魔女に学ぶ植物を生活に取り入れる方法

みなさまこんにちは残暑でバテバテのGDスタッフです。

お盆も終わりインナチュラル店頭ではもうハロウィンの商品が並び始めました。

今回はハロウィンに掛けて、魔女から学ぶ植物を生活に取り入れる方法です。

 

魔女と言えば、三角帽子の老婆で謎の鍋をグツグツ煮立てている不気味な存在と

描かれる事が多くありますね。

みなさんご存知のディズニーアニメでも、白雪姫のウィック・ド・ウィッチ、リトルマーメイドの海の魔女アースラ、ラプンツェルの魔女ゴーテル、眠れる森の美女のマレフィセントなどなど挙げればキリがない程悪役として登場します。

現実世界でも中世ヨーロッパでは魔女狩りが行われた歴史もあります。

しかし、魔女とは悪者ではなく太陽や月、星や自然を愛し卓越した知識を生かして生活の中に取り入れ生きている人たちの事なのです。季節のハーブや薬草などを使い、次節の魔除けの儀式をしたりお茶を作ったり、料理に使ったり薬を作ったり。私たちの生活にも取り入れれば生活をより良いものにしてくれるはずです。

太陽のリズムで四季を楽しむ

季節の移り変わりは地球の地軸が傾いた状態で太陽の周りを1年かけて回ることで起こる変化です。この太陽がもたらす四季の移り変わりを体系付けたのが「二十四節気」です。立春を始まりとして、四季をそれぞれ6つに分けて細かく分けたものです。二十四の各節気はおよそ15日間隔です。月に2回季節が変化していくため、播種や収穫など農業や植物に関係する中で大切な目安となっていました。

季節の儀式

儀式というと古めかしく、焚き火を焚いて、歌を歌って、呪文を唱えて・・など非現実的な感じがしますが、私たちの生活の中に古くからある習慣の中には魔除けの儀式として行われているものが沢山あります。

節分・・節を分ける立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分ですが、現在では2月3日の立春前の節分だけが恒例となっていますね。季節の変わり目には悪いものが入ってきやすいとされており、それを祓うのが節分です。「豆まき→魔を滅する」「鰯の頭に柊→柊で魔を祓う」

桃の節句・・もともとは3月最初の巳の日に行われていた心身を祓い清める行事でした。桃の節句の由来も、邪気を祓い生命力のある桃を飾るようになったからと言われています。

端午の節句・・古くは薬草を採りに野に出る日とされ、摘できた菖蒲やヨモギなどの薬草で邪気を祓っていたそうです。今でも菖蒲湯に入る習慣がありますね。

夏至・・太陽の力が最も強い日であり、植物の力も強力になるとされ、魔女は薬草を摘に出かけ、太陽を讃える火祭りでその薬草をいく下と言われています。ヨモギ・カレンデュラ・セントジョーンズワートは夏至の聖なる植物で、これらを玄関に下げる事で魔除けにしたそうです。

重陽の節句(菊の節句)・・9月9日は長寿を願う節句です。もともと「9」という数は中国で陽の極みとされる縁起の良い数字の為、2つ重なるこの日は強さが転じて凶となるのを抑える行事が行われていました。現在では祝うことはなくなりました。

ハロウィン・・もともとケルト民族の大晦日にあたり、この日死者の国の扉が開いて霊が地上に戻ってくるとされ、家族に会いにくる先祖の霊とともに悪霊まで降りてくるので、それを追い払う祭りが起源とされています。日本のお盆に近いですね。ハロウィンには魔除のハーブとして使われるローズマリーを束にして飾り、邪悪なものから身を守ります。

事納めの日・・12月8日は沢山の収穫をもたらしてくれた自然に感謝を捧げる日です。そのすぐ後の13日は正月始めで、大掃除やお正月を迎える準備を始めます。

正月・・1年の始まりの日。年末には恵方から年神様を迎える準備として、依り代(神霊が依つくもの)の松やしめ縄を飾ります。御節料理には裏白を敷きます、裏白はシダの一種で、人類より古い歴史のある植物です。長寿や繁栄を表しています。

魔女の必需品ハーブ

ハーブとは?ハーブの定義って?

ハーブと言えば有名なのがラベンダー、セージ、タイム、カモミールなどですが、そもそも他の植物はハーブではないのか?そうではありません。日本原産のハーブにはしそ、ショウガ、ワサビなどがありそれぞれの地域や民族によって固有のハーブがあるそうです。

中国漢方で用いる多数の薬草や烏龍茶や杜仲茶などもハーブと言えます。雑草という名の植物はありませんが(※ブログ:雑草のハナシを参照ください)、家の周りに生えているタンポポ、スギナ、オオバコ、シバムギもハーブと言えます。ハーブは「私たち人間に暮らしに役に立つ自生植物」ということになります。魔女たちは自然の中で体に良いものや、匂いの良いものなどを見極め生活に取り入れていたのですね。

自然の処方薬ハーブティー

ハーブティーの起源は『医学の父』と言われている、古代ギリシャのヒポクラテス(前460年〜前370年頃)が、病気の治療の為にハーブを煎じて薬として処方していた事と言われています。インドやスリランカのアーユルヴェーダや中国医学でも植物を治療目的のお茶として使用してきました。植物の力で自然治癒力を高め、心と身体を癒す事が目的と言えますね。

ハーブティーの効果

一般にハーブティーには以下の効能があると言われています。

  • 抗酸化作用
  • 抗糖化
  • 自己免疫力の維持・向上
  • リラックス効果
  • リフレッシュ効果
  • 代謝促進
  • ファイトケミカルの摂取

それぞれに必要な効果を選びその効能にあったハーブを調合すればオリジナルのハーブティーを作る事ができます。ストレス社会に生きていると言われる我々現代人にはうってつけですね!!

今回は魔女に学ぶ・・としましたが、魔女とは魔法を使うわけではなく、自然を大切にし、神々に感謝し、儀式を通して恩恵を受け、植物を使って薬や儀式を行う人の事をいうという事がわかりましたね。私たち植物を扱う仕事をする人間も魔女と言えるのではないでしょうか?

 

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