グリーンネックレスの育て方・増やし方を詳しくご紹介!

グリーンネックレス

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
おしゃれなお部屋に欠かせないのが「観葉植物」ではないでしょうか。
特に、丸い葉が鈴なりになって可愛らしい見た目の「グリーンネックレス」をインテリアに取り入れる人も多いです。
飾るだけでお部屋の雰囲気を明るくしてくれるグリーンネックレスを上手に育てるために、気を付けたいポイントはたくさんあります。
グリーンネックレスの基礎知識や育て方をしっかりと理解して、植物がお部屋にある生活を楽しみましょう。

グリーンネックレスの特徴は?可愛らしい葉が人気のひみつ

グリーンネックレスは、キク科の多肉植物です。
小さくてコロコロとした葉がたくさん茂ることから「緑の鈴」という別名で呼ばれることがあります。
やさしい緑色をしたビーズが数珠つなぎになっている見た目は、たくさんの観葉植物のなかでも特に可愛らしいと人気です。
グリーンネックレスは、地面をはうように成長していき、鉢から四方八方に長いつたを広げます。
見た目にも華やかで、吊るし飾りをするのにはもってこいでしょう。
とはいえ、グリーンネックレスは、比較的乾燥に強い品種の観葉植物ですが、上手に育てるのはなかなかに難しいとされています。
なぜなら、グリーンネックレスは、日本とは気候が大きく異なるアフリカ大陸原産の植物だからです。

アフリカ大陸の植物というと、強い日差しもへっちゃらだというイメージを持たれがちではないでしょうか。
たしかに、日当たりのよい場所はグリーンネックレスの生育に適しています。
しかし、強すぎる直射日光には弱いので、その点にも注意しながら置き場所を選ぶ必要があるでしょう。
日差しがそれほど強くない季節なら、ベランダなどの屋外でも問題なく元気でいてくれます。
真夏には、たとえばレースカーテン越しのやわらかな日差しがそそぐスペースに置くなどして直射日光から守りましょう。

グリーンネックレスの育て方は?

グリーンネックレスを上手に育てるために気を付けたいポイントをご紹介しましょう。

温かいアフリカ大陸原産の植物なだけあって、グリーンネックレスは寒さにはあまり強くありません。
その成長に適した温度は10度以上だとされており、この温度を下回ると、成長が止まってしまうのです。
この、成長が止まった段階を「休眠期」と呼びます。
また、気温が3度以下になってしまうと枯れてしまうので、グリーンネックレスを育てる際は3度以上の温度を保つようにしましょう。

グリーンネックレスは乾燥に強いのですが、湿度には弱いという特徴があります。
ですので、湿度の高い梅雨などの季節に水をやりすぎてしまうと、根腐れを起こしてしまいかねません。
グリーンネックレスの水やりの目安は「土の乾き具合」です。
湿気の多い季節は、鉢の土が十分に乾いているのを確認してから水をやりましょう。
また、根腐れを防止するためにも、受け皿にたまった水はこまめに捨ててあげることが重要です。
また、水やりのペースと量は、グリーンネックレスの成長のサイクルにも合わせて決定します。

グリーンネックレスは春と秋に成長し、夏と冬は成長を止める(休眠する)というサイクルを持っているので、休眠期の夏冬にはそれほど水を必要としません。
土の乾き具合をきっちりと確認しながら、夏は3日に1回程度、冬は1週間に1回程度のペースで水をやりましょう。
ちなみに、春から夏にかけての季節は、土が乾いたらたっぷりと水をやることが大切です。
詳しくは次項で説明しますね。

また、グリーンネックレスを上手に育てるためには、土選びにも気を付けましょう。
グリーンネックレスは、水はけが良くて乾燥しやすい土を好みます。
ですので、その条件を満たす「多肉植物用」の土を用いての生育がおすすめです。

