観葉植物としても大人気!コーヒーの木に実をならせよう

コーヒーの木

コーヒーの木は育てやすく、鮮やかなグリーンの葉をもつ美しい樹形が人気の観葉植物です。
小さな木のまま枝を剪定しながら育てることもできますが、大きく育てて実をならせることもできるため、楽しみ方もいろいろです。
ここでは、コーヒーの木の育て方について、いくつかのポイントや実をならせる方法などについて紹介します。

 

コーヒーの木には魅力がいっぱい!

観葉植物としてのコーヒーの木の魅力はいろいろあります。
例えば、つやのある緑色の葉は、若葉のときには黄緑色、時間が経つにしたがって濃い緑へと変化します。
樹形も整っているため、木の大きさを調整する以外では剪定の必要がなく部屋のアクセントとして目を楽しませてくれるでしょう。
そして、知らない人も多いかもしれませんが、観葉植物のコーヒーの木の品種は、あの嗜好品として飲まれるコーヒーの実のなる木と同じ品種です。
ですから、上手に育てれば、やがてジャスミンに似た香りの5片の花びらをもつ可憐な白い花を咲かせ、実をつけることもできます。
丈夫で育てやすいという点も、初心者からベテランまで人気がある理由でしょう。
病気知らずのうえに成長が早いので、育てる楽しみも刺激してくれるコーヒーの木は観葉植物としてとてもおすすめです。

 

日当たりが好き、でも直射日光は苦手!コーヒーの木の置き場所は?

コーヒーの木は日当たりを好み、屋外、屋内の両方で育てることができます。
ただし、強い直射日光を当てると葉焼けしてしまうため、屋外なら半日陰、屋内ならレースのカーテン越しの日が当たる程度の場所がいいでしょう。
気温が高い時ほど葉焼けを起こしやすいため、夏の日中などは寒冷紗を利用したり、日陰に移したりします。

寒さにはあまり強くなく、耐寒性は10度前後です。
秋になったら気温15度を下回らないうちに室内に取り込むなどの管理が必要です。
冬には室内でも寒い窓際などの冷気の当たる場所ではなく、暖かい場所に移動するようにしましょう。
コーヒーの木は本来日当たりを好みますが、多少の耐陰性もあるので温度管理を優先します。
置き場所を変えるときには、急激な温度変化がないように徐々に慣らしながら移動するのがポイントです。

 

コーヒーの木を育てるポイントは?

用土はコバエの発生や根腐れを防ぐために、観葉植物用の土に鹿沼土や赤玉土を混ぜるなど水はけのよい土を使います。
根がよく発達して根詰まりを起こしやすいので、毎年または最低でも2年に1度は植え替えをしましょう。
植え替えは5~7月に行います。

水やりは、春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
気温が15度以下になったら、根腐れを防止するため土の表面が乾いてさらに2~3日経ってから水やりをする程度で十分です。
肥料は春から秋にかけてコーヒーの木が生育する時期にのみ、固形肥料を置き肥するか、10日に1回程度液肥を与えましょう。
室内でコバエなどが気になる場合には、有機肥料ではなく化学肥料を利用すると虫の発生を防ぐことができます。
冬場はコーヒーの木の成長が緩慢になるので肥料を与える必要はありません。

 

生育旺盛!だから剪定は思い切ってやってOK

コーヒーの木は放任でもきれいな樹形ですが、放っておくと大きくなりすぎるため、必要があれば成長期である春から秋にかけて切り戻します。
コーヒーの木は剪定に強いため、邪魔になる葉や枯れた葉は残さず、思い切って剪定してしまっても大丈夫です。
剪定することにより風通しや日当たりが良くなり、病害虫を予防する効果もあります。

花や実をつけるためにコーヒーの木を大きく育てている途中でも、剪定の際に成長点を残せば、コーヒーの木は成長が早いため木全体としての成長を阻害することはありません。
また、剪定の際に切り取った枝は、挿し木にして増やすこともできます。
4~5節を目安に切り取った枝は先端の2節を切り落とし、葉が6枚程度になるように下葉を欠き取ります。
川砂や挿し芽用の土に挿して1~2カ月ほど日陰で管理し、新芽が出たら成功です。

 

大きく育てるのがポイント!コーヒーの実をならせよう

コーヒーの木は人の背丈ほどの大きさまで成長すると花や実をつけます。
コーヒーの木は生育旺盛なため、小さな苗木から育てても6~7年で実をつけるようになるでしょう。
それまでは、成長に合わせて段階的に鉢を大きくして植え替え、春から秋には肥料を与えます。
毎年春に一回り大きな鉢に植え替え、10号くらいの鉢に収まるくらいまで育てます。
これ以上大きな鉢に植え替えると株が大きくなり過ぎ、育てにくくなるので10号程度で止めておくのがいいでしょう。
ここまで育てたら、今度はあえて植え替えをせず、肥料も与えないことで危機感を感じた木が子孫を残そうと実をならせます。
コーヒーの実は品種によって赤や黄色に色づきます。
花が咲いてから実が熟すまでには10カ月ほどかかるため、その間の色の変化なども楽しめそうですね。

コーヒーの木

 

コーヒーの木のグリーンは部屋のアクセントにぴったり!

コーヒーの木はつややかなグリーンの葉が美しく育てやすい観葉植物です。
大きく育てて実をつけさせるのも楽しみですが、小さなままでもかわいらしく部屋のアクセントにぴったりです。
温度管理さえ気をつければ、病害虫も少なく何年にもわたって私たちの目を楽しませてくれることでしょう。
部屋が殺風景で何か物足りないと感じている人は、ぜひコーヒーの木を飾ってみてはいかがでしょうか。