紫陽花の美しい色と形を活かす!プリザーブドフラワーの作り方

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。梅雨の季節に、涼しげな色彩で私たちの目を楽しませてくれる紫陽花。花盛りの季節はあっという間に過ぎてしまう印象もありますが、プリザーブドフラワーにすれば、その色や形の美しさを長く楽しむことができます。プリザーブドフラワーは、いくつかのポイントを守ればお家で気軽に作ることができます。どうすれば紫陽花を使って綺麗なプリザーブドフラワーが作れるのか、その方法をご紹介しましょう。

プリザーブドフラワーにするメリットとは?

プリザーブドフラワーとは、生花を保存加工して、長期間楽しめるようにしたものです。2~3年観賞できて、生花のように水替えなどの手間がかかることもありません。手軽に長く花を楽しみたい人にはおすすめの加工方法です。プリザーブドフラワーに向いているのは、花びらに含む水分が少なく、乾燥させやすい花です。紫陽花も花びらに含まれる水分量が少ないため、プリザーブドフラワーに適した花と言えます。また、小さな花が密集していることで立体感が出るので、見た目も華やかに仕上がるでしょう。

そして、プリザーブドフラワーの大きなメリットは、花の形をそのまま残すだけではなく、その色彩まで楽しめるという点です。ドライフラワーでは色が抜けてしまいますが、プリザーブドフラワーの場合は着色液を使って加工するので、鮮やかな色を長く楽しむことができます。

プリザーブドフラワーに向いている品種は?

プリザーブドフラワーにしやすい紫陽花ですが、品種によってその仕上がりには差があります。まず、紫陽花と言われたときに真っ先に思い浮かぶような姿の西洋アジサイは、花に含まれる水分が少なく、乾燥させやすいので、プリザーブドフラワーに加工する上で失敗が少ないのが特徴です。また、脱水不足を防ぐこともできるので、退色やカビの心配も少ないでしょう。

真っ白い花が特徴的なアナベルも、水分が少なく乾燥させやすい品種です。空気を含んだような優しい丸みのある花弁で、仕上がりも華やかになります。また、もともと花びらの色が白いので、着色したときの色が鮮やかに出やすいでしょう。花びらが小さく好きな色に加工しやすいので、プリザーブドフラワーにしたものをそのまま観賞する楽しみ方以外にも、アレンジメントに使用したり、クラフトの素材にするなど、幅広い用途に使うこともできます。

特徴的な花が人気のカシワバアジサイも、上記2つの品種と同じく乾燥させやすく、プリザーブドフラワーに適しています。花が1つ1つ独立しているような形をしているので、立体感のある姿が楽しめるでしょう。また、華やかな雰囲気のある品種なので、アレンジメントに使用してもその存在感を楽しむことができますよ。

紫陽花をプリザーブドフラワーにする方法

紫陽花のプリザーブドフラワーは、簡単な手順で作ることができます。まず、2種類の加工液と、花びらに色をつけるための染料、樹脂製の容器と軽量スプーン、ピンセット、セロファンなどを用意します。紫陽花は、みずみずしさを残した、切り立ての新鮮な状態のものがベストです。茎を残したまま1つの花房を3~4つに切り分け、準備をしておきましょう。痛んだ花弁などは、このときに取り除いておきます。準備ができたら、まず始めに、用意した容器に、花がしっかり浸る高さまで第1加工液を注ぎます。そこに花を約1日間浸し、脱色をしていきます。浸す際は、ピンセットを使い、花を揺らして空気を抜くようにするとうまくできるでしょう。次に、第2加工液を用意し、好みの色になるよう調整した染料と混ぜます。そして、今度はその中に、約5日~1週間ほど花を浸していきます。

第1加工液や第2加工液に花を浸すときは、上からセロファンなどを密着するようかぶせて隙間をなくすと、ムラなく花びらに液剤を浸透させることができるでしょう。また、加工液には、危険性のあるメチルアルコールではなく、安全なエチルアルコールを使ったものを使用することをおすすめします。加工液から取り出したあとは、花を湿度の低いところに置き、しっかりと時間をかけて乾燥させます。濡れた花びらは破れてしまいやすいので、綿棒やピンセットでていねいに扱いましょう。形を整えて乾燥させ、水分がなくなったらプリザーブドフラワーの出来上がりです。

プリザーブドフラワーはギフトにも最適

完成したプリザーブドフラワーは、そのままお部屋に飾るのも素敵ですが、大切な人への贈り物にしてみてはいかがでしょうか。庭や植木鉢で育てた紫陽花をプリザーブドフラワーにすれば、気持ちのこもったおしゃれなギフトとして喜んでもらえるかもしれません。季節の寄せ植えやインテリア雑貨を取り扱うインナチュラルでは、プリザーブドフラワーに適した多くの種類の紫陽花を取り揃えています。また、植物をさまざまな形で楽しめるワークショップも開催しているので、興味のある人はぜひご参加ください。ていねいなアドバイスとともに、植物を楽しむお手伝いをさせていただきます。

紫陽花のプリザーブドフラワーは失敗が少なく、簡単に揃う材料で手軽に挑戦できます。ぜひプリザーブドフラワーにして、その彩を長く楽しんでみてはいかがでしょうか。