こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
梅雨の頃は気温も上がり、なんとなく外出したくなる時期です。
一方で、雨が降ったり、湿気が気になったりするので、屋内で過ごす時間も増える傾向にあります。
そのため、ときには少し気分も落ち込みがちになることもあるでしょう。
そのようなときは、道で見かけるおなじみの花をゆっくり楽しんでみると、穏やかな気持ちになります。
ここでは、梅雨時のこの時期だけに咲く花を紹介します。
梅雨の定番といえば「アジサイ」
梅雨の時期になると、いっせいに咲き始める代表的な花といえばアジサイです。アジサイは鉢植えでも楽しめますし、庭などに直接植える地植えでも楽しめるでしょう。
鉢植えから地植えにして、アジサイをさらに増やしたいときは、庭に現在の鉢よりもひとまわり大きな穴を掘ります。
掘った穴に3割ほどの腐葉土を入れ、穴の底にある土とよく混ぜてから植えるのがコツです。
また、初めてアジサイを育ててみようと考える人は、鉢植えから始めることが多いかもしれません。
アジサイが咲き始めるのは6〜7月頃ですが、鉢植えのアジサイは4〜5月頃にはお店で見つけることができます。
花を楽しむのであれば、早めに購入しておきましょう。
アジサイの花の色はいろいろあるので、迷ってしまいそうです。
代表的な花の色は青、紫、赤、白、緑などがあげられます。
興味深いのは、これらの花の色は、土の成分によって変化する可能性があることです。
花の色が変わる秘密は土の酸性度合いにあり、特に地植えのアジサイは酸性の雨にあたることが多いため、青い色の花が咲きやすいといわれています。
そのため、そのほかの色のアジサイを楽しみたいときは、なるべく雨にあたらないように鉢植えで育てるとよいでしょう。

雨に濡れる姿が素敵な「スイレン」
池や沼などでひっそりと咲くスイレンも梅雨時に見頃を迎えます。
公園や自然の中を散歩していて、通り雨に見舞われたとき、池の水面が揺れるたびに静かに揺れるスイレンの花も幻想的で素敵です。
そのため、たとえ外出中に予期しない雨が降ったとしても、その様子を見るだけで心が癒されて得した気分になるかもしれません。
スイレンといえば、水の上に浮いているイメージがあるため、家に池がなければ育てられないと考えがちです。
しかし、鉢植えでも育てることができるのは意外に感じるでしょう。
また、水やりの調節が難しいのではないか、と想像してしまいそうですが、実は育てるのはそれほど難しくありません。
家でも楽しめる身近な花です。
スイレンには主に温帯スイレンと熱帯スイレンがあります。
開花時期は温帯スイレンが5〜10月頃、熱帯スイレンは7〜10月頃です。
そのため、家でスイレンの鉢植えに挑戦したいときは、3〜7月頃が植え付けに適している時期なので、このタイミングに購入しましょう。
必要な物は睡蓮鉢と内鉢です。園芸店で購入できます。栽培方法は水栽培のため、定期的な水やりは必要ありません。
また、日光を好むため、日当たりのよい場所に鉢を置きましょう。

種類が多くあでやかな「バラ」
家の中や庭で咲いているだけで、家全体が気品高い雰囲気に包まれそうな「花の王様」と呼ばれるバラが梅雨の時期に見頃になります。
姿も美しく華やかで、香りも楽しめるため、梅雨時の沈んだ気分も緩和されそうです。
「花の王様」だけに、育てるのが難しいイメージがあるかもしれませんが、ほかの花よりも難しいというわけではありません。
また、庭など屋外に植えても、鉢植えでも楽しめます。
バラは主に「木立性」「つる性」「ミニバラ」と呼ばれる3つのタイプに分類されます。
鉢植えのバラに挑戦するのであれば、ミニバラを育ててみましょう。
「木立性」のバラで、屋外で育てるものよりも小さいサイズです。
そのため、部屋の中でもそれほど場所をとりません。
また、かわいらしい雰囲気の花が咲くので人気があります。
一方で、病気になりやすい傾向もあるので、しっかり手入れしましょう。
バラは6月が見頃ですが、花が咲いている時期は春から秋までのため、長い期間楽しめます。
もし、花が繰り返し咲く品種であれば、花が枯れてきたら取り除いておくと、次の花が咲きやすくなるでしょう。
また、部屋で楽しむときには日当たりや風通しのよい場所に鉢を置きます。

乾燥させても楽しめる「ラベンダー」
梅雨の時期にさわやかな気分にさせてくれそうな花、ラベンダーも梅雨時に見頃を迎えます。
開花時期は梅雨に入る前の4月から初夏の7月頃までの間です。
ラベンダーは屋外で育てることもできますし、鉢植えにしてベランダや部屋の中でも楽しむことができます。
花の色は主に白やピンク、紫などがあります。
美しい花だけでなく、ハーブなどでもおなじみです。
ラベンダーは一般的に日当たりのよいところ、風通しがある場所を好みます。
鉢植えの場合には窓際に置くようにして、適度に換気をしましょう。
さらに、品種によっては湿気が多い場所が苦手なものもあります。
そのため、庭に植えるときには西日が当たりにくい場所を選ぶとよいでしょう。また、水を十分与えることも大切で、土が乾いてきたらすぐに水やりを行うことも大切です。
ラベンダーの花はドライフラワーにしてポプリを作ると楽しめます。
花の色もいくつかあるので、複数の色を育ててみるのも楽しいでしょう。
インチュラルではお庭や外構のご相談を承っております。 小さな悩みから大きな悩みまで、花壇のお花選びから駐車場などの外構工事まで 何でもご相談ください! LINEからお庭相談する メールフォームからお庭相談する ガーデンデザイン部の施工事例はこちら |