以西)でも育てることができるものがあります。ヒースバンクシアやウォールムバンクシアがオススメ。
グレビレア
花の形がとても特徴的で、葉も涼やかな常緑樹です。オーストラリアでは一般的な花木で、日本で言えばツツジのような存在に近いようです。
グレビレアもまた多くの品種があり、品種によって容姿が全く違い奥の深い植物です。日本で地植え・鉢植え(関東以西)するのであれば「グレビレア・ロビンゴード」がオススメ。とても丈夫です。
育てる際の注意点
オージープランツは日本の関東以西であれば越冬できるものが多いです。ただ原産地のオーストラリアの気候を考えると、雪が積もるような地域ではやはり難しいので鉢植えで育てて越冬できるよう適切な場所に移動できるようにしておくと安心です。暖地であれば庭植えでも全く問題なく元気に根付いてくれますので、お住いの気候を考慮してぜひ育ててみてください。
また、水やりには注意しましょう。多湿を好まない植物が多いのでやりすぎには注意です。土が乾いてから水をやるよう心がけましょう。(ただ、あげなさすぎも良くないのですので放置し過ぎも注意です!植栽直後の根の張っていないものなどもお水はやり気にしてあげましょう。)
最後に
オージープランツは夏に強いので夏のおしゃれガーデン作りにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。ナチュラルテイストな植物がメインなインナチュラル でも湘南店など海に近い店舗ではお取り扱いが多めです。
また、全店店頭に置いてなくてもご注文できるものもあるので、ぜひ気になる植物が見つかりましたらお近くの店舗でスタッフにお声がけください(^^)
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