食べても、飲んでも効く薬草!

皆さんこんにちは、ガーデンプランナーの北添です。
お盆休みが終わってしまいましたね。
皆さんは、どう過ごされましたか?
川、海、山など家族や友人、カップルで出掛けた方も多くいると思います。

私は、二泊三日で親戚が住んでる静岡に行ってきました。
初日は夜に到着し親戚達と久々に会い、手作りの料理やお酒をいただき
翌日も出かける予定があったので、早々に布団に入ったのですが、
次の日、起きたら頭痛が酷く体もダルく、完全に風邪をひいていしまいました。

午後になっても起き上がれない私に、親戚のおばちゃんが「飲んだら、治るよ」とお茶を持ってきてくれました。
クズという山野草を煎じたものでした。
風邪のひき始めに飲むものらしく、飲んだら一時間後には楽になり、食欲も出て、熱も下がりました。
これは、飲んだから効果が出たのか、薬草という思い込みで治ったのかは正直分かりません。
ですが、近くに病院や薬局がない人達は山野草を薬草として使っている方が少ないですがいるらしいです。

今回は、この山野草の薬草について、いくつか紹介したいと思います。

高血圧から火傷まで!幅広く活躍する『クワ』

クワの特徴

野生のほか、蚕の飼料として栽培され、品種も多い。
落葉の高木で、高さ8〜10mになる。
葉は緑の切り込みがさまざまで、上面が無毛、下面に多少毛がある。
雌雄異株が普通だが、時に同じ株に雌花、雄花をつけることもある。
花は4〜5月ごろ、淡黄色の小花が密集して咲く。
果実は6〜7月ごろ紫黒色に熟す。

クワの薬草としての効果

・高血圧の予防・便秘

乾燥した若葉をこまかく刻み、きゅうすいに入れて熱湯をそそぎ飲む。

・疲労回復・強壮に

熟した果実500gを、グラニュー糖150gを加えたホワイトリカー1.8ℓに約1ヵ月漬けて、こしたものを飲む。

・熱湯でやけどした時に

葉を日干しにしたあと粉末にし、ごま油でねって、やけどした箇所に塗る。

歯磨きに効果的!?可愛いだけじゃない『ハコベ』

ハコベの特徴

各地によく見られる二年草。
特に春から夏にかけて盛んにはびこるが、暖かい陽だまりなどでは、真冬でも花をつけていることがある。

ハコベの薬草としての効果

・歯茎の出血・歯槽膿漏の予防

ミキサー、ジューサーなどで青汁をとり、油けのないフライパンで食塩を適当な分量加えて、よく乾燥させ、緑のハコベ塩を作る。
指先につけて歯を磨く。

・はれもの・歯痛に

新鮮な葉をつんで、柔らかくもんだものを患部にはる。

ドクだけど薬にもなる『ドクダミ』

ドクダミの特徴

全国各地によく見かける多年草。
初夏につける白い花は綺麗ですが、独特の臭いを嫌う人も多い。
薬効が多いことから十薬の別名がある。
繁殖力が旺盛なのは、地下の細長い白色根茎の分裂の他、淡褐色の微細な種子にもよる。

ドクダミの薬草としての効果

・化膿性のはれもの

新鮮な生の葉を水洗いし、遠火の火であぶり、やわらかくなったら、
はれものの大きさに折って患部に当て、絆創膏で止めておくと、膿を吸い出し、はれもひく。

・利尿・便通・高血圧予防に

乾燥した茎葉20〜30g、ハトムギの乾燥果実10gを煎じ、お茶がわりに飲む。

内にも外にも薬効あり!何でも頼れる『ビワ』

ビワの特徴

ビワの原産地は、中国と日本南部。
古く日本には「ビワを作ると早死にする」という迷信があった。
これは当時、ビワが病人のいる家で薬がわりに栽培されることが多かった為に広まった迷信で、ビワに含まれる成分がいかに薬効性の高いものであるかを証明しているとも言える。

ビワの薬草としての効果

・汗疹に

葉を約3枚分ちぎり、500㎖の水で煮出し、冷めた汁で患部を洗う。

・打ち身・捻挫に

ビワの葉約30枚を水洗いし、1㎝ほどに刻み、水けをとってから広口ビンに入れる。
そこへホワイトリカーを葉がひたひたになるまで注ぎ、2〜3週間おいてこしたものを脱脂綿に浸して患部に当てる。
その上に乾いたタオルをのせ、さらに懐炉であたためる。

・せき止め・胃腸病に

葉2枚をちぎり、400㎖の水で半量になるまで煎じ、お茶がわりに飲む。

・疲労回復・食欲増進に

果実1ℓを水洗いし、水をきりしてからホワイトリカー1.8ℓにグラニュー糖150gと漬け、2〜6ヵ月後にこしてビワ酒に。
1日3回、20㎖ずつ飲む。

良薬だから口に苦い!殺虫剤でも使える『センブリ』

センブリの特徴

全国の雑木林に野生する二年草。
日本の民間薬の代表格。
草丈は10〜20㎝くらい。
秋に出た芽が根出葉のまま冬を越し、翌年に花をつける。

センブリの薬草としての効果

・殺虫剤

ドクダミとならぶ日本特性の民間薬。
昔は医療品ではなく、ノミやシラミを殺す殺虫剤に使われていた。

・円形脱毛症・若年性脱毛症に

センブリの草を1~2本乾燥させてからお茶と同じ様にお湯で割って飲む。
粉末の場合は乾燥させたセンブリを粉にして小指の爪の半分くらいの量を1日3回飲むのが適量。

最後に

以上、山野草の薬草について、いくつか紹介しましたが、必ず守っていただきたいことがあります。
山の中には、似たような植物がたくさんいますので、誤った植物を採取しないようによく注意してください。
そして採取した植物は、使用前に必ずもう一度採取したかった植物なのか確認すること。
確認方法は画像でも動画でも何でも良いです。
複数の信頼できる情報源をもとに、絶対に確認してください。

有毒植物を誤って使用してしまうと、取りかえしのつかないことになります。

はっきりと安全な植物だと分かるまでは薬草として扱わないで下さい。

また用法・用量もよく調べ、必ず守るようにしましょう。
どんな薬効のある植物でも用法・用量を間違えれば毒になるのが薬です。

先人の知恵は、長い歴史の中で培われてきた努力の結晶とも言えます。
正しく使えば頼もしい味方ですから、失わないようにしていきたいものですね。

 

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