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冬でも楽園気分。植物園の温室へGO!

こんにちは。ガーデンプランナーの栁澤です。

もうすぐ1月20日の大寒が訪れます。まだ東京で大雪はないものの、寒〜い冬のお出かけは少し覚悟が要りますね。

そこで今回は、寒い冬だからこそオススメのスポットをご紹介したいと思います。デートやご家族でのお出かけにもぴったり。冬でも熱帯植物が楽しめる空間、植物園の温室です!

関東には、見所たくさん、工夫たくさんの温室がいっぱい。皆さんは訪れたことあるでしょうか?

夢の島熱帯植物館

東京の温室といえば、まずはここ!

東京の新木場駅を降りて徒歩13分ほど。
東京湾の近く、広い夢の島公園の中に大きな温室のドームが見えてきます。

ここでは「熱帯植物とわたしたちとの生活の関わり」をテーマに、熱帯植物の生み出すエキゾチックな雰囲気を味わえるだけでなく、様々な展示がされています。
植物によって酸素が生み出され、食料を得て、衣類や道具の原料になる。
そんな関わり方を学べる施設なのです。

ドーム内は、各種の熱帯植物や日本のガラパゴスの名で知られる小笠原諸島の珍しい植物などが育てられていて、小探検を楽しむことができます。
もちろん冬でも、お花や実を発見できます!
最近はiPodを使ったビデオ案内の貸し出しもしているそうなので、じっくり学びたい方にはオススメです。

また熱帯植物を年中管理するのには、冬の暖房とか大変そう!なんて思いますよね。
夢の島熱帯植物館では、近くにある新江東清掃工場というゴミ処理場の焼却熱を利用して、ドーム内を温めているそうです。

今の時期、ヘリコニアが見られるかもしれません、、!

 

《各種情報》

開演時間:9:30-17:00(入館は16時まで)

料金:一般¥250 / 65歳以上¥120 / 中学生¥100 / 小学生以下無料

休館日:月曜日(祝日の場合は、その次の日)

HP:http://www.yumenoshima.jp/botanicalhall/about/#GUIDE

 

神代植物公園の温室

東京都内最大の植物園、神代植物公園。
吉祥寺駅、調布駅などからバスで20分ほど。
都内でも自然豊かな調布市内の広い公園では、約4800種類の植物が育てられています。
大温室の前にはバラ園が広がり、見頃に時期にはとっても華やか!
西洋式の庭園のような造りになっています。

この大温室は2年ほど前に待望のリニューアルオープンをしたばかりで、熱帯の花木室・熱帯スイレン室・ベゴニア室・ラン室・小笠原植物室・乾燥地植物室に分かれています。
バリアフリー化されているので、車椅子の方や小さいお子様も安心して楽しむことができます。

またチリの植物園と協定を組んだことを機に、チリ植物の展示も強化したそう。
チリ植物ってどんなのがあるんだろう、、?
好奇心がくすぐられますね!

私のオススメは、オオオニバス。神代植物公園内にもあります。
本場の熱帯の国では、これに乗って遊ぶこともあるそうです。

《各種情報》

開園時間:9:30-17:00(入園は16時まで)

料金:一般¥500 / 65歳以上¥250 / 中学生¥200 / 小学生以下無料

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は、その次の日)

HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html

 

新宿御苑の温室

写真:建築資料室より

こちらの新宿御苑も、東京都内で有名な公園です。
新宿駅新南口から約10分とアクセスも良いため、外国人観光客の方々も多く訪れています。
JRの新宿駅方面の入り口から入って左奥に、温室のドームが見えてきます。

新宿御苑の歴史は長く、大昔は新宿試験場として国内外の植物を集めて農業技術向上用の実験をしてたことから始まります。
今でも、環境省が所管する環境配慮型温室として、熱帯植物およそ2,700種を栽培、展示するほか絶滅のおそれのある植物の保護増殖を行っているそうです。

また洋ランにおいては戦前の古い品種や御苑で作出された独自品種、原種の野生ランの保護栽培に取り組んでいて、全国のランマニアにはたまらない温室なのです!

 

《各種情報》

新宿御苑開園時間:9:30-16:30(入園は16時まで)

温室開館時間:9:30-16:00(入館は15:30まで)

料金:一般¥200 / 小中学生¥50/ 幼児無料

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は、その次の日)

HP:http://fng.or.jp/shinjuku/access/index.html

板橋区立熱帯環境植物館

写真:板橋区HPより

ここからは、知る人ぞ知る熱帯植物館をご紹介します。
高島平駅から徒歩約7分ほど、こちらも清掃工場の近くに建物があります。
熱帯植物館らしいドームには一見見えませんが、建物内は小さな水族館から始まり温室へ繋がり、霧を感じる冷室までの順路があり冒険を楽しむことができる造りになっています。

熱帯植物だけでなく、熱帯魚まで楽しめるのが特徴です!地下に見えるお魚たちを見ながら階段を登ると、地上の池につながります。
自然の風景の断面といいましょうか、館内でたくさんのことを学ぶことのできる造りが素晴らしい施設です。

写真:板橋区立熱帯植物館HPより

園路を進んでいくと、ニッパヤシの葉で屋根を葺いたマレーハウスが見えてきます。
まさに南国気分!

写真:板橋区立熱帯植物館HPより

また館内にはカフェや図書室、企画展示コーナーなどもあるため、一日中遊べるようになっています。
熱帯館の隣には、これまた清掃工場から出た熱を利用した温水プールもあるため、道具を持ってきて帰りに寄ってみるのもいいかもしれません。

《各種情報》

開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

料金:一般¥260 / 65歳以上・小中学生¥130/ 幼児無料

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は、その次の日)

HP:http://www.seibu-la.co.jp/nettaikan/

渋谷区ふれあい植物センター

写真:dokka.jpより

え、こんなところにあるの!と思うほど都会の真ん中。
渋谷駅の新南口から徒歩約5分ほどのところに、小さなドームが見えてきます。
この施設も、近くの清掃工場からの電力を利用して熱帯植物が育てられています。

約500種の熱帯植物や多肉植物、食虫植物、屋上にはハーブもあります。
板橋区の熱帯館のように、植物だけでなく水生生物の展示や図書コーナー、遊戯コーナーなどもあり、観て楽しむだけでなく学べる施設になっています。
ワークショップやボランティア活動もあるそうで、渋谷観光の一息つく所としてもいいかもしれません。

写真手前の大きな花は、有名なラフレシアです。
観葉植物で有名なモンステラのタワーもあり、見応え抜群!

写真:dokka.jpより

《各種情報》

開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

料金:一般¥100 / 60歳以上・幼児無料/ 渋谷区在学在住の小中学生、渋谷清掃工場近隣在住の方無料

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は、その次の日)

HP:https://www.botanical-fureai.com/index.html

今週末は、植物園であったまろう

 

東京都内、5つの温室をご紹介しました。
清掃工場の近くにあることが多いようで、まだあまり知られていない温室はたくさんあります。
冬のお出かけの定番は水族館という方も多いかと思いますが、ぜひ今年は植物園でいろんな発見をしてみてくださいね。

 

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