観葉植物ポニーテールは乾燥に強く育てやすい!注意点は?

ポニーテールという実にユニークな名前の観葉植物があります。
これは、トックリランの一種です。
ポニーテールは乾燥に強く、水やりの頻度が少なくても良い植物です。
それに加えて熱さや寒さにも強いうえ耐陰性もあるので、初心者にも育てやすい植物です。
今回は、このポニーテールについて、育て方の基本と育てるうえで注意したいことについて紹介します。

ポニーテールは水を蓄える特徴と日光を好む性質を持つ!

ポニーテールの特徴としては、まず徳利のような株に水分を蓄える性質が挙げられます。
このことからまず乾燥に強いという特徴を持っています。
初心者に向いているのはこのためで、うっかり水やりを忘れてもポニーテールなら多少は大丈夫です。

また、ポニーテールは耐陰性があり、日光があまり当たらないところでも生きることができます。
しかし、日光に全く当てなくても良いかといえばそうでもありません。
ポニーテールは日光を好む植物ですので、日当たりの良いところに置きましょう。
株がいつまでたっても膨らまない、という現象がもしも起きたら、それは日光不足の証拠です。
これはポニーテールを育てるうえで気をつけたいことのひとつです。
逆にいえば、ポニーテールはそれにさえ気をつければ水やりを多少怠っても育ってくれる観葉植物です。

種まきの適期は5~7月で、植え付けは5月~9月の暖かい時期が適しています。
また、夏の暑さや強い日差しには弱い植物なので、植え付けは猛暑日を避けて行いましょう。
ちなみに、植え付けで根がまだ出ていない場合、根が出るまでは土は常に湿った状態にしておきます。

 

ポニーテールに水のやりすぎはNG!根腐れさせない育て方のコツ

ポニーテールには、水を蓄える株があると先述しました。
このため、水やりは多少忘れても大丈夫だと述べましたが「しかしやってやり過ぎということはないだろう」と思われ、毎日かかさず水をやる人も居るかもしれません。
ですが、残念ながらそれはポニーテールにはNGです。
ポニーテールは乾燥気味に育てた方がよく育ち、水のやりすぎはかえって根腐れなどの原因になってしまいます。
水やりは、ポニーテールの葉の状態を見て慎重に行いましょう。
葉っぱが枯れて来たら水が不足しているということですので水やりの頻度を増やすと良いです。

また、ポニーテールは気温が20度以上だと生育しだし、水をよく吸収します。
逆に最低気温が20度以下なら、水をやっても吸収できないので、水やりは控えましょう。
特に冬は気温が低いので、水やりは数日おきでも大丈夫です。
水をやった後、土が乾いたのを確認してから数日後に水をやると良いでしょう。
「そんなにちょっとで大丈夫?」と思うかもしれませんが、ポニーテールは水を控えることで寒さに強くなる植物なので、全く問題ありません。
また、水をやった後は受け皿の水を捨てることを忘れずに。
これも根腐れの原因になります。

 

置き場所にもポイントがある!直射日光は避けよう!

ポニーテールの置き場所は、水やりとは反対にとても気をつけたい部分です。
まず、直射日光の場所は避けましょう。
特に真夏の日差しには弱いため、遮光ネットや寒冷紗など30%から50%の遮光物がある半日陰が良いです。

屋外で育てる場合、春から秋にかけては外で管理しても問題ありません。
ただし、先述のように夏の時期は日差しに注意しましょう。
また、気温が高いほど葉焼けを起こしやすくなるので、もし40度を越すことがあれば日陰に移すべきです。
また、冬も屋外より屋内に移した方が良いでしょう。
ポニーテールは寒さに強い植物ではありますが、耐寒温度は3度が限界です。
そのため、気温がそれ以下になることもある冬に外に出したままなのは危険といえます。
また、当然ながら霜に触れても枯れてしまうため、やはり冬は暖かい室内に入れてあげた方が良いでしょう。

屋内で育てる場合は、窓際など日光がある程度当たる場所に置きます。
この場合も、直射日光は避けることが大事です。
レースのカーテンなどを利用して守ってあげましょう。
また、屋内の場合はエアコンの風にも注意が必要です。
これが直接当たると葉が傷んでしまうため、エアコンの風が直接当たる場所は避けて置きます。

 

白い斑点がハダニの目印!病害虫から植物を守ろう

ポニーテールを屋外で育てる場合は害虫にも注意が必要です。
特に注意したいのは、ハダニ、アブラムシ、ナメクジなどです。

ハダニは0.5mmほどの小さな虫で、葉の裏側に潜んでおり、これに吸汁された箇所は白い斑点状になります。
このまま放置すると枯れてしまう危険もあるので、葉っぱに白い斑点を発見したらすぐに対処しましょう。

アブラムシは2~4mmとハダニよりは少し大きい虫です。
こちらも葉やつぼみから吸汁していることが多く、ひどい場合は植物を枯らしてしまいます。
また、アブラムシの場合はスス病などウイルス病の媒介者でもあるため、これが付くと植物に病気が発症してしまうことがあります。
こちらも、発見したらすぐに対処しましょう。

 

ポニーテールは名前の由来もユニーク!見ていて楽しい観葉植物

ポニーテールは、長い葉が馬の尻尾に似ていることからその名前がつけられました。
また、ポニーテールにはトックリランという呼び名もあります。
こちらは、株が徳利のように膨らんでいることが由来だとか。
いずれにせよ、そのユニークな形で人々を引きつけてきた観葉植物です。
このユニークな形をいかした飾り方を楽しみながら、生長を見守っていきましょう。