観葉植物アイビーのナチュラルテイストを楽しむ暮らし

ナチュラルテイストを暮らしの中に取り入れたい人にとって、人気の観葉植物といえばアイビーです。
屋内でも屋外でも丈夫に育ってくれますし、さまざまな飾り方のバリエーションを楽しむことができます。
そこで今回は、アイビーについてより深く知りたいという人のために、アイビーの性質や育て方、飾り方のポイントを詳しく解説しましょう。

生命力が強いアイビー

アイビーは学名をヘデラといい、ウコギ科キヅタ属の植物です。
主に北アフリカやヨーロッパ、アジアで群生しています。
つる性植物で種類が多く、葉の模様も白い斑があるものやマーブル模様のものなどさまざまです。
その数は500種以上だともいわれています。

生命力があり寒い場所でも耐えられるのが特徴で、冬でも屋外で育てることができます。
そうした性質から外壁を飾る植物として使用されることも多いですが、一方でアイビーが家屋の壁に活着したまま放置すると、やがて外壁全体を覆いつくしてしまうほど繁殖します。
そうなってしまうと、取り除く際には外壁そのものを壊さなければならない場合もあるので注意が必要です。
また、アイビーは耐陰性もあるので屋内に置いても元気に育ってくれます。
そうした性質から、さまざまなアイビーを少量ずつ水挿しにしたインテリアも人気があります。

アイビーの育て方のポイントは水やり

アイビーを育てるために気をつけるべきポイントは、まず春から秋まではしっかりと水やりを行うことです。
土の表面が乾いたら、土の表面までまんべんなく水が行き渡るように、さまざまな角度から水をやります。
このとき受け皿にたまった水は必ず捨てましょう。
また、冬の間は水をやりすぎると根腐れしてしまうので、水やりは控えめにすることが大切です。
冬の間は土が乾いてから2、3日たったあとに水をやるとよいでしょう。

アイビーを育てる際には、剪定や植え替えをすることがポイントとなります。
生育のために剪定することはあまりありませんが、よく育つので見た目のバランスを整えるために剪定することが多いでしょう。
しかし、上からのぞいたときに内部の茎や葉が混み合っていたら、そのときは風通しを確保するために少し切ってあげましょう。
このとき、切る場所は葉のすぐ上の部分です。
枝が下に向かって育っていく種類の場合には逆に葉のすぐ下の部分を切り落としましょう。
植え替えは少なくても2年に一度は行いましょう。
アイビーは成長が早いため、植え替えをしないと根詰まりを起こしてしまいます。

水挿しや挿し木で上手に増やそう

アイビーを増やすには、水挿しと挿し木の2つの方法があります。
水挿しをする場合、まずは葉が数枚残るよう茎を長めにカットし、それをコップやビーカーなどの水が入った容器に挿します。
もしも葉が水につかってしまった場合には、その部分を取り除きます。
水の中に葉が残っていると、腐ってしまって水が汚れるためです。
そうして水に挿したら、あとは直射日光を避けて明るい場所に置いておけばOKです。
水はなるべく毎日取り替えるようにしましょう。
また、水挿し後に根が伸びてきたら、土に植え替えます。
水挿しのままでも問題はありませんが、ある程度成長してくると土に植え替えた方が良い状態を保てます。

挿し木をする際にも、水挿しと同じように茎を長めにカットしましょう。
目安は10~15cmくらいです。
そうしてカットした茎を、用土を入れた鉢に挿します。
鉢は半日陰となる場所で、乾燥しすぎないように注意しながら水やりをするのがポイントです。
アイビーは切っても枯れてしまうことはなく、切り口から新たに根が生えてきます。
そのため、もしももらったブーケなどにアイビーが入っていた場合には、そのまま水挿しや挿し木にしてあげると育てることができます。

屋内でも屋外でも飾れるアイビー

アイビーは屋内でも屋外でも飾ることができます。
屋内で飾る方法には、棚から垂らすという方法とフラワースタンドに飾るという方法、そしてワイヤーに絡ませる方法などがあります。
棚に飾る場合にはツタが下垂するという性質をいかし、高い場所に置くのがポイントです。
フラワースタンドに飾る場合には、背の高いフラワースタンドを選んだ方がよりアイビーの魅力が引き出せるでしょう。
つる性植物である特性を利用してワイヤーに絡ませる方法も人気があります。
好きな形のワイヤーを作り、トピアリー風にして楽しみましょう。

屋外で飾る方法としては、まずコンテナガーデンのアクセントとしての活用が挙げられます。
コンテナはどうしても輪郭部分が味気なくなってしまいますが、アイビーを植えておけば葉で隠すことができます。
ただし、アイビーは生命力が強いため、コンテナの中を占領してしまわないように間引きすることが大切です。
また、壁面緑化に利用する方法も人気です。
その場合、茎が絡んでいくのを自然に任せておくよりは、人間の手を加えていった方がきれいになります。
メンテナンスをしっかり行えば、雰囲気の良い緑のフェンスを1年中楽しむことができるでしょう。

アイビーを上手に活用しよう

アイビーには多くの種類があります。
また、その育てやすさと生命力の強さから、庭のアクセントとしてだけでなくインテリアとしても活用されています。
アイビーの魅力はなんといっても、さまざまな形で生活にナチュラルな潤いを与えてくれることだといえるでしょう。