季節で異なるグリーンネックレスの管理

グリーンネックレスは、もともとアフリカの南部にあるナミビアという国が原産です。
壮大な砂漠が広がる乾燥地帯に自生する植物なので、砂地で水はけの良い場所を好みます。
グリーンネックレスは、春と秋が成長期、夏と冬は休眠期です。
気候の穏やかな季節と寒暖の激しい季節ごとに、成長期と休眠期を繰り返します。

グリーンネックレスを育てるうえで重要なのは、置き場所、温度、用土の3つです。
グリーンネックレスは風通しが良く、日当たりの良い場所を好むので、日光が入る部屋に置くと良いでしょう。
温度は10℃以下になると成長が止まり、3℃以下になると枯れてしまいます。
常に2〜3℃以上を保つことがベストです。
砂漠地帯に自生する植物なので、用土に関しては粘土質のものではなく、水はけの良い土に植えましょう。

春・秋のグリーンネックレスの管理

春と秋は成長期なので、水やりをしっかりとすることがポイントです。
土が乾いたら、たっぷりと水をあげるようにしましょう。
ただし、水のやりすぎは根腐れを起こしやすいので、受け皿に水を溜めないことが重要です。
鉢底から出てくるまでたっぷりと水をあげたら、受け皿の水は捨てましょう。
また、成長期に薄めた液体肥料か少量の緩効性肥料を与えると、きれいなグリーンになりますよ。
成長期には、白とピンクのかわいらしい花を咲かせることもあります。
ただし、花をそのままにしておくと養分を取られ、株の元気がなくなってしまうので、そんな時は茎の部分からカットすると良いでしょう。

夏のグリーンネックレスの管理

夏は休眠期なので、水はあまり必要ではありません。
土が乾いたことを確認してから2〜3日あけた後に水やりする程度で大丈夫です。
グリーンネックレスは乾燥地帯の植物なので、日本の蒸し暑い夏を好みません。
過湿状態が続くと、根腐れを起こしやすく、枯れる原因になってしまいます。
この季節は湿気に十分注意して、なるべく風通しの良い場所に置いてあげましょう。
特に、梅雨や長雨の時期は要注意です。
また、真夏の直射日光もグリーンネックレスにはあまり良くありません。
葉の色が褪せたり、株が蒸れて腐ってしまったりすることがあるので、真夏はレースのカーテン越しの場所か、半日陰の場所で管理すると良いでしょう。

冬のグリーンネックレスの管理

同じく休眠期に入っている冬は、ほとんど水を必要としません。
土が乾いたことを確認してから1〜2週間あけて、水やりをしましょう。
関東以南は冬も比較的暖かいので、外で管理しても大丈夫です。
ただし、雨が当たらない場所を選び、寒風や霜には気をつけてください。
また、先ほども紹介した通り、温度が低すぎると枯れる原因となりますので、温度管理には注意しましょう。
日光が当たるからと窓際に置くのも良いですが、夜中になると窓際は氷点下になったり、結露によって多湿状態になったりする可能性があります。
窓際に置くのは日中だけにして、夜は移動させるのがおすすめです。

グリーンネックレスを増やしてみよう

グリーンネックレスを挿し木で増やそう!

グリーンネックレスを挿し木で増やす場合、4月〜7月の間がベストシーズンとなります。
準備するものは、はさみ、サボテン・多肉植物用用土、挿し木用の鉢植えです。
はさみは雑菌や細菌がグリーンネックレスに移る恐れがあるので、必ず熱湯で消毒しておいてください。

まず、グリーンネックレスの先端を10〜15センチほどカットします。
カットしたグリーンネックレスを、サボテン・多肉植物用用土を入れた鉢の土の上に、輪っかを作るように置きましょう。
次に、グリーンネックレスの上に間隔をおいて3カ所ほど土をかぶせ、霧吹きなどでしっかり水をあげます。
あとは、用土が乾いたら定期的に霧吹きで水をあげながら、新芽が出てくるのを待つだけです。
鉢は直射日光の当たらない、明るく風通しの良い場所に置きましょう。
1〜2カ月ほどで脇芽がどんどん出てきて、半年ほどすると鉢いっぱいにグリーンネックレスが広がります。
根詰まりや株元が枯れてしまった場合も、健康な部分だけをカットして挿し木にできますよ。

水挿しで簡単に増やす方法も紹介!

グリーンネックレスは、水挿しで増やすことも可能です。
水挿しの場合も4月〜7月にすることをおすすめします。
やり方はとっても簡単。
用意するものは、熱湯消毒したはさみと水挿し用の容器のみです。

まず、挿し木の時と同じように、グリーンネックレスの先端から15〜20センチほどの長さをカットします。
葉っぱが少なくとも10個以上ついている部分を選ぶと良いでしょう。
次に、水を張った容器にカットしたグリーンネックレスを半分だけ浸けて、残りの部分は容器の外へ垂らしておきます。
あとは、直射日光の当たらない場所に置いて、水が腐らないように毎日入れ替えるだけです。
1〜2週間ほどで根が出てくるので、十分に伸びたら、サボテン・多肉植物用の用土が入った鉢に植え替えましょう。

植え替え方法やポイントは?

グリーンネックレスは、ずっと同じ鉢に入れていると水はけが悪くなって根腐れを起こしたり、土の中の栄養素が減って育ちが悪くなったりします。
そのため、いつまでも健康な状態を保つためには、定期的な植え替えが必須です。
根や葉が鉢いっぱいに育っていたり、以前に比べて土が減ってきた、蒸れていないのに外側の葉が枯れてきたと感じたりしたら、植え替えをしましょう。
できれば毎年1回は植え替えすることをおすすめします。

植え替えの時期は、3月〜4月頃が適しています。
根が痛むのを防ぐため、植え替え前は水を控えて土を乾かしておくことがポイントです。
根がたくさん張っている場合は、少しほぐしてからひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
逆に、根が張っていない場合はひと回り小さい鉢で大丈夫です。
まず、グリーンネックレスを鉢から出し、古い土を落とします。
このとき、傷んだ根や葉っぱがあれば取り除いておきましょう。
多肉植物は、すぐに植え替えてしまうと根腐れの原因になる可能性があります。
そのため、半日陰で2〜3日乾かしてから植え替えるのがおすすめです。

植え替えの際には、多肉植物に適した土を使いましょう。
通気性や排水性がよく保肥力があり、適度に保水性のあるものが最適な土といえます。
粒が細かく均等の大きさであることも重要です。
赤玉土:鹿沼土:腐葉土を3:3:4の割合で合わせると、適した土を作ることができます。
もしくは、市販でサボテン・多肉植物用の土が販売されているので、専用用土を購入しても良いでしょう。

植え替え用の鉢には鉢底ネットと鉢底石を敷いて、まずは土を3分目くらいまで入れておきます。
そこに根を植え付けて、周りに土を詰めていきましょう。
力をこめて詰めると根が傷んでしまう場合があるので、優しく詰めてください。
植え替え中に土が乾いたら少しだけ水をやり、湿らせながら株を固定していきます。
水をやると、鉢と根の間に隙間ができることがあるので、その場合は土を詰めて隙間を埋めましょう。
植え替え後は、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いてくださいね。

困った時の対処法!どんな症状がある?

グリーンネックレスを育てるうえで、トラブルもつきものです。
ここでは、起こりやすい症状と対処法をいくつか紹介します。
よくあるトラブルの一つが、葉がシワシワになるというもの。
これは、水が不足している証拠です。
水分が足りないと葉焼けを起こす可能性があります。
適切なタイミングでしっかり水やりをするようにしましょう。
シワシワになってから水を与えていると、葉が小さくなってしまうので、水やりのタイミングは重要です。
ただし、水をやりすぎると蒸れてしまい、葉が変色して腐ったようにブヨブヨになります。
蒸れた部分はカットして、風通しの良い場所に移しましょう。

葉の色が悪くなるといったトラブルもよく見られます。
これは、日当たりが悪い場所に置いていると起こる現象です。
日当たりが悪い場所に置いていると、葉の色艶が悪くなるだけでなく、節が間伸びして育ってしまい、見た目が悪くなります。
また、根っこが弱くなる原因にもなるので、明るい場所に移すと良いでしょう。
ただし、日差しが強すぎると葉焼けを起こしてしまう可能性があるので、適度に明るい場所を選んでください。

根腐れしてしまった場合、葉や茎の黒ずみや、葉がポロポロと落ちるといった現象が起こります。
根腐れは、湿気や水のやりすぎなどによるトラブルです。
水やりを控えていても、土が湿ったままの状態だと根腐れを起こしてしまうのです。
室内に置いている場合は土が乾きにくいので、水はけの良い土を使ったり、素焼きの鉢にしたりと工夫しましょう。
根腐れしてしまった場合は、元気な緑の部分をカットして挿し木にすると復活しますよ。

このほか、ハダニやアブラムシ、カイガラムシといった害虫が発生する場合もあります。
専用の薬剤で駆除して、風通しの良い場所に移しましょう。
ナメクジやバッタなどによる食害も要注意です。

アブラムシからグリーンネックレスを守るには

グリーンネックレスの大敵として知られているのが「アブラムシ」です。
アブラムシは春から秋にかけて発生しやすく、ふと気づいたらアブラムシだらけ、といった状況はめずらしくありません。
そうなってしまうと、グリーンネックレスの可愛らしさや美しさも台無しです。
そうさせないためにも、アブラムシを効果的に駆除かつ予防する方法を知っておきましょう。
手軽で即効性があるのが、専用の「薬剤」を塗布する方法です。
アブラムシが少ないうちは、セロハンテープなどにくっつけて取りのぞき、そこに忌避剤を用いることで、その後のアブラムシの増殖をある程度は防ぐことができます。

おしゃれな寄せ植えを楽しもう!

グリーンネックレスは、さまざまなアレンジでおしゃれなインテリアとして楽しめます。
なかでもおすすめなのが、ほかの多肉植物と併せた寄せ植えです。
メインとなる多肉植物を中央に置き、その周囲を囲むようにグリーンネックレスを植えて縁から垂らしてみましょう。
コロコロと愛らしい姿は、寄せ植えのアクセントになります。

寄せ植えに使う容器は、植木鉢のほかにもバスケットやブリキ缶、リース型など、さまざまなものがあります。
好みの多肉植物に合わせて、容器もアレンジしてみましょう。
寄せ植えに使う多肉植物に迷ったら、グリーンネックレスと同じ成長サイクルの多肉植物を使うと、管理もしやすくなるのでおすすめです。

グリーンネックレスの飾り方を参考に!

グリーンネックレスは、吊り下げてハンギングスタイルで楽しんだり、フェンスにプランターを取り付けて飾ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。
使う容器も鉢だけでなく、身の回りのものを使って一工夫すれば、おしゃれなインテリアに早変わり。
ちょっとしたアレンジで、部屋の中を明るく楽しくしてくれるグリーンネックレスを、インテリアの一つとして取り入れてみませんか。

グリーンネックレスがある部屋で、おしゃれな生活を楽しもう

丸く可愛らしい葉が人気のグリーンネックレスは、1つ飾るだけでお部屋全体の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれます。
温度や湿気、そして害虫などのダメージを受けないように気を配る必要はありますが、世話を頑張ったぶんだけ応えてくれるのが生きた植物の良いところです。
グリーンネックレスがすくすくと育っていけば、挿し木や水差しによって株を増やすこともできます。
先々までそうやって楽しめるというのも、グリーンネックレスを育てるメリットの1つでしょう。
グリーンネックレスを上手に育て、お部屋の雰囲気を変えるアクセントとして飾ってみてはいかがでしょうか。