二十四節気では白露を過ぎ秋分が近づき、夏を引きずりながらも朝晩は涼しくなり秋を感じる今日このごろです。
お庭作業も楽な気温になってきました。ガーデンプランナー高島です。
以前収穫について書いてありますが他にも作業はたくさんあります。
夏の疲労回復

今年の夏は猛暑で植物たちも疲れています。なかには暑さで枯れてしまった植物もありました。
植物たちも生育適温があるのでそこからはずれる気温はストレスになります。
すぐに枯れることはほとんど無く生き延びようと必死になっています。
その為なんとか生き延びたときに植物はボロボロで疲れきっています。
秋になり植物の生育適温になると復活してきます。
そのときに手厚くメンテナンスすることが大事なのです。
作業としては植物の状態にもよりますが肥料や活力剤を与える。
弱った枝の剪定、新しい根を促す根切、消毒などが考えられます。
冬への準備

夏の疲れを回復させると同時に冬の寒さを耐えるために栄養を蓄える必要があります。
やはり作業としては剪定や施肥がメインとなりますが、特にこのタイミングの剪定は重要だと考えています。
通常植木屋が庭の剪定に入る時期は盆暮れといって夏のお盆前と冬の暮れ前であることが多いでしょう。しかし、秋に一度切り戻して伸びてきた枝を暮れ前に整えるとよりきれいに維持できると考えています。
業者に頼むと高くなってしまいますが、自分で作業される人ならこのやり方をオススメします。
植物によっては花芽をもっているものもいるので過度な剪定は気をつけましょう。
実や花や香を愛でる

秋は実りのシーズンです。果実がなったり、金木犀が香ったり、紅葉があったり、秋の七草が楽しめたりと五感で楽しめるものが多い季節です。
植物の生育のことだけを考えているとそこから生まれる自然の恵みを見落としがちです。
冬に向けて枯れていく植物もいれば動き出す植物もいます。
宿根草は冬に向けて枯れていきますが、種類によっては地際で来年の芽を持っているものもいます。
クリスマスローズは冬に向けて芽を動かし始めます。
あえて探すのもよいですが、ふと気付くのも嬉しいものです。
暑い暑いと言いながらいつのまにか夏が終わりそうです。
快適な秋もあっという間に過ぎて行くでしょう。
童謡でちいさい秋みつけたとあったのを思い出しました。
3番の歌詞にはぜの葉とでてきます。真っ赤な紅葉が綺麗な落葉樹です。
秋はちょっとお庭に出る時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
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