季節の匂い

皆様こんにちは。GDスタッフです。

7月の1ヶ月で夏が終わったのでは?と思うほど暑かったですね。
植栽で1日外作業をしていると、こんなに出るのか!?というくらい汗が出ます。
人間って水分で出来ているんですね。

 

さて、今回は「季節の匂い」についてです。
皆さんは季節の匂いを感じることがありますか?

私は田舎育ちな為、確実に季節の匂いはあると思います。

季節の匂いとは一体なんなのか?本当に匂っているのか?それとも匂っている気がするだけなのか?それをシェアしたいと思います。

 

雨の匂い

雨が降ると独特の匂いがしますよね。あの匂いって何でしょうか?

そもそも雨そのものは基本的にただの水なので、匂いはありません。また、「雨の匂い」もしばらく降り続くと消えてしまいます。ではその正体は?

「ジオスミン」(gosmin)なのだそうです。「大地」(geo)+「匂い」(smell)から名付けられた化合物です。この化合物は地中に棲んでいるいる細菌類が作っている化合物で、雨が降ると土中から叩き出されて舞い上がり、あの匂いがするのだそうです。しばらく降るとジオスミンは洗い流され匂いは消えます。

なので、雨の匂いはある!のです。

 

春の匂い

耐え忍ぶ冬を過ぎると、なんだか春のにおいが・・なんて感じますね。
春のにおいには甘い香りの梅や桃、桜、またスパイシーな松のにおいと言われています。春は芽吹きの時期ですのでたくさんの植物が一斉に活動し始めます。

また、春の陽射しで土が温められ大気の濃度が上がってくる事で、人間の私たちにも感じる事ができる様です。

 

夏の匂い

初夏の匂いはよく感じる事ができます。初夏になると田んぼの田植えの準備が始まります。その為、しろかきや畔塗りなどで土の匂いが立ちます。

また、新緑の時期でもありますので、花のにおいというよりは爽やかな緑のにおいがする気がしますね。

夏が近づくとおのずと気温が上がり、空気の湿度が上がります。
その為、夏の匂いは気温上昇によって温められた水分が様々ものから蒸発することによって感じることができるのですね。

夏本番になれば「蚊取り線香の匂い」や「カブトムシ用のスイカの匂い」を嗅ぐと日本の夏!と感じますね、それも私たちが子供の頃から慣れ親しんできたにおいだからこそ感じられる季節なのですね。

 

秋の匂い

秋の匂いといえば、やはり金木犀ですね。

あの甘い香りが漂ってくると、あー秋だな・・と実感できますね。
私は挽夏に稲刈りがある地域の出身なので、刈った後の稲のにおいがすると、もう秋だな・・と感じます。また、秋は紅葉の時期でもありますので、気温が下がってくると落葉樹は冬の準備に入る為、葉の中で光合成を活発にし栄養を蓄えてから葉を落とします。葉の根元はコルク質の断層と言う組織が作られ葉が落ちますので、そこから秋の香りが立つとも言われます。秋の香りはスモーキーな香りと表現される事が多いですね。

冬の匂い

冬は基本的に無臭と言われています。

木々は眠りに入り、雪が降ったり、水に氷が張ったり、自然界の活動も一旦お休みします。大気も乾燥し、濃度が薄くなります。その無臭こそが冬の香りですね!深い実に深い!気温が下がってくると五感で冬だなと感じますが、そこに匂いはありません。しかし、湧き水の様な澄んだ匂いが確かにしている様に感じます。ではそもそも匂いとはなんぞや?となりますね。

ヒトが感じる匂いとは?

鼻から匂い物質が入ると、匂い物質は鼻腔最上部の嗅上皮と呼ばれる特別な粘膜に溶け込み感知されます。すると、嗅上皮にある嗅細胞が電気辛抱を発生、電気信号が嗅神経、嗅球、脳(大脳辺縁系)へと伝達しにおい感覚が起きると言われています。嗅上皮の粘膜層に広がっている嗅毛には、匂いをキャッチする嗅覚受容体(匂いセンサー)があります。
一つの匂い分子に対して幾つかの嗅覚受容体が、鍵と鍵穴が合う様に反応しにおいを感知します。

また、匂いの濃度が変わると反応する嗅覚受容体の組み合わせが変わるので、違うにおいとして認識するそう。
ヒトは約400種類の嗅覚受容体を持つと言われています。その組み合わせは無限にあり、その為数十万種類あると言われる匂い物質を嗅ぎ分ける事ができるそうです。

 

季節の匂いとは

その季節の植物の息吹や人の営み、また気温の変化による大気の濃度など様々な匂いからヒトは本能で季節を認識して、季節の匂いを感じている訳ですね!
都会化が進んでいる昨今では、自然の匂いを季節の匂いとして感じることは難しくなってきているかもしれませんが、新たな匂い認識として焼けるアスファルトの匂いや夕立の匂いや花粉の匂いなどで都会でも空気の濃度によって感じることは出来るのですね!

 

季節の匂いを潜在的に感じることが出来るのは日本ならではなのでしょうか?

私たちの国、日本には「四季」がはっきり存在します。一部では季節は6つに分かれるとも言われています。

春・梅雨・夏・秋雨・秋・冬です。赤道近くの国では1年中夏ですし、地球の両極端では1年中冬です。日本の緯度に近い国々にも四季はありますが、日本の様に気候変化が様々な国は稀です。そんな日本に住んでいるからこそ季節を匂いで感じる事が出来るのですね。

日本は北海道から沖縄まで南北に長い列島です。その為、地域によって季節の匂いは違うのかもしれませんね。

様々な地域の人に「あなたの住んでいる地域で季節の匂いってどんな匂い?」と聞くと地域によってたくさんの意見があると思います。
そんな質問をしてみるのも楽しいですね!

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