モンステラは育てやすい観葉植物!増やして楽しもう

モンステラ

植物を育てるという行為は、心の安定につながるものです。
「種から芽がでた」「茎が伸びた」など、植物の変化が時に感動をよぶこともあるでしょう。
そのような心への影響を応用した園芸療法という治療法も市民権を得ています。
園芸と聞くとハードルが高く感じますが、初心者でも簡単に楽しむことができます。
そこで、観葉植物のなかでも育てやすいモンステラを紹介しましょう。

乾燥しても大丈夫!タフガイな観葉植物「モンステラ」

モンステラはブラジルやベネズエラなどの温暖な国で産まれた観葉植物です。
外見の特徴として挙げられるものに、切れ込みが入った大きな葉があります。
モンステラの葉は服のデザインなどにも頻繁に使われており、例えばハワイでよく見かけるアロハシャツなどの模様にはモンステラ柄も多くあり、南国ムードを漂わせる風合いになっています。
つる性で長い茎を持ち、大きな葉をつけるので葉っぱでできた傘のようなイメージを抱く方もいるかもしれません。

サトイモ科に分類されているモンステラは種類も多く、その数およそ20~40種類あるといわれています。
モンステラの葉は見た目にもインパクトがありますが、機能も少し変わっています。
それは、水孔とよばれる水分を排泄する器官が備わっている点です。
この機能があることで、モンステラの体内に過剰な水分がたまることを防いでいます。
水分コントロールに優れているモンステラは、乾燥に強い植物です。

気になる育て方!光と土と水への配慮

モンステラを育てるポイントとしてあげられるのは、光や水分の調節、土の質などが主なものです。
光を調節するためには場所による日当たりの違いを考慮する必要があります。
モンステラの場合、日陰でも問題なく育ちはしますが、成長速度は日当たりのよい場所で育つものに比べるといくらか劣ります。
元気のある大きなモンステラに育て上げるつもりであれば、日当たりのよい場所に置くとよいでしょう。
ただし、直射日光を浴びてしまうと葉が傷んでしまうおそれがあるため、カーテンなどで少し光を遮ることがおすすめです。

使用する土については、市販の園芸用の土に加えて排水性の高い赤玉土や鹿沼土もブレンドするとよいでしょう。
これらの土は一粒が大きいもので、その量によって通気性や排水性をコントロールできます。
また、虫よけ効果も狙って化粧砂なども使用すれば、水はけのよさと見た目のオシャレ効果もプラスされます。
モンステラは高温多湿な地域で育つ植物であり、低温に弱い性質もあります。室内で育てる場合でも気温の低下には注意しましょう。
具体的には、気温が10度を下回らない環境を作っておきましょう。

夏と冬で違う育て方!モンステラの二面性とは?

モンステラは他の観葉植物に比べて暖かい環境を好みます。
そのため、植物の成長期は夏ごろがピークになります。
成長期にある植物は水分や養分をどんどん吸収して大きく育とうとするので、水や肥料の量は増やしても大丈夫です。
そうすることで背丈の高い立派な葉を持ったモンステラに育ちやすくなります。
夏の日光で葉を傷めないように遮光することも心がけましょう。
また、葉に直接水をかけることで乾燥予防や虫よけにもなります。

モンステラには二面性があり、寒くなるといわゆる休眠期に入ります。
冬になって気温が低下すると、モンステラの成長速度は遅くなり水分などの吸収力も低下します。
「成長が遅くなった!水と栄養が足りないからだ」と勘違いして水と肥料を過剰に与えてしまうと、根腐れなどモンステラの調子を崩す原因となってしまいます。
冬の気温低下にも弱いため、冬は水や栄養よりも温度管理が重要になります。
モンステラの持つ夏と冬の顔を知っておくことで、各時期に応じた適切な対応ができるのです。

グングン育つモンステラ!根詰まり防止に欠かせない植え替え

モンステラは小さいものでも20~30センチ、大きいものだと1~2メートルもの大きさまで成長することがあります。
そうなると気をつけたいのが根詰まりです。
根詰まりとは、植物の根が育って伸びることで鉢植えが詰まってしまう現象で、これが行き過ぎてしまうと根の吸収力が低下し株の成長を邪魔してしまいます。
それを防ぐために、定期的に植え替えをする必要があります。
モンステラの植え替えは発育が盛んな時期である6・7月が適当です。
植え替えの際、根が硬く絡み合っている場合はいくらか剪定ばさみなどで切っておくと根が水分を吸収しやすくなります。

モンステラは成長が早いので、おおよそ1~2年ごとの植え替えがベターです。
茎や葉が大きくなりすぎた場合は、茎挿しや茎伏せでモンステラの新しい株を増やすのもよいでしょう。
また、成長にともない葉が増えすぎたり傷んだりしてくることもありますが、そのような場合は葉の剪定をしてモンステラの発育を妨げないようにしましょう。
剪定のポイントは、葉の付け根から切ることです。
切りすぎると逆に育ちにくくなるため、いくらか葉を残しておくことが必要です。

気分は南国!園芸ビギナーにもオススメなモンステラ

南の島を彷彿とさせるモンステラ。
乾燥に強く、さまざまな環境に適応しうる特性を持つこの観葉植物は、園芸ビギナーにとっても育てやすい植物といえます。
モンステラは部屋のインテリアとしても十分に機能します。
一株置いておくだけで、空間の雰囲気がガラッと変わることでしょう。
「ガーデニングは初めてだけど、何を育てたらいいかわからない」
「部屋に何か観葉植物を置いてオシャレにしたい」
このように考えている方は、さほど手間なく育てられるモンステラから園芸デビューをしてみてはいかがでしょうか。