こんにちは、バイヤー神谷です。
最高気温が20度を下回るようになってくると、「やばい、そろそろヤツらが必要・・・」と感じられる方も多いのではないでしょうか?
そう、ヤツら=アウター(コート、ジャケット)ですね!
インナチュラルでは毎年中綿系のアウターが軽さと暖かさで非常に人気です。
本日は、中綿アウターの特徴や選び方のコツ、以外と知らない中綿とダウンの違いについてご説明できればと思っています。
そもそも中綿とは??
中綿って何のこと?
一般的に中綿とは「中身(中に入っている詰め物)」という意味合いで使われることが多いです。
これは、化学繊維やダウンなどが普及する前に布団や座布団、半纏などに木綿の綿が使われていた頃の名残という説があります。
中綿の中身としては多くはダウン、フェザーや木綿、最近ではポリエステル綿と呼ばれる機能性素材も多用されています。
ぜひ、下げ札やアウターの左脇についている品質表示で中綿の中身を確認してみてくださいね。
素材によって暖かさや特徴ってありますか?
・ダウン
ダウンとは水鳥の胸元からわずかに取れるボール状のふわふわした柔らかい羽毛を指します。
(羽の形にやや近く、少し硬い芯があるものはフェザーと呼びます)
熱の保温性と熱の放出性という機能が高く、冬の寒さの中で快適に暖かいという点ではダウンが一番かと思われます。 軽さに加えて形状復元率もダウンが一番高いです。 デメリットとしては濡れに弱い点とやや取り扱いがデリケートな部分、希少素材の為、どうしても価格帯が中綿に比べて高い点が挙げられます。
・木綿
熱の保温性が高いのですが、放出性にやや欠ける為、少し蒸れやすいという特徴があります。 価格帯やデザイン性のバリエーションが豊富で、たくさんのアパレルブランドで人気のアイテムですね。 お手入れもダウンと比べると簡単ですのでその点もオススメです。
ポリエステル綿
合成繊維の特徴である水濡れにも強い点、天然繊維と違い糸くずや綿ぼこりがでない為、ハウスダストがでにくい点が挙げられます。 現在アウトドアブランドや素材メーカーも積極的に機能性を持たせた合成繊維綿の開発に取り組んでいる状況です。 ダウンより重量はありますが、メルトンやレザーアウターなどと比べると軽く価格もお手頃なものも多く嬉しいですね♫
インナチュラルで毎年人気のbluewillowの中綿アウターもこちらのポリエステル綿を使用しています。
試着して頂くお客さまに軽くて暖かい!と人気です。

シンプルシックなブラックの中綿は大人っぽくて新鮮。インナーにカラフルなニットを覗かせたり、ボーダーと合わせたりいろいろな着こなしが楽しめそう。 BRAND:bluewillow MODEL:018FP27373 COLOR:BEIGE,BLACK PRICE:16,500en(税抜)

すっきりしたVネックの薄手中綿キルティングアウター。 ちょっとしたお出かけに便利な一着です。 BRAND:sunvalley MODEL:SE6003186 COLOR:Chacoal,Brown PRICE:7,900en(税別)
ダウンの基準、「フィルパワー」
今年はダウンコートが欲しい!と考えられていらっしゃる方がいらしたら、ぜひ注目して頂きたい点がフィルパワーになります。
これは、ダウンの「かさ高性」を示す単位になり、「ダウンの強度」または「ある一定の圧力における反発力」を表します。
少量のダウンでもフィルパワーが高ければ膨らみが強く、暖かなアウターとなります。
一般的な指数としては600-700フィルパワーで良質なダウンアウター、700フィルパワー以上で高品質、アウトドア用などのダウンアウターとされます。
今期よりインナチュラルで取り扱うMade In JapanブランドのLOFTLABOは760フィルパワー。
軽く、持ち運びも便利、確実に暖かいアウターとして自信を持ってご紹介いたします。

コーディネートに取り入れやすいノーカラージャケットタイプ。BRAND:LOFTLABO MODEL:SHAWN COLOR:BEIGE、BLACK PRICE:49000en(税別)

ダウンでは珍しいすっきりしたチェスターコート。 BRAND:LOFTLABO MODEL:LOOKY COLOR:BEIGE、GRAY PRICE:62000en(税別)
知ってて便利!ちょっとしたアウターのお手入れ方法のコツ
意外と知らない、毎日できるちょっとしたお手入れのコツを2点、お伝えさせて頂きます。
・着用後クロゼットにしまう前に1日位、空気を通して湿気をとる
帰宅後のアウターはそのままぽいっと放ってしまうと残った体温が元でシワになりやすく、こもった湿気で汚れが定着してしまいます。
ぜひ、おうちの中にクロゼットにしまう前に半日から1日位風を通せるような場所を作り、帰宅したらすぐに厚手のハンガーにかけて吊るしましょう。
・ブラッシングで汚れを定着させない!
ウールや中綿アウターなどのアウター全般に効果的なケアがブラッシングです。
毛の流れに沿ってブラッシングをすることで外出中についた小さなゴミなどを取り、袖口や衿裏など肌に直接触れる部分につきやすい汚れの定着を防ぐことができます。
ダウンや中綿などのキルティングのステッチ部分にたまりがちなホコリもブラッシングでケアできます。
豚毛や馬毛のきめ細やかなものが、素材をいためず良いとされています。

参照URL:https://www.zutto.co.jp
いかがでしたでしょうか?
中綿とダウンの違い、簡単なアウターお手入れについてまとめさせて頂きました。
インナチュラルでは11/1(木)より11/18(日)まで期間限定のアウターフェアを開催致します!
Made in JapanダウンアウターブランドのLOFTLABO、英国縫製とこだわりぬいた品質のLondonTradition、ふかふかのウールボアが暖かいcoldbreaker、フランスのトゥルーズ地方のテキスタイルブランドとしてスタートしたHonneteなど、日本製からインポートまで、様々なアウターを期間中揃えて皆さまをお待ちしております。
また、期間中にアウター含めて15000円以上ご購入のお客さまには素敵なプレゼントもご用意しております。(先着順、なくなり次第終了)
本格的に寒くなる前に、ぜひお気に入りの一着を見つけにきてくださいね♡
スタッフ一同お待ちしております